コルサの毎日がヒルクライム

2015年02月

今回は以前行ったもののブログにアップしそこなっていた山行き記録です。

今日もコルサ探検隊とタイトルに書いていますが単独です(笑)
あっ、そうそうタイトルで誤解を招くといけませんので・・・
タイトルに「MTBで○○山」と毎回、書いていますが必ずしも山頂までMTBを
持ち上げようというわけではなく「自転車で行けるところまで行って後は歩きで
山頂を目指す」という考え方です。念の為。


さて今回の場所は蒲郡市の砥神山と原山。
大雑把な場所は・・・
JR東海道線三河三谷駅の北東にある山です。
砥神山のふもとには砥神神社があり信仰の山だということがわかります。


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すぐふもとからの砥神山。
ただし、この画像は近過ぎて「三河富士」とも呼ばれるという砥神山の優美な
姿を全く反映していません。
本来の砥神山の姿は、もっと離れて撮影するべきでした。

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いくつかのルートがありますが今回は南西から登っていく道を選びました。
石段を登っていきます。
登り口にはきれいなトイレもありよく整備されています。
(一帯は地元のボランティアの方々によって整備されているらしい)

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登山道の途中にも、ところどころ景色の良いところがあります。

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砥神山(252m)頂上。
実は砥神山には二つ山頂があり役行者像があるこちらは東の山頂です。

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東の山頂から見た景色。
三河湾の奥に伸びるのは渥美半島、右手から伸びる半島先端は西浦温泉です。

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東の山頂から見た豊橋方面。
とにかく砥神山からの景色は最高でした。

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少し離れた砥神山西の山頂も素晴らしい景色でした。
蒲郡市街地から簡単に登れるわりに素晴らしい景色が楽しめる砥神山、
おすすめです。

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東西山頂の間には信仰の山らしく・・・小さな祠や磐座のようなものが。

※つづく

今回は以前に行ったもののブログにアップしそこなっていた山行き記録です。

今日もコルサ探検隊とタイトルに書いていますが単独です(笑)
あっ、そうそうタイトルで誤解を招くといけませんので・・・
タイトルに「MTBで○○山」と毎回、書いていますが必ずしも山頂までMTBを
持ち上げようというわけではなく「自転車で行けるところまで行って後は歩きで山頂を目指す」
という考え方です。念の為。


さて今回の場所は岡崎市と蒲郡市の県境にある尾根の中の一つ、桑谷山(くわがいさん)。
以前は国民宿舎(のちに市民休養施設)「桑谷山荘」があったので三河地区の方なら
ご存知の方も多いでしょう。
ただし、桑谷山山頂は桑谷山荘とは少し離れた場所になります。


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蒲郡側から見た桑谷山、尾根の中央部に小さく写った白いレーダードームが
お分かりになるでしょうか。
レーダードームのある場所が桑谷山の山頂の場所になるようです。

さて、いろいろルートが考えられますが・・・
自転車で一番お気軽に登れるコースで行くことにします。
それは・・・まず蒲郡側から林道?を登って三河湾スカイライン、坂本インターまで行く。
いったん桑谷山荘の跡地を訪ね、その後は三河湾スカイラインで山頂近くまで
走ったところで歩きに切り替え山頂に登るというルート。
これなら歩きは最小に抑えられるのです(笑)
ちなみに三河湾スカイラインは、かつて有料道路で自転車通行禁止でしたが
現在は無料、自転車の通行も許されています。

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林道を登っていきます。
狭い道ですが交通量はほとんどないので、かつてクラブでヒルクライムレースにも
使っていたコースです。
ただし、ずいぶん久しぶりで新鮮でした。

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林道を登りつめ峠は三河湾スカイラインの高架をくぐります。
そのまま反対側に下れば岡崎市山中地区(国道一号線)に下ります。

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桑谷山荘の跡地に行ってみました。
建物はすでに何もなく公園化?が進められていました。
画像は山荘跡地から見た景色。
蒲郡市街地、三河湾、渥美半島が一望できます。

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左手には三河湾スカイライン、坂本インターが少し写っています。
また山荘跡地からは展望台への案内が出ていますが山頂とは違いますのでご注意を。

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三河湾スカイラインを山頂付近に向かって走っていきます。
無料になりましたが・・・舗装も古くなりかなり荒れた路面になっています。
路肩には砂利も多いので注意してください。

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三河湾スカイラインで山頂付近に近づくとフェンスがあります。
フェンスからレーダードームへの道がありますが国土交通省大阪航空局の
重要な施設なので・・・通行は禁止されています。

