コルサの毎日がヒルクライム

2015年06月

今年、2回の入院、手術で体力低下(泣)が激しく、
久々のコルサ探検隊出動となりました。

今回の目的地は岡崎市の風頭山(ふうとうさん)・・・
と言ってもあまり知られていないでしょう。
「くらがり渓谷の西側の山の一つ」と言えば地元の方なら
少しはイメージがわくでしょうか?

まずは豊川市から杣坂峠を越え、宮崎町へ。
ここから普通は、くらがり渓谷から流れる川の右岸、県道37号線を
通るのですが今回は左岸の細道でくらがり渓谷の駐車場まで走ります。
途中で目的の林道があるのですがくらがり渓谷の売店で飲み物を
補給しておくことにしました。
補給を済ませ細道を戻り、いよいよ林道、石原河原線」へ。

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この林道、序盤は(というか結果的にはダート区間はわずかだった)
舗装されており、嬉しいような悲しいような(笑)
背景は千万町町(ぜまんじょうちょう)側の山か?
※千万町町は誤植ではありません。これで「ぜまんじょうちょう」と読むのです。
(ちなみに自転車は進行方向と逆に向けて撮影しています)

これは、今日は楽勝かなぁと思っていたのですが・・・
そろそろ林道を横切る登山道があるはずと注意していくと・・・

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ここが林道を登山道が横切る場所でした。しかし、両方とも
人の踏み跡が感じられません。

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こちらは低いほうですが・・・とても人が通っているようには見えません。
こちら(低いほう)があれているだけなら、今回は関係ないのですが、
これから登って行くほうは?

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登って行く方は・・・
はっきりとテープなどで表示されているので、ここで間違いないよう
なのですが、人が通っているような気配はありません。

山歩きのガイドブックを見てみると
「取り付きは沢を切り開いた感じで、やや急で滑りやすいので注意したい」
とあります。
やはりここで間違いないようです。
ここを登るのは・・・
結局、隊員の意見を尊重して風頭山への登頂は断念(笑)

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登頂は断念し林道、石原河原線を河原町まで走ることに。
この林道、アップダウンが激しく結構大変。

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宮崎の集落のはずれでしょうか?
林道が結構高いところを走っているのがわかります。

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途中、待望の??ダート部分もありましたが疲れた足ではあまり
楽しむこともできず。
(走りながら撮影したのでピンボケですが)

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やっとのことで河原町側の林道起点まで。

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林道入口近くの河原神社で遅い昼食休憩。
急な石段、画像の鳥居の先にも、まだ階段が。

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山奥の小さな集落の神社でしたが立派な神社でした。

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久々に、しっかり乗った?ジャイアント アドバンスドXTC27.5-2。
この後は千万町豊川線に出て杣坂峠を目指して帰りました。
林道石原河原は走ったことがなかったので嬉しかったのですが
風頭山への登山は断念してしまったのは残念でした。
風頭山は日を改めてまた?

「それにしても体力が戻らんなぁ」(泣)

前回、前々回とTAチューブラバッグ、それにそっくりさんのBS製ツールバッグを
ご紹介してきました。
改めて書くのも、何なんですが、それは、ボトルケージに付ける物でした。
そこで、今更ですが「TAのボトルケージ」を2種類、ご紹介します。

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前々回の記事で、ご紹介したチューブラバッグと同じ大きさの箱に入っています。
(本来はケージと同じ大きさの箱にバッグが入っている、と言ったほうが良いのか)

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こちらの面は全く同じ・・・

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でも、前々回、ご紹介した通り他の面にはチューブラバッグ専用のイラストと
文字が印刷されています。
ケージの箱は白いまま。

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このケースに入っているのは一番最初の画像にも書かれていた通り
軽合ボトルケージ。
サンプルはアルミ部分が金色のアルマイト加工が施されたもの。

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TAのボトルケージについているタグ。
こんな物、こんな所に付けなくても…と当時は思いましたが
今となっては何となくフランスの、おしゃれさが伝わってくるような
気がして愛おしい?(笑)
ちなみに画像では一部しか見えていませんが黒い樹脂部分にも「TA」の文字が
入っているのでタグが千切れてしまってもTA製だとは確認できます。

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こちらは、普通のスチール製の物。

この他にも当時、TA製では樹脂部品が付いていないスチール製のケージも
売られていたと思いますが、残念ながらサンプルが見つかりませんでした。
(TAにはハンドル用のケージもあったはず)

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さて、本当にケージの樹脂部品は箱絵のように外れるのか?
検証してみたところ、ややきついものの簡単に外すことが出来ました。
実験したのはスチールケージの方。
アルミケージの方はスチールケージの方より硬く・・・
動くものの万一の破損を恐れて実験は控えました(笑)
まあ、かなり動いていたので、外れるとは思いますが。

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樹脂部品を外したケージにチューブラバッグをセット。
なるほど確かにこちらの方がおさまりが良いですね!

