コルサの毎日がヒルクライム

2015年05月

先日、車、2台のオイル交換&オイルフィルターを交換しました。
普段使いのホンダの作業は順調にすみましたが・・・


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さて、続いてスーパーセブンのオイル交換です。
オイルを抜いてオイルフィルターを外そうとすると・・・
あれ、手持ちの工具がどれも合わない!
この工具のどれかでロータスからUNIPARTまで、外すことが出来た
はずなんですが、どうやら前回、車検のついでにショップさんで作業して
もらった際に今までのサイズと違うものに変わってしまったようです。
(UNIPARTの品番が変わったのか)

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買い置きしてあるオイルフィルターも同じ品番でした。
(買う時に少しサイズが違う気がしたのですが、やはり・・・)

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まあ、仕方ないので久しぶりにこのタイプの工具で外すことにしました。

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ところが、なかなか外れません。
そうのうえエレメントが潰れてきてしまいました。
根本や先端の堅そうな部分に衝撃を加えてみると、やっとゆるみ、ほっとしました。

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さて、次回、またトラブルと嫌なので専用工具を探しに行くことにしました。
近くのホームセンターやカー用品専門店に行ってみましたが使えそうなサイズの
工具はありません。
(というか、この手の工具は、わずかな種類しか置かれていなかった)

そこで市内の工具専門店に行ってみると、たくさんの種類が置かれていました。
店長に頼んでオイルフィルターと現物合わせで探してみると・・・ありました。
KTCのタイプ075で、ぴったり。

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さずが、KTC、つくりも精度が高そう。
材質はアルミで肉厚ですが、まあまあ?軽量。
(その分、高価なのですが)

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この手の工具、通常は、こうやってラチェットハンドルを付けて使うのが
一般的だと思います。

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でも、このような六角ナット形状にもなっているので車の種類、
作業環境によってはメガネレンチなどで回したい人もいるのでは。
この部分のレンチサイズは24ミリ。
普通のレンチセットなら23ミリはよく入っていると思うのですが、
24ミリがセットされている工具セットはあまりないと思います。
(プロメカニックなら普通に持っているサイズなんでしょうか)
23ミリならアマチュアでも持っている可能性が高いので24ミリより、
ずっと便利だと思うのですが。

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フレームビルダーによる手作りステム、2点。
比べてみると・・・

先日、ホイールを組もうと手持ちのスポークを探してみましたが適当な長さの
スポークが前輪分しかありません。
そこで、後輪用のスポークを自分で「ネジ切」して作ってしまうことにしました。

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まずは準備段階。
パークツールのワイヤーカッターとスポークスケール。

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こうやってスポークを引っ掛けて長さを測ります。
ちなみに中央の穴は・・・左側が「コッターピンのサイズ??」を測り
右側はベアリングのサイズを測るもの。
ベアリング計測穴は、まだ使い道がありますがコッターピンのサイズ計測穴を
活用出来る人は数少ないでしょう(笑)

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パークツールのワイヤーカッターでスポークを切ります。
パークツールのワイヤーカッターは丈夫なのは良いのですが重量が重すぎて
ワイヤーを切るのには不便なので?スポークを切るのに使っています。
(例えばハブ、リムのみ使う中古ホイールなどで不要のスポークを切ってしまうなど)

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後輪分の32本プラス予備をカットしました。

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スポークを切った部分は、適当なのでこんな感じ。
このままではネジ切がうまくいかないので・・・

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グラインダーで先端を削っておきます。
こんなにとがらせる必要はないんですけど・・・
グラインダーで回しながら削っていると、すぐにこんなになってしまいます。

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いよいよ、ネジ切作業。
おなじみ?ホーザンのネジ切機。

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ネジ切機を万力に固定して
左のレバーでスポークをセットします。
そして右のハンドルを回してネジを切っていきます。
たくさん作る時は右のハンドルを外し電動ドライバーで操作すると早く
作業することが出来ますね。
電動ドライバーなら当然の機能ですが正回転、逆回転が出来る
電動ドライバーが便利です。
ネジ切を正回転で行い戻しを逆回転でやると効率がとても良いのです。
(実は自分は今、電動ドライバーを持っていないのですが)

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画像では二つしか見えていませんが三つあるネジ切ローラーでスポークに
ネジを切っていきます。
ただし、適当な太さにするには調整を繰り返してセッティングして
いかなければなりません。
ちなみに15番も14番のスポークもネジピッチは一緒なので太さの調整だけで
切ることが出来ます。
(海外のスポークはネジサイズが違うものがあるので注意)

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MOMサンツアーミーティングでT氏にいただいたアルミスプロケット。

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ほとんどの参加者は、このようなピスト用よりも更に厚みのある
ギヤに首をかしげていたのでした。

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でも、私には、このスプロケットの作りに見覚え、心当たりがありました。
(肉抜き穴だけではなく、この厚みの意味についても)

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それが、これです。
歯数はまるで違うけど穴あけなど、よく似ているでしょう?
ただ、歯先の部分の厚みがまるで違います。

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よく似たスプロケットのつくりを持つフリーホイールがこれ。
70年代前半のサンツアーウイナーフリーです。

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では、なぜこんなに厚みがあるのかを検証してみましょう。

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これがウイナーフリー5段を見たところ。
特に見ていただきたいのは左側(ロー側)の2枚。
まずは、一番大きなギヤ。
あけられた穴が、このように見えるということは・・・
この部分に傾斜が、かなりついていることがわかります。
そして左の2枚の間にスペーサーらしいものが見えないことが
お分かりになるでしょうか?

