今となっては「旧型」マイティツアーと書かないといけませんが
杉野マイティツアー クランク(チェーンホイール)の話、いよいよ、今回で終わりです。
杉野マイティツアー クランク(チェーンホイール)の話、いよいよ、今回で終わりです。
●当方の間違いなど、お気づきの点がございましたら遠慮なくご指摘ください。
些細な違い、その①
ペダル穴周辺の違い。クランク長も違うこともありますが溝の長さも微妙に違う。
右から171、165、168mm。
171と165mmの溝の長さは105ミリでほぼ一緒なのですがクランク長が6ミリも
違う為、ペダル穴付近では印象が全然違います。
また168mmでは溝の長さが他とは違い99ミリほどと6ミリ程も短くなっているのです。
もちろんの情報の御連絡大歓迎です。よろしくお願いいたします。
些細な違い、その①
ペダル穴周辺の違い。クランク長も違うこともありますが溝の長さも微妙に違う。
右から171、165、168mm。
171と165mmの溝の長さは105ミリでほぼ一緒なのですがクランク長が6ミリも
違う為、ペダル穴付近では印象が全然違います。
また168mmでは溝の長さが他とは違い99ミリほどと6ミリ程も短くなっているのです。
些細な違い、その②
王冠マークも時代によって微妙に大きさが違います。
(マーク最大幅部分の横幅約14ミリ→約13ミリと1ミリ程度の違いですが)
また先に書いた溝の長さだけではなく幅も1ミリ程度ですが違います。
大雑把にまとめれば・・・
裏に溝の入ったクランクはマークの幅と表の溝幅が約1ミリほど狭くなっている。
また表の溝の長さも6ミリほど短く、また幅も1ミリほど狭くなっている。
裏に溝の入ったクランクはマークの幅と表の溝幅が約1ミリほど狭くなっている。
また表の溝の長さも6ミリほど短く、また幅も1ミリほど狭くなっている。
些細な違い、その③
裏面の仕上げの違い。
画像ではほとんどわかりませんが1973年製のものはBB軸中心位置から機械加工の
跡が見受けられます。
(クランクの裏に溝のある)新しいクランクには同様の加工跡は見られません。
製作方法か製作工程に違いがあるのかもしれません。
些細な違い、その④
前回取り上げた「ギヤ板取り付け部分の厚みの違い」の画像です。
(右から左へ171ミリ、165ミリ、168ミリになっています)
厚みの違い以外にも仕上げが右の1点と左の2点とは微妙に違います。
こちらも製作方法か製作工程に違いがあるのかもしれません。
そうそう、今更ですが・・・
マイティツアーのギヤ板とスーパーマキシィ系のギヤ板って
共通品なんでしょうか?
同じっていう人が多いんですが中には違うっていう人もいるんですよね。
違うという話の中では・・・
①材質が違うという説。
②微妙に形状(段差部分とかの)が違うという説。
③仕上げ、表面処理が違うという説。
①材質が違うという説。
②微妙に形状(段差部分とかの)が違うという説。
③仕上げ、表面処理が違うという説。
でも今までに40枚ぐらいのギヤ板を見比べてきましたけど明確な違いが
あまり判りません。
もちろん、表面の仕上げや細部の形状が微妙に違ったりすることは
ありましたけど、それは今回の3本のクランクにもある程度の微妙なもので、
どちらかというと製造年代の違い、経年変化の範囲と思える程度のものばかり。
あまり判りません。
もちろん、表面の仕上げや細部の形状が微妙に違ったりすることは
ありましたけど、それは今回の3本のクランクにもある程度の微妙なもので、
どちらかというと製造年代の違い、経年変化の範囲と思える程度のものばかり。
たとえば
「未使用完成車についていたスーパーマキシィのギヤ板」と
「青いビニール袋に入ったギヤ板(青い袋はマイティクラスの証?)」と
比較しても・・・違いが判らない(笑)
「未使用完成車についていたスーパーマキシィのギヤ板」と
「青いビニール袋に入ったギヤ板(青い袋はマイティクラスの証?)」と
比較しても・・・違いが判らない(笑)
またごく初期のギヤ板は品質が高く後期の物はスーパーマキシィと共通になる
とかいった説も・・・
はっきり言って、わかりません(笑)
とかいった説も・・・
はっきり言って、わかりません(笑)
もちろん、上記の画像のようにギヤ板表面の段差部分が傾斜になって
いるものとか(中央)、サンプル画像とは傾斜の向きが裏側にあるものと
表側にあるものなど違いがあるのですが
よくわかりません。
(右はインナー系歯数に多い仕上げ。左はアウター系に歯数多い仕上げ)
この手前(右側)のギヤ板について、どなたか情報をお持ちではないでしょうか?
デザインは、左のSUGINO刻印入りにそっくりなんですが「S-48」としか
刻印がありません。
「杉野の簡易刻印じゃないの?」
と思って詳細にパターンを比べてみると三角穴の形は微妙に違うのです。
またギヤ板の厚みも杉野製3.42mmに対してS-48刻印は3.92mmもあります。
杉野製でなかったとしたら「S」の文字から考えられるのは・・・
ストロングライト!のわけはないでしょう(笑)
サンツアー??(製造は杉野でしょうが)VXにはPCD110ミリモデルがあったはず。
でもカタログで見る限りサンツアーのフルネームが刻印されているようです。
栄やシマノでも普通、フルネームが刻印されていると思うのですが・・・
なんなんでしょうか?このギヤ板。単なる廉価版???
ストロングライト!のわけはないでしょう(笑)
サンツアー??(製造は杉野でしょうが)VXにはPCD110ミリモデルがあったはず。
でもカタログで見る限りサンツアーのフルネームが刻印されているようです。
栄やシマノでも普通、フルネームが刻印されていると思うのですが・・・
なんなんでしょうか?このギヤ板。単なる廉価版???
※「(旧)マイティツアーについて」は・・・もう少し書きたいこともあったのですが
資料などで裏付け出来ないこともあり今回で終わりとします。