コルサの毎日がヒルクライム

2013年10月

古典ロード走行会の告知などで、ずいぶん間があいてしまいました、
この「自転車アクセサリー、グッズ 」を取り上げるシリーズ。
今回は「古典ロードの流れ」?で考えて選びました。

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「MCKINLEY」の文字が入った帆布製(はんぷせい)の小型バックです。
多分、70年代後半くらいに発売された物だったと思います。

材質は厚手のしっかりした帆布製(はんぷせい)の小型バックです。
これはチューブラタイヤを入れてロードレーサーのサドル下に取り付けるバック、
いわゆる「チューブラバック」と呼ばれていたものです。

続いて「MCKINLEY」を、ご説明しましょう。
「MCKINLEY」は大阪の問屋さんで日本製の部品用品から海外の完成車、部品などを
輸入卸したりしていた「みどり製作所」さんのブランドです。
同社には「ツアー メイト」というブランドもありフロントバック、サドルバックから
キャンピング用のサイドバックまでオリジナル商品を販売していました。
(その他、各種の用品、部品も卸、販売)

それなのに、今回取り上げたバックがツアーメイトではなくマッキンレーになっている
理由はなぜでしょう。



※10月28日 追記
(下記、マッキンレーブランドについての文章に間違いがありました)
コメント欄にsan*ou4*1*さんから、ご指摘をいただき慌てて埋もれていた
資料を探し出してみました。
(記事を書いていたときは資料を見失っていた)
すると、ご指摘どおりキャンピング用のサイドバックまでマッキンレーブランドが有り
マッキンレーブランドがロード系という使い分けではないことが判明しました。
これはツアーメイトからマッキンレーに移行したものがあったのか?
それともブランド使い分けに何らかの理由があったのか・・・
いずれにしても、下記のマッキンレーとツアーメイトの使い分けは正しくないことが
判明しました。
あえて原文は残しますが、ここに、お詫びします。
また、ご指摘いただいた


ツアーメイトというブランドとマッキンレーブランドですが私が考えるに・・・
マッキンレーブランドのロード完成車、フレーム、
(下請けで製作、自社のブランド名を入れたものでしょう)
ロード用の用品などが販売されていた記憶がありますから
ロード系の物にはマッキンレー、サイクリング系の物にはツアーメイトのブランドを
使い分けていたのではないかと私は考えています。
※この部分は間違いのようです。上の追記をご覧ください。

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側面はこんな感じ、かなりの厚みがあります。
中央部には、間仕切りが入っており2室に別れています。
そう、これは2本のチューブラタイヤを入れることが出来るようになっているのです。
(他社にはチューブラタイヤ1本用もあった)
もちろん、チューブラだけではなく工具などちょっとした物を入れておくのにも便利でしょう。

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裏面は、こんな感じに作られています。
上部には革とリベットを使って補強されており、とても丁寧に、しっかり丈夫に
作られていることがわかります。
この辺りはツーリング用の上質なバックの流れを汲むものでしょう。
(この製品に限らず当時はミリタリールック調の影響も強かったのかなぁ)
まあ、もうちょっと後の時代以降ならロード用品と言うことで帆布など使わず
ナイロン系の薄手の生地で軽量、シンプルに作るのでしょうけど。
(しかし時代はチューブラからクリンチャーに変わってしまった)

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フラップをあけると、こんな感じになっています。フラップはゴムひもで簡単に
開閉が出来るようになっていますが、内部はしっかりしたベルトで固定していることを
考えると、ゴムひもでふたを開けても、このベルトを緩めないと内部の物を
取り出すことは出来ません。
もちろん、スペアタイヤという性格上、頻繁な出し入れは考慮しなくても
良いのですから気にしなくても良いことかもしれませんが。
ただ、このベルトが使いにくく、これはトウストラップ(ペダル用の)で固定する形式の
方が簡単確実で良かったのではないかなぁ、と思います。
(デザインの統一性、コストの面はわかりませんが)
同時代に販売されていた犬印のものは、ふたの押さえもトウストラップを通しサドルへの
固定も同じ一本のストラップで取り付けられるようになっていました。

※私の間違い、お気づきの点など、御座いましたらコメントなどで遠慮なくご指摘ください。

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10月20日はクラシックカーフェスタIN尾張旭2013でした。
(愛知県尾張旭市)
ところが今年はあいにくの大雨・・・
幸い、自転車展示は屋根付のステージを提供していただいたので予定通り、
集合、展示することが出来ました。

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今回、初お目見え、三菱 十字号!!
十字号は戦後、航空機の製造をGHQに禁止された三菱重工が戦中の
航空機用アルミ材(ジュラルミン、1型は一部マグネシウム合金も使用)などを使用して
製作販売したという自転車。
大きく3タイプがあり、これはフロントフォークがチューブ構造になったⅡ型(昭和23~24年頃販売)
画像では、わかりにくいのですがⅡ型はフライパン?テニスラケット?とも呼ばれる形状の
一体プレスの二台が特徴かつ人気?
意外にも十字号は数多く生産されシリーズ累計で3万1千台もの数が販売されたということです。
更に意外にも十字号は(Dujee Cycle)として輸出もされたとのこと。

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4輪車両展示は、もちろん、屋外。
この大雨の中、参加者はエントリー数の約半分くらい。
さびしい・・・・
モーターサイクルは、さすがに、ほとんど姿を見せず。
(ほんの一部、1ボックス車などに積まれてやって来ました)
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そんな天候の中でも貴重なクルマが何台も集まりました。

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「好きな歯数を自由に組み合わせて、ひとつ1000円!」
という太っ腹な企画が!行われるはずもなく(笑)
これは公式展示ではなく控え室の様子。

