コルサの毎日がヒルクライム

2014年09月

先日、当ブログでも試乗記を書いた軽規格のセブンが発売されたせいか
最近、スーパーセブンの周辺が、また少しにぎやかになってきました。
それを受けてでしょう、カーマガジン誌の2014年9月号の巻頭特集は
「スーパーセブンがあるじゃないか」
と言うタイトルでした。
その他でも多くの自動車雑誌が軽のセブン160を取り上げていました。


今までも何度かブログで取り上げているので、ご存知の方もお見えになると思いますが
うちにもスーパーセブンが住んでいます。

そのセブンも・・・改めて数えてみるとずいぶん歳?を取っています。
購入直後のように磨いたり手を入れたり、あまりしていないし
何よりも、ほとんど乗れていません。
そのせいか見てくれも,かなり、くたびれてきています。

イメージ 1

そもそも、うちのスーパーセブンは1989年ケーターハム社の下請け、アーチモーターで
フレームが作られケーターハム社からパーツキットで出荷。
(フレームに年式刻印有)

英国国内のガレージで、そのキットにリビルトしたロータスツインカムエンジンなどを
組み合わせ完成車に。
(したがってケーターハム社で完成車になったわけではない)

そして日本に輸入され販売(当時の広告を見ると500万円!?)、初代オーナーが
車検を取得したのが1992年でした。

初代オーナーは仕事が忙しかったようで、あまり乗られず(3000マイル+程度)、
それを中古で私が購入したのが1999年7月でした。

日本でいう年式は1992年式となりますがフレーム製造年は先にも書いた通り1989年です。
フレーム製造年1989年から数えると・・・すでに車齢25年,四半世紀も経っていたのでした。
もともと、大メーカーの品質で作られたのではないクルマ、ずっとガレージ保管で
雨の日はほとんど経験したことがなくても劣化が進んでも当たり前の
年月が経っていたのでした。

イメージ 2

軽量スポーツカーに興味があるクルマ好きなら、きっと気になる?でも、
あまりの格好にお金があっても買う勇気のわかない人が多いであろうスーパーセブン。

それが「若気の至り」(購入時,すでに若くもなかったが)とはいえ、
今もうちのガレージにあって何とか維持している。

この幸運?に感謝してスーパーセブンに手を入れることにしました。
とは言ってもお金はない・・・
とりあえず磨くことから始めましょう(笑)と言うのが今回の画像。

これからも不定期ですがセブンのクリーンアップ作戦?の様子をアップしていきます。

前回、ご紹介したマグ ライトホルダー。

今回は、そのマグライトホルダーを使いやすくした改造のお話。
とは言っても、大したことではないのですが(笑)
でも、とても使いやすくなりますので、ご紹介。

イメージ 1

前回、ご紹介したマグライト+マグライトホルダー。

イメージ 2

この画像は・・・
中央がライトを固定するネジ。
そして左が、すでに改造済みのステンレス製ウイングナット(蝶ネジ)
これは特別なものではなくホームセンターで簡単に手に入ります。
サイズは5ミリ×20ミリ。
そして右側は、スペーサーとして使用したブレーキの隠し止め用ネジ。

イメージ 3

ブレーキ隠し止め用ネジを適当なところでカットします。
短すぎるとネジがライトホルダーに当たって傷をつけてしまいます。
また長すぎると5ミリ×20ミリのネジの有効長が短くなってしまいホルダーのネジを
傷める可能性があります。

イメージ 4

カットしたウイングナットに自作したスペーサーを通しライトを固定するようにします。
こうしておけば自転車から離れてライトを使う時に工具もいらず簡単に着脱できます。
なお、ブレーキ隠し止めナット改造スペーサーのネジは6ミリ径なので5ミリ径の
ウイングナットから、うっかり脱落してしまう心配があります。
(ライトの着脱は緩めるだけでOKなので本来は、なくす心配は、ほとんどないのですが)

自分の場合は念の為、5ミリネジの上からシールテープを巻きその上からスペーサーを
ねじ込んで万一の脱落を防止しています。
まあ、普通のテープでもよいでしょうし(少しやりにくいかも)ボンドなどで
接着してしまうという手もあるでしょう。
(シールテープ・ガス漏れ防止にガス管の接続部などに巻く密着性の高いテープ)

