先回、ご報告した花丸峠、その東には仏坂峠があります。
(今回の記事は、先日ご報告した花丸峠の帰りに探索したものです)
画像は仏坂峠のトンネル西側になりますが古道(仏坂峠)は、もちろん、
山を越えていました。
現在、東海自然歩道が尾根伝いに、ここ仏坂峠まで通っているのですが
峠からは、このトンネル西側に降りてくるルートになっています。
(これが仏坂峠の旧道西側)
この古道の峠、かつては荷を背負った馬がたびたび転落する危険なルートで
現在は(画像の右側に)階段で降りてくるようになっています。
ただ以前から疑問なのは仏峠から東に下るルート。
記憶では東海自然歩道の「仏坂峠」地点にも西に下る道はあっても東に下る
ルートは痕跡も感じられませんでした。
これは仏坂峠のトンネルを東側から見たところ。
この画像ではトンネルから尾根までは、ほんのわずかしかないように見えます。
(1、2枚目とも実際より更に画像の方が近く感じると思います)
「これなら迷っても簡単に行けるんじゃないの?」
と思うほど、甘ちゃんではありません。
今までそう思って山に分け入り何度痛い目を見たことか(笑)
と思うほど、甘ちゃんではありません。
今までそう思って山に分け入り何度痛い目を見たことか(笑)
トンネルの東側入り口から少し手前に道があることは以前から
気が付いていました。
その奥はどうなっているのか、今回探索してみます。
(ただし、冬の日暮れは早いので行動時間は1時間と決めて)
おっと、沢があり橋がかかっています。これは古道(旧峠道)の痕跡か?
ただ、橋はこんな様子。
自転車はここに置き歩いていくことにします。
歩きでもこの橋は危ないので沢に下りて歩いて越えることにします。
橋から右手と左手と両方向に、古道の「におい」が感じられました。
まずは右手方向に。
(ここが道の跡と思う方がおかしい???)
すぐに道の痕跡は消えうせてしまいました。
尾根はすぐそこに見えますが・・・
古道の痕跡は感じられなくなってしまったので、こちらは断念。
橋の近くまで戻って、こんな所を登っていきます。
(ここは結果的に古道ではないと思う。本来は最後の画像の方が古道ではないかと)
すると沢に沿って溝状の地形が。
これは人馬が通ることによって削られた古道の痕跡ではないのか?
しかし、まもなく、こちらのルートも、この有様。
それでも尾根までは、もうほんのわずかに見えます。
古道の痕跡はないものの尾根まで行ってみたい衝動に駆られますが・・・
東海自然歩道を歩くハイカーの姿か声が聞こえたら、この先にアッタクしたのでしょうが(笑)
東海自然歩道の難所区間?を真冬の夕方近くに、歩く人などいるわけもありません。
(もともと、前方の尾根が東海自然歩道かどうかも確かではありません)
単独と言うこともあり、本日はこれで断念。
下っていくと最初の橋からは少し方向が外れた方向に道らしき痕跡がのびていました。
(先ほどの橋は古道の痕跡ではないのかもしれません)
この道を辿っていくと・・・2枚目の画像のトンネルの上部に出て道は途切れていました。
トンネル工事の段階で峠からの古道は失われたのでしょうか。
はじめ(1、2枚目の画像)の、あの橋は林業関係者が古道とは関係なしに
造った物だったのかもしれません。
案外、東海自然歩道を西側から登って仏坂峠を再度、探索したら意外に
簡単に古道の痕跡が見つかったりして?(笑)