前回の「TA製チューブラバッグ」の記事で同様の製品は
「マッキンレー以外にも国産大手完成車メーカーの製品」
があったと書きました。

すると「それは、どこのメーカーか?」、「同様っていうけど、どんな製品だったのか?」
という質問が寄せられました。
前回の記事でメーカー名を伏せたのは「大人の事情があった」わけではなく
「次の記事に書く為」だったのです(笑)

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それが、この製品。
前回、ご紹介したTAの物にそっくりでしょう?
この製品にメーカー名は書かれていませんが、この「G」、「V」を組み合わせた
マークを見ればブリヂストンの高級ブランド「グランヴェロ」の
物だということがわかります。

ちなみにサイクルスポーツ別冊「オールカタログ80/81」の表記は
TA製が「TA チューブラバッグ」だったのに対し、
BS製は「ブリヂストン ツールバッグCTB-2」
となっています。
BS製がチューブラバッグではなくツールバッグと書かれているのに
意外に深い事情がありそうに思うのは私だけ??(笑)

前回、ご紹介したTA製は紙箱に入っていましたが・・・
BS製は、どんな状態で売られていたのかは不明です。
多分、紙箱などではなくビニール袋ぐらいだったのかと思います。
(サンプルは中古で入手したので包装はなかった。)


前回の記事に書いたTA製の物はサイクルスポーツ別冊の「オールカタログ78/79」に
登場していますがBSグランヴェロの製品が登場するのは「オールカタログ80/81」
ですからTAの方が先だと私は思っています。
(30年以上経った今となってはどうでも良いことかも・・・)

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当時の雑誌の白黒画像を見る限りでは詳細は確認できず
「もしかしたらグランヴェロマークもTA製か?」と漠然と考えていましたが、
今回両者を並べてみると似ているものの別物であることが確認できました。

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側面にはグランヴェロのマークがありましたが上部にはグランヴェロの
マークはありません。

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グランヴェロのチャックは当然、「YKK」製ですがTA製の方はメーカーは不明です。
画像でもお分かりになると思いますがTA製の方がメッキが綺麗で
持ち手も大きく使いやすい感じがします。
しかし、30年以上経った現在の使用感は(見た目はともかく)
グランヴェロの方(YKK)が圧倒的に滑らかに動きます。

TA製の方は見た目は綺麗ですが動きが渋く開閉する際に壊れるのではと
心配なくらいなのです。
もちろん、これは新品時からのものではなく経年変化だとは思うのですが。

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画像の2枚とも右がグランヴェロ、左がTA、各部の作りも微妙に違います。


ちなみに当時の両者の値段はと調べてみると・・・
サイクルスポーツ別冊「オールカタログ80/81」ではTA製が2400円、
BSグランヴェロが850円と大きな差があったことが分かりました。

この値段差を最初から認識していれば「BSグランヴェロが、もしかしてTA製かも?」
と思うこともなかったでしょう(笑)
ちなみに、みどり製作所のマッキンレーブランドの物は3500円と飛び抜けて
高かったことが分かりました。
唯一、革製だったことが、その値段に反映されていますが、
当時、この値段(とても高価な)で売れたのでしょうか?
私は当時から現物を見た記憶はありません。
(TA製の発売が早かったのか?マッキンレーの方が早かったのかは?・・・不明)

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今回、ご紹介するのは・・・
こんな紙箱に入っている物。
古いパーツ、グッズにお詳しい方なら
「あー、TAのボトルケージね!」と言われる方もみえるかもしれません。
でも、今回ご紹介するのはボトルケージではありません。

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紙箱の横には、こんなイラストも入っています。
「あれ、やっぱりボトルケージじゃないの」
と言われる方も・・・

でも、今回、ご紹介する製品ってボトルケージの上部を外して
使う物だったんだ?(笑)
当時、外した覚えはないし、ボトルケージの上部の樹脂って、簡単に
外れるのかなぁ~??