今回はマグ ライトホルダー。
マグライト(MAG LITE)はアメリカの有名なライトメーカー。
航空機に使われるエアークラフトアルミを削り出しヘビーデューティなライトを
作っています。


今回は、MAG社の中でも、もっとも一般的ではないかと思われる
「ミニマグライトAA」用の自転車ハンドル用のホルダーです。


そうそう、ミニマグライトAAが,もっとも一般的では?と書きましたが・・・
これは古いタイプで現在ではLED化された「ミニマグライト 2nd LED 2AA」が
一般的なモデルかもしれません。

イメージ 1

今回ご紹介するのが、これ。
マグライトホルダーです。
サンプルは1990年代のものですが、現在も同形の物が販売されています。
ちなみに1990年後半頃の販売価格は3500円でしたが現在は2900円(税別)で手に入るようです。

イメージ 2

ライトが気持ち良く、ぴったり入るように精度良く仕上げられています。
上部に割が入っており側面のネジを締めると固定される仕組み。

イメージ 3

イメージ 4

側面には「USA」の文字。
アメリカ製でアルミ合金から削り出しで作られています。
その作りは「モノマニア?」なら手に入れたくなるでしょう?(笑)
明るさや使い勝手では、もっと良い製品もあるでしょうがシンプルで質実剛健な製品と
ブランドイメージ等々から言ってこだわりの自転車には、ぴったりかもしれません?
(以前、知人の古いモールトンに付いていたのを見ましたが素敵でした)

もう片面には「dkg?」または「okg?」と読み取れる文字があります。
これは自分の推測ですが・・・
ライトホルダーはMAG社の製品ではなく社外品のようです。
(かつて他にもマグライト用アクセサリーを作っている会社がいろいろあった)
輸入元(A&F「(株エイアンドエフ)」)のカタログを見てもMAG社の製品とは
別ページで「A&F LIGHT ACCESSORY」として紹介されているからです。

イメージ 5

イメージ 6

マグライトとマグライトホルダー。
そして
マグライトをマグライトホルダーにセットしたところ。

イメージ 7

ちなみに適応ハンドルバー外径は現在も25.4ミリになっています。
現在のカタログにはシルバーしか載っていませんが、
かつてはシルバーの他にブラックもありました。
(画像は日東ユニバーシアード105 中央部にセットしてみたところ)

「いよいよ降り出すのか?」
と覚悟して飯田峠から大平宿へ下り始めたら・・・
「あれっ、日が差してきた」
日頃の行いが良いせいでしょうか?(笑)
まだまだ、ついています。
(飯田峠の手前では降られなかったものの少し前に降ったと思われる雨で濡れていた)


イメージ 1

イメージ 2

飯田峠から3キロほど下ると大平宿。
かつては飯田と妻籠、馬籠を結ぶ険しい山道の大平街道のオアシス?
であった集落です。
しかし国道256号線(清内路峠)が整備されてからは、さびれてしまい数十年前に
住む人がなくなってしまった集落です。
ただ、少し前から有志により古民家を再生、借り受けて宿泊することも可能なようです。

イメージ 3

今回は、こちらで、おそば、五平餅をいただくことが出来ました。
ただ、常に営業しているとは限りません。
この街道を通られる際は,ある程度の食料、飲み物、持参が無難です。
(県道8号線、大平街道区間で食事が出来るのは、ここと後半出てくる木曽見茶屋のみ。
飲み物の自販機も、ほとんど見当たらない)

イメージ 4

大平集落から西へ山道を登り大平峠(1350m)
この峠のトンネル、もともとどういった地形だったのかはわかりませんが
切通しにしてしまってもいいんじゃないかなぁ?と言った感じです。
積雪時のシェード代わりなんでしょうか?
ちなみに大平峠は木曽峠とも呼ばれます。

イメージ 5

大平峠から少し下ると木曽見茶屋があります。
コーヒーをいただき休憩することにしました。
ここでは、おそば,おでんなどをいただくこともできます。

イメージ 6

イメージ 7

こじんまりとしていますが店内からの景色も良いし、おかみさんも気さくな方で、
おすすめです。
(ただし常に営業しているとは限りませんので注意)