周辺の藪に登山者の踏み跡らしき道があるのですが、頂上近くは、ほとんど
藪こぎ状態で登ることになります。

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レーダードームの裏側に桑谷山(435.4m)山頂がありました。
山頂からの展望は残念ながら良くありません。
休憩の後来た道を下山することにします。

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坂本インターから蒲郡方面に下る途中には勝善寺という古刹があります。
室町時代作の観音菩薩立像があるそうですが・・・
三十三年に一度の会長の秘仏だそうで。
また梵鐘は国指定の重要文化財なのだそうですが・・・
現在、寺の鐘楼にあるのは別物で(笑)
(重文の鐘は蒲郡郷土資料館に展示されているらしい)

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勝善寺近くから蒲郡方面を見たところ。
ここからも三河湾をはさんで渥美半島(田原市、豊橋市方面も見えています)
山奥ですが、ここに寺が作られた理由がわかるような気がします。

※桑谷山おわり。

アレックスモールトン、1985年式のAM-7についてご紹介していく
このシリーズ?。
はじめに・・・
※わたくし、BSモールトン歴は長いもののアレックスモールトンは初心者。
間違いなどございましたら、ご指摘いただけると幸いです。

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前回は、その純正ホイールをご紹介しました。
今回は、そのフリーホイールについて。

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前回も書きましたが・・・
アレックスモールトンの特徴的なボスタイプでありながら極小トップ歯数を
実現しているフリーホイール。

7速で歯数は9ー11ー13ー16ー19ー23ー28Tになります。
カタログによれば標準(これも、もちろんモールトン特製ですが)は10T、
オプションで9Tが選べるようなニュアンスで書かれています。
ところで、このフリーはどこのメーカーのものなのでしょう。
この状態ではメーカーを確認出来るものは見受けられません。

ただし、スプロケットには歯数を表す小さな刻印がありますから、
この刻印の打ち方でメーカーを類推出来る「重症?」なマニアもいるかも(笑)

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とりあえずトップギヤを外してみようとしていると・・・
トップ側3枚がまとめて抜けてきてしまいました。
(歯数 9-11-13T)
どうやら、トップ側の3枚は一体で分解できないようです。
それにしても、ほとんど摩耗した形跡がありません。
あまり乗られていなかった個体のようです。

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トップ側、3枚を裏側から見たところ。
もともと、3枚一体で作られているのか?それとも別々に作られた物が
一体化されているのか?それは不明ですが。

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フリーのふたの部分に文字が刻印されていました。
さて、どこのメーカーのものでしょうか?・・・それは後でお見せするとして。
でも、もしかしたら差し込まれているフリー抜き工具でメーカーが
わかってしまったでしょうか?

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イタリアのREGINA製、CXフリーでした。「84」の刻印がありますから
1984年製でしょう。(フレームが1985年製)

このころはレジナの「オロ」なども使われていましたしロードレーサーも
まだまだ6段か7段の時代でした。
82/83年のサイクルスポーツ誌別冊オールカタログを
見るとCXも6段が標準だったことがわかります。

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トップ側から4枚目(歯数16T)のスプロケットと取り付け部分。
取り付け部分にはネジが切られているにもかかわらずネジ込式の
スプロケットではありません。
なぜか本体のネジ切部分に溝が掘られ、そこにはめ込むスプライン式の
スプロケットが取り付けられています。
なぜ、このような構造になっているのでしょうか?コスト削減の為、
手持ちの部品??(スプラインの16T)を使う方策?とにかく謎です。

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スプロケットをすべて取り除いたフリーボディ。
右側のネジ部分に切られた爪用の溝を見てください。
後にも書きますが・・・「オロ」時代のボディとは違いがあります。

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分解完了。
トップ側から5枚目(歯数19T)はネジ込式。
ロー側の2枚(歯数は23T、28T)はオーソドックスな構造で
スプライン式でした。
ロー側がスプライン式なのは、ごく普通のことですが、わざわざオーソドックスな
構造と書いたのは理由があります。
CX以前の同社の「オロ」などの製品はロー側のギヤがスポーク側から
ねじ込まれているという構造だったからです。
(それも逆ネジ)

こうしてみると、ごくごく普通の構造の5速、あるいは6速程度のフリーボディに
特製のトップギヤ(この場合、トップ側3枚と言ったほうが良いか)を
組み込むことによって極小トップギヤ+超ワイドレシオの7速を
実現しているように見えます。
5、6速のボディに特殊なギヤを追加して小さなトップギヤを取り付ける
手法は70年代後半にサンツアーがウイナーフリーで実現した方法に
酷似しているような気がするのは私だけでしょうか?
(レジナは画像の通り3段ギヤ、ウイナー系は2段ギヤと言う違いはありますが)

