大和の古道、柳生街道(滝坂道)を登ってきました。
ここからは若草山に向かいます。
ここからは若草山に向かいます。
ちなみに今回、走った区間の周辺には東大寺から登ってくる春日奥山ハイウェイ
そして高円山ハイウェイがありますが(若草山に至る自転車、歩行者共有区間を除いて)
自転車通行禁止ですからサイクリングプランを立てる時には注意してください。
そして高円山ハイウェイがありますが(若草山に至る自転車、歩行者共有区間を除いて)
自転車通行禁止ですからサイクリングプランを立てる時には注意してください。
山に向かう道は未舗装ですが凹凸、轍もほとんどなくミニベロでも大丈夫。
MTBではなくともランドナーなら十分楽しめるでしょう。
いったん下って登りつめると人気スポット、若草山。
奈良の街並みが一望できます。
ただ、私がミニベロで未舗装路を苦労して?登ってきたのは若草山から
景色を眺めるだけが目的ではありません(笑)
目的は鶯塚古墳を見ること。
鶯塚の名前は清少納言の枕草子に記されている「うぐいすの陵」に
ちなんでいるとのこと。
東大寺の背後にあり奈良の街を一望する若草山の頂上と言う好立地?に古墳を
作ることが出来るのは只者ではないはず。
誰が葬られているのでしょうか・・・
若草山にもシカがいっぱい。
今の時期は毛が生え変わるのか毛並みはこのシカに限らず、
あまりきれいではありませんでした。
ミニベロ+ブルックス革サドルと言う組み合わせで乗り心地が良くないものの
なんとか楽しめる未舗装路で次の目的地に向かいます。
(ハイカー、観光の車も通るので安全運転に注意)
東大寺や春日大社の裏手に続く春日山原始林なのに、なぜか、その名も地獄谷国有林!
帰ってから調べてみると・・・
「室町時代には流行り病があり感染を恐れ病人を深い谷に捨てた」
「その様子が地獄のようだと地獄谷と呼ぶようになった」
その山中にあるのが春日山石窟仏(かすがやませっくつぶつ)
東大寺大仏殿を建てる際に石材を掘った崖に掘られているとのこと。
山中に、このような覆い屋が作られ金網越しに見ます。
東大寺大仏殿を建てる際に石材を掘った崖に掘られているとのこと。
山中に、このような覆い屋が作られ金網越しに見ます。
地蔵菩薩、大日如来、阿弥陀如来など合計18の石仏があるとされています。
もともと凝灰岩質の柔らかい石であること、
平安時代(1155年を表す年号が彫られている)の古い彫刻ということで風化が激しく、
おいたわしい姿の仏像もあります。
帰路の体力が不安になってきたので残念ながらあきらめます(笑)
柳生街道、石切り峠・・・
本来の柳生街道、石切り峠は、この画像の右手から上がってきて奥に抜ける
道かもしれません。
石切り峠と言えば有名な峠の茶屋ですが・・・
今日は既に閉まっていました。
この茶屋の歴史は古く柳生街道を往来する武芸者が代金代わりに置いて
行ったという槍や刀があるそうで草餅が名物。
楽しみにしていただけに残念でした・・・
柳生の里まで、ここからも柳生街道は続きますが自分は、ここまで。
柳生街道から離れます。
(柳生街道をたどれば見どころがたくさんあるのですが)
柳生街道から離れます。
(柳生街道をたどれば見どころがたくさんあるのですが)
石切り峠から柳生街道を離れ山里を進むと光仁天皇、田原東陵。
さて、あとは水間峠の旧道を超えて針テラスまで帰るだけ、でも峠の旧道が大変そう・・・
と思っていたら「とても残念ながら 峠の旧道入口は通行禁止」仕方なく
トンネルの新しい水間峠(水間トンネル)を越えて車まで戻ることにしました。
(いつもは通行禁止の看板も、なぜか見落とす???ことが多いのですが)
これで、旧道の 峠を登っていたら・・・