ここまでも、いつ雨が降ってもおかしくない雰囲気でしたが幸いまだ雨には
降られていません。
ただ、少し前にこの辺りは雨が降っていたようで濡れた路面と落ち葉,
荒れた路面に注意しながら下ります。
下り始めは寒くて、寒くて雨が降っていないにもかかわらず防寒の為,
カッパを着ようかと思うくらいでした。
しばらく我慢して下っていると標高が下がってきたせいか気温も少し
上昇してきたようです。

やがて国道256号線へ。右に進路をとれば妻籠、馬籠方面ですが今回は左手に
また登っていくことになります。

イメージ 8

だらだらと登っていくと清内路トンネル。
温度表示は19度。
標高の低いここで19度ですから大平峠あたりは10度台半ばくらい
だったのでしょうか?

イメージ 9

清内路峠への道は、とても残念ながら閉鎖されていました。
しぶしぶ?トンネルを通過することに(笑)


清内路峠から昼神温泉,飯田方面への下りは緩やかなカーブを描く
高速?ダウンヒルルート。
ゴールも近いので気持ちよく下っていきますが・・・
ゴールまであと数キロの地点で、ついに雨が降り出しました。
自分はバッグ類にレインカバーをかけましたが・・・じきに止んでしまいました(笑)


雨で中止になると思っていたサイクリング。
「雨に少しぐらい降られてもいいや」と思い切って出掛けたところ
最後にほんの少し降られただけで楽しいサイクリングでした。
天候はあきらめていたのに思い切って行ったら楽しく走れてしまったので、
ものすごく得した気分の一日でした。

8月30日は岡崎のショップさんのサイクリングに参加させていただきました。
とはいっても天気が怪しかったせいなのか参加者は自分を含めても3人のみ(笑)


車を長野県下伊那郡の昼神温泉に止めスタート。
意外なことと言うか幸運にもというか天気は良く青空です。
ただ、気温はそれほどでもなく(と言うか走り出しの下りは寒いくらい)
とても走りやすい感じです。

国道256号線(または側道)を飯田市街まで走り、県道8号線に入ると、
いよいよ峠への長い登りになります。

イメージ 1

ただ、峠方面はガスっていますねぇ・・・

イメージ 2

飯田峠への道は,とても雰囲気の良い山道。
ただし、工事が行われているのかダンプがひっきりなしに通るので油断できません。

イメージ 3

やがて松川ダム。
ここの上流で工事が行われており、この先でダンプの通行はなくなり、
ほっとしました。
この道は以前(と言っても20年位前か)通ったことがありますが、こちらから登るのは
初めてなので楽しみです。

イメージ 4

旧大平街道にあったという珍しい道しるべが現在の道に移設されていました。
これは通称「振袖道しるべ」と呼ばれているものだそうで方向を示す手が
振袖から出ているのが、とても珍しいのだそうです。

画像からは読み取れないと思いますが刻まれている文字(地名)は右「善光寺」、
左は、なんと「伊勢」!?なのだそうです。

善光寺は、まだ遠いものの同じ長野県ですからわかりますが
伊勢までは、かなりの距離があります。
かつては商用、公用等々以外には参拝で街道を歩く人々が多かったということでしょうか?

イメージ 5

イメージ 6

大平街道は飯田と妻籠,馬籠方面を結ぶ古くからの重要な道だったそうです。
現在の大平街道(車の道)は明治時代に改修整備されたものが原型になっているようです。

今も所々、古道が交差しています。
その為か道端には多くの石仏がありました。
中には,とても新しいものも・・・
古い石仏を撮影したい方は、どちらかと言うと標高の低い所で
撮っておくとよいでしょう(笑)

イメージ 7

長かった登り坂を、やっと飯田峠(1236m)まで登り切りました。
中央自動車道をくぐってからでも15キロ以上あったでしょうか。
飯田峠は旧街道の重要な峠ですが・・・残念ながら展望は開けていません。

イメージ 8

大平街道の石碑。
大きくて立派のもので同様なものが街道の数か所にあります。
(明治の改修の際建てられたらしい)

イメージ 9

飯田峠から大平宿方面。
ふもとから見た時、ガスっていた峠ですが・・・
やはり峠の天気は良くなく、いつ雨が降ってきてもおかしくない雰囲気。
おっと、少し雨もパラついてきましたが・・・
これから、どうなるのでしょうか?
(つづく)

このページのトップヘ