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これが分解したところ。
一枚だけ(トップギヤ部分)薄いスペーサーが使われていますが他に一枚も
スペーサーがないことがわかります。
実は、このアルミ製スプロケット、スペーサーもスプロケットと一体に
なって削り出されているのです。

特に歯数の大きいロー側はアルミスプロケットを鉄製スプロケットと同じような
板状にするのには強度的な不安もあり、このような設計になっているのでしょう。
その為、ローギヤは中心に向かうにつれ肉厚がかなり厚くなっており、
アルミ製スプロケットでありながら、あまり軽量ではないのです。

のちに作られたマイクロライト軽量フリーはこの辺りの経験も、活かして
材質を吟味、また設計に工夫をし軽量性を突き詰めたのだと思われます。

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これは、いただいた加工中のスプロケット、フリーから外したスプロケットも
中心部分は同じと言ってよい厚みでした。

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更にこのような加工を加えたり歯先に向かって肉厚をそぎ落としていく行程を
経てウイナーのスプロケットとして
完成するのでしょう。

それにしても手持ちのウイナーは5速で最大スプロケットは
当時のロードの標準、21T。
今回いただいた未完成のウイナースプロケットの歯数は24T。
使えるものなら使いたい。
でも、残念ながら素人の加工で使えるようには出来そうにもなく(泣)

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このウイナーフリーはウイナーS(スプロケットも鉄)とボディは
共通で鉄製です。
このフリーをよく観察するとフリーボディを組み上げたり分解する際に使う、
いわゆる「カニ目」がないことがわかります。
これは、どのような設計になっているのでしょうか?

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実は、このフリー、独特な設計になっています。
一番下側が別部品になっていることがわかるかと思います。
この部分をねじ込む(逆ネジ)ことによって玉当たりを調整するように
なっています。
このままでは簡単に緩んでしまいますがスプロケットを組み込んで
テンションが掛かるとあたりが変化しないようになっています。
ですからスプロケットが組み込まれたままではフリーボディの玉当たりを
調整するのは難しい構造です。

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スプロケットがない状態では手で簡単に分解出来ます。
分解してみると、こんな感じ。

今回のサンプルの「ウイナー」は5速で、この後、6速ボディが追加されます。
しかし、間もなく5速の幅で6速が組み込めるウルトラ6、
そしてニューウイナーの名前を持つ意欲作が登場します。
ニューウイナーは1種類のボディで5速スタンダード、6速スタンダード、
6速ウルトラ(ナロー幅)、7速ウルトラ(ナロー幅)と組み上げることが可能でした。
(ただし、膨大なスプロケットの種類、スペーサーの組み合わせに苦労することにもなる)
このニューウイナーの登場に今回のサンプル、「ウイナー」は役目を終え消えていくのでした。

16、17日はMOM(マスプロ車オーナーズミーティング)に
行ってきました。
退院後の病気治療中でもありましたが・・・
今年のお題は「サンツアー」ということで治療の副作用を押して?
参加することにしました。
ただ、体調を考慮して両日のサイクリングは残念ながら見合わせました。

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参加の車両が一堂に。

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食事の後は参加者の車両の紹介とアピール?、質疑応答??

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わたくしが出展した車両。
フレームはツノダ サターン(ロード)
ごく初期のサンツアー シュパーブを中心にシュパーブプロを混ぜた、
ほぼサンツアーフルセット。
ステムはシュパーブを用意しましたが用意できなかったのはハンドルバー。
これが残念でした。
(あまり知られていませんがサンツアーの刻印が入ったハンドルがあるのです)

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FDはシュパーブの最初期型、アルミプレート。

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これってご存知ですか?
これもサンツアーの製品。
パームコントロールレバー。
ハンドルの上部を握っていてもスピードコントロールが出来るというアイディア商品。
ただし、知る人も少ないし当時、ほとんど売れなかったと思います。

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フリーはもちろん、サンツアーニューウイナーでも注目していただきたいのは
スポークガード。
これももちろんサンツアーの製品。

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車体から外した画像ですが、これもサンツアー製品。
スコープライトと取り付けアタッチメント。
このアタッチメントは良く出来ていて(ハブQRナットと交換する)Qレバーを緩めると
ライトを取り外すことが出来、Qレバーを締めるとライトも固定されるシステム。

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部品以外にも、例えばシュパーブマーク入り、輪行袋、スポーツタオル、
小銭入れ、カタログなどなどを持ち込みました。

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おかげさまでサンツアーミーティングの優勝トロフィーを愛知県に
持ち帰ることが出来ました(笑)
トロフィーはともかく名誉が大切?(笑)

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サンツアーミーティング入賞者に配られた記念品。
サンツアー部品のパッケージをモチーフにしたアクセサリー。
実はこれ、箱の原型は私が用意したものでシュパーブ プロGTという希少な
RDのパッケージ。
頂いた人はルーペでよ~く観察してみてください(笑)

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MOMは参加記念品も秀逸。
今年はツールバッグ(工具入れ)、使うのがもったいない。
カラーはほかにもあり。

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サンツアーミーティングということでマスプロ車ではなかったものの
参考出展させてもらったドバッツ(オーダーフレームブランド)。
こちらは1992年頃のシュパーブプロをフルアッセンブル。
(残念ながらHPだけはシュパーブではない)
そうそう、タイヤが太く見えるのは付けていたタイヤがボロボロで・・・
慌ててく仮に組み込んだタイヤ幅が26Cだった為。
太く見えるのではなく実際に太いのです(笑)

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こちらもサンツアーつながりで展示させてもらったパーツ。
シュパーブプロペダル、4種とサンツアーヘッドパーツ6種。
ヘッドパーツはシュパーブ&シュパーブプロを5点とXC-PROを1点の6点。

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こちらは以前、旧車ミーティング用に作ったサンツアーRDディスプレイ。
ディスプレーしやすいように折り畳み式の台を付けてみました(笑)

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