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でも、もう一方の横面には、こんなイラストが入っています。

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そして、正解は「TAチューブラバッグ」でした。
(正式名称は不明ですが当時の日本の雑誌ではこう表記されていました)
「TA、No,273」という製品番号と当時の販売価格が1500円(愛知県の安売り店、当時の店頭価格)
だったことがわかります。

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サイクルスポーツの別冊「オールカタログ78/79」(1978年11月発行)
から掲載されておりカタログでの値段は2000円となっていました。

この号には同様の製品が、もう一つ載っていました。
それは「みどり製作所」の「マッキンレー」ブランドのものでした。
TAが合成皮革だったのに対し、マッキンレーは革製となっていました。

また2年後に発行された「オールカタログ80/81」を見るとTA、マッキンレー以外に
国産大手完成車メーカーの製品も載っています。

当時のチューブラバッグと言うと以前もこのコーナーで
ご紹介したサドル下やピラー部に取り付けるタイプ(帆布などの布製バッグ)
の様なものは多くありましたが、
このようなボトルケージタイプは、これ以外には広まらなかったと思います。
(当時はまだボトルケージが2か所のフレームが少なかった為か??)

それから、しばらくするとボトルの上部をネジ蓋にした樹脂製のツールボックスなどが
登場しました。
そして近年になると樹脂製ではないナイロン生地などのボトルケージ用バッグ
(ただし、今回のTAとは開閉の仕方が違う、二つ折りのものなども )
などが登場するようになりました。

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TAチューブラバッグには綺麗なマークが貼られています。
これは模型などに使われるマークと同じような水貼りのもののようです。
(正式名称はスライド転写マークで良かったんでしたっけ???)

サンプルは茶色ですが他にも黒色などがあったような記憶がありますが、
確かではありません。

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作りはこんな感じ。
チューブラバッグという名前ですが当時、自分のような学生が使っている
安いタイヤを、このバッグに収めるのは大変だったような記憶があります。
当時、私が使っていたチューブラは・・・
当然、値段が安いウォルバーやソーヨーで良く言えば丈夫、悪く言えば
しなやかさに欠けるごついタイヤだったので小さくきれいに折りたたむのは大変でした。
その為、このバッグにはチューブラタイヤではなく工具、小銭などを入れていました。

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少し前のことになりますが6月13日はBSモールトンで希少トンボを
見に行ってきました。
(私は子供の頃、昆虫大好き好き少年だった)

久しぶりにまとまった距離(とは言っても33キロ)を乗りましたが、
それなりの小径車の癖が新鮮。
AM-7に乗り慣れてしまうとBSモールトンのほうが癖があるように感じました。
(後輪で摩耗したタイヤを前後入替た影響もあるのでしょうか?)
それにAM-7の柔らかすぎると感じていたフロントサスが馴染んでしまった体には
BSモールトンのノーマルサスペンションでも固く感じてしまう・・・・

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目的地、愛知県田原市の黒河湿地植物群落(愛知県指定天然記念物)です。
(画像の右手が黒河湿地)
この湿地にはシデコブシ、シラタマホシクサなどの珍しい植物が生息しています。

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黒河湿地植物群は5,462平方mと狭く、この画像で、ほぼ半分くらいは
写っています???
それはともかく、ここは本当に狭く、その上、周辺には畑や民家もあり、
この湿地が自然の姿で残っているのは奇跡のようです。

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湿地に生える食虫植物、モウセンゴケ。
私が子供の頃は豊橋の南部でもよく見かけたものですが。

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そして、今回の目的がこれ・・・ってよくわかりませんよね。
中央に写る赤いトンボがお分かりになりますか?
これがハッチョウトンボという日本最小のトンボです。
体長は20ミリ前後しかありません。
先に日本最小と書きましたが資料によっては世界最小のトンボとするものも
あるようです。
とにかく小さな、かわいいトンボなのです。

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しょぼいカメラしか持参しなかったのと日光でディスプレイの画像が確認しづらく、
ほとんどの画像は背景にピントがいってしまってトンボはピンボケに。
その中でも、まあ、なんとか見れる画像がこれ。
この画像はオスで鮮やかな赤色をしています。
メスは茶褐色であまり
目立ちませんが画像は、すべてピンボケで画像はなし(笑)

ちなみにハッチョウトンボの「ハッチョウ」とは発見された場所(あるいは多く見られた場所)、
「矢田鉄砲場八丁目」が由来とされています。
現在、該当する場所は不明のようですが名古屋市矢田川付近であることは間違いないようです。

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