自転車関係者は控え室を使わせていただいたので、
たっぷりミーティングが出来ました。

秋の古典ロード走行会を13日に行いました。
今回の古典ロード走行会は豊橋市、南西部に集合し田原市の蔵王山の麓を
一回りしたあと、蔵王山頂上に登ると言うプランでした。

まず先に「オチ(失態)」をご報告してしまいましょう。
まあ最初の失態は、秋晴れ、行楽シーズンの連休ということで「ある程度予測」していたこと。
予定していた食事処、2ヶ所とも10人の参加者が一度に入れなかったのです。
結局、田原の道の駅、めっくんはうすで小グループに分かれて分散して食事をとると言う
ことになってしまいました。
(まあ、でも、これは小失態?と言うことで・笑)

そして大失態の方はと言うと・・・・
この日の古典ロードのメインイベント?になるはずだった蔵王山ヒルクライム。

この日の為にギヤ比を見直してきたと言う方もいたというのに・・・
雲ひとつない絶好の天気で素晴らしい景色が眺められるはずだったのに・・・
そして私は25年ぶりに自己ベストタイムを叩き出す!つもりだったのに・・・
(それは、どう考えてもないなぁ)

昼食を済ませ、いよいよ南側の登り口へ・・・
「あれ、ガードマンが何人も」、「工事?」と思って近づいていくと
「蔵王山展望まつり」なる文字が目に入る!
どうやら祭りの為、南口は通行規制中。
「自転車も駄目?」と聞くと無常にも駄目とのこと(汗)
それなら「東口は?」と聞くと何とそちらも「本日、終日規制中」とのこと(泣)

「ようするに今日のコースの最大のポイント、蔵王山へ自転車では登れないと言うこと」(絶句!)
(祭りのこの日、頂上展望台にはシャトルバスか歩いて登るしか手がない)
この登りの為、途中のコースでも大人しく体力を温存してきたのに(笑)

ということで古典ロード走行会 「蔵王山ステージは次回以降に持ち越し」になったのでした(爆)

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ゴール後の記念撮影。西日がきつい。
本日の参加者はエントリー11人でしたが仕事の為、参加できなくなったデモ鳥さんを
除く10人でした。
(皆さん、お疲れ様でした。)
(やま23さんは夕方用事があり途中で別れ写っていません。すみません)

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田原市白谷漁港で大戦中と物と思われる飛行機のエンジンを囲んで。

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kidさんによると9発×並列=18気筒は対戦中の海軍機にはなく陸軍機か
米軍機の可能性も有りとのこと。
(愛知県近辺には戦中、空襲を受けた都市は多く撃墜された米軍爆撃機もあり)

※このエンジン、プロペラに対しコメント欄に kid2008kidさんから補足説明を
 いただいています。 ご参照ください。

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田原市 籠池古墳見学。
6世紀後半の円墳。

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天井石は失われているものの、そのおかげで石室内部を見ることが出来ます。
(過去に画像をアップしています)

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そして、登ることが出来なかった蔵王山(笑)

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蔵王山に登れず、麓の隠れ家的?喫茶店にて臨時ミーティング(休憩)の為、
並ぶ参加者のロードレーサーたち。

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本日の参加車両で一番台数の多かったのは、なんとデローザ!!
なぜか顔出しを拒む?オーナー3人。

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田原市に、かつてあったセメント工場の遺構。
明治時代の物で100年以上経っているという徳利窯(とっくりがま)
(蔵王山の西部では現在でも石灰岩を採掘しており、これを原料にセメントを作っていた)

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本日、コルサが乗った70年代初期?と思われる片倉シルク。
(強烈な西日のせいでまるで夜の様な画像)
フレームは豊田市の某氏からの、頂き物・・・じゃなくて借り物。
関西風に言えば?このまま「借りパチ」と言う手も(笑)

※次回の古典ロード走行会は2014年春に予定します。

いよいよ、古典ロード走行会がせまってまいりました。
天気も心配なさそうですね。

さて、当日の連絡先です。

→ 削除ずみ

万一、「急に参加できなくなった」、「集合時間に遅れそう」
などの際には、こちらに、ご連絡ください。


古典ロード走行会の集合地点などは、こちらです。

http://blogs.yahoo.co.jp/corsa2003sp/40360227.html


↓参加表明いただいた方
,燭ちゃん
田爺さん
デモ鳥さん
いわらざえもんさん
イ韻辰燭気
β膩猫さん
Г后爾気
┐笋泯横海気
kidさん
マ・ハロさん
事務局 コルサ

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英国のオープンスポーツには、つらい酷暑も、やっとすぎ、
気持ちの良いシーズンになってきましたが・・・
うちのクルマ(ケーターハム スーパーセブン)は、こんなスタイルなので、
なかなか乗る機会がありません。
それでもと、先日、時間を作って少し整備することにしました。
とりあえずジャッキアップして・・・

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とは言っても、やることは、たいしたことは出来ません。
ダンボールをひいて下にもぐってオイル交換+@程度(笑)

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うちのスーパーセブンはロータスツインカムエンジンなんですが・・・
プラグは日本でも珍しくはない20.8ミリ、ドレンプラグは、
ちょっと珍しい?22.0ミリサイズ。

ほかにウェーバーキャブを少しいじり、ワイヤー類を調整して、・・・
う~ん、サスペンションブッシュ類がへたってきたし、ひび割れも増えたなぁ。

とりあえず、少しだけでもテストドライブ。
何度か書いたけどアブソーバーも、もう、完全に寿命をすぎて久しいし(笑)
今度こそ、何とかしたいなぁ。

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