新城市の常寒山に登頂。
ここで休憩したいところですが山頂は展望は優れないものの風は通るようで寒いので・・・
山頂南側に伸びていた林道に下り風を遮るところを探すことにします。

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先ほども書いた通り山頂からの展望は良くなく、かろうじて南側に木々の
間から集落が見えます。
どうやら竹ノ輪集落のようです。
(奥の山々は富幕山あたりか)

登ってきた道は下りならMTBの乗車率は高く99%?程度か。
当然道に迷う心配もありません。
ただ、登ってきた道と違うルートを楽しみたいのも人情?(笑)
さて、どちらに下るのが得策か・・・そのルートはどうなのか?迷う。
それはさておき?・・・

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風を遮る南向きの林道で昼食、休憩。
昼食後、林道を東へ下ると登ってきた際に通った尾根と林道が接した場所に
戻ることができました。

と、そこへ偶然、ウォーキング中の方が。
大平集落の方で健康の為、常寒山まで歩いているのだそうです。
早速、いろいろ教えていただく。

やはり、この林道は竹ノ輪集落まで下りられるとのこと。
また、この場所が峠で(竹ノ輪峠)竹ノ輪集落への道は四十四曲がりと
呼ばれる古道とのこと。
(豊橋方面と新城市方面を山越えで結ぶ道の一つ)
(ただし、林道と古道の四十四曲がりとは峠直下で別れる別ルート)

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竹ノ輪峠にあった石仏。
年代は読み取れなかったものの江戸時代の風情。
(○永とは読めたので江戸時代かと)

帰ってから調べてみると・・・
この峠は長篠の戦(1575)の際、武田軍が黄柳野村(つげのむら)から
長篠方面に食料などを運んだ道なのだそうです。
前回の記事で越えた松山峠は織田、徳川連合軍の奇襲に使われ、
すぐ東側の竹ノ輪峠は武田軍の補給路に使われた・・・
この辺りは歴史がいっぱい?なんですね。

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地元の方の情報で安心して林道を南側に下ることに。
この林道、かなりアップダウンを繰り返しており情報がなかったら素直に
竹ノ輪に下るのか、途中で不安に思ったかもしれません。

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林道を下り竹ノ輪集落へ。
竹ノ輪集落から常寒山方面を望む。

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竹ノ輪集落周辺はロードレーサーで何度も通ったことがあります。
道に不安はなく後は駐車した桜淵公園に帰るだけ。
画像は吉川峠。
吉川峠の西側は豪快なダウンヒルが楽しめるはずでしたが・・・
とんでもない強風の向かい風にあおられて苦戦(笑)


※おわり

2月15日はコルサ探検隊、4名で新城市の山に行ってきました。
今日の目的地は新城市の常寒山(とこさぶやま)。

大雑把に場所を説明すれば・・・
飯田線長篠城駅の南側に位置する山。
昨日、単独で登った松山峠の東側の山になります。
常寒山と以前、登った舟着山とは松山峠を経て尾根でつながっており両方一緒に登る
健脚の登山者も多いようです。

我々は長篠城駅の南側の市道を南に登って、まずは栗衣(くりぎぬ)、
大平(おおびら)集落を目指します。

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栗衣集落入口付近から見た常寒山方面。
右の高く見えるのは常寒山の尾根の一つのようで常寒山は中央一番奥のようです。

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山肌をうねる道のあちこちに民家が建っています。

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大平集落のかなり奥まで登ってきました。
天気が良くなく、かすんでいますが新城市街、豊川(とよがわ)そして遠くには
雁峰山、本宮山が見えています。
大平集落の最後の家までは舗装道路で標高(300mぐらい)を稼ぐことができました。

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大平集落、最後の家からも山道は比較的状態が良く下りならほとんど乗って帰れそうでした。
(結果的には別ルートで下山した)
画像は進行方向ではなく振り返って大平集落側を見たところ。

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このような場所もありましたが、これは例外的でスムーズに押していけないところは
ほとんどありませんでした。

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山道を進んでいくと林道にぶつかりました。
画像奥が進んできた大平集落方面、そして尾根の登山道は画像左手奥に。
そして私の背後には林道が二方向に伸びていました。
とりあえず、左手奥の登山道に進みました。

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いよいよ山頂直前、鳥居がありました。
別に山頂まで自転車を持って行くことにこだわりはありませんが
帰路が別ルートになる可能性があったのと
ルートが良く自転車を置く決断をするほどの場所がなかったので・・・

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結局、常寒山頂上(480m)まで自転車を押し上げることができました。

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常寒山山頂の広場には三基の祠がありました。

この時点では帰路の決断が出来ておらず・・・

※つづく

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