コルサの毎日がヒルクライム

2015年07月

確かに何か月か前に先輩から「レース出る?」という電話をもらった
記憶は確かにある・・・
でも、その後、何の連絡もなかった。
先週、19日に先輩に会い聞いてみると「来週のレース、エントリーしてあるから」
と言われました!
やっぱり、この暑いのに今年も走るんだ(笑)

ということで26日はレースを走ることになりました。
エントリーされていたのはバイクナビグランプリ(ツール・ド・新城)の
3時間耐久ロードチームです。
(ロードレーサーで構成された最大4人のチーム)

レース一週間前に確認できたレース参戦ですが・・・
所属クラブからは3チームがエントリされており、
その中では「最も目標の低い」チームなので気は楽(笑)

今年に入って二度の入院の関係で昨年より全然トレーニングできていないものの、
このチームの「低い目標」なら何とか役目は果たせそう(笑)
(役目・・・そこそこの周回タイムで40分くらい走る)

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3チームの主要メンバー?
レース先導の白バイさんもクラブ員の知り合いで。

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いよいよ3時間の耐久レースが始まりました。

自分は2番目の走行。
今回はローラー台も友人に貸して持参できなかったのでアップも、
ほとんどなし。
(クラブ員の自転車+ローラー台を少し借りてアップ)
目標も例年なら一周約5分を目指すところですが今年は大甘の6分以内。

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いよいよ、自分の走行時間。
1番手の若い衆が思いの外、ペースが上がらず、なおかつ思ったより
早い時間にピットインしてきたので
「ちょっとイラッとするものの、かえって気は楽に」(笑)

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いつもはピットレーンから他の選手に「どいて!通して!」と先を急ぐのですが
今回は目標を大幅に下げているので(一周6分)無理せず、
のんびり体を暖めていきます。

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ところが意外なことにピットアウトした周から一周5分ちょうどくらいで
周回できています!
いつもみたいに慌てて最初から全開で走るより抑え気味で行ったのが良かったのか?

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とはいえ練習不足でスタミナがないので4周目ぐらいから徐々にラップタイムは
落ちてきます。
それでも5周で5分20秒以内のラップで走れているようです。
最低限のミッション?は6周回を走ることでしたが、そこそこのタイムで走れているので
気を良くして7周回してからピットイン。
あとは先輩+若手に任せて・・・
結局、58チーム(だったと思う)で、35位の成績。
今の体調とチーム構成なら、まあ、まあだったかな(笑)

7月20日は、とても暑くスーパーセブンに乗るような日では
なかったのですが
一月ほどエンジンをかけてなかったので友人が作業している
ヨットハーバーまで行くことにしました。

さてエンジンをかけようとしてもかかる気配がありません。
バッテリーは替えたばかりなのでセルは勢いよく回るのですが
火が入る気配はありません。
うちのセブンは、ずっと始動性は、よくあまり苦労したことは
なかったのです。

「かぶらせてしまったのか?」と思ってプラグを抜いてみますが、
それほどのことはないようです。
プラグを外したついでに掃除しておきます。

掃除したのが良かったのか、エンジンに火が入りました。
暖気を済ませますがアイドリングがありません。
アクセルを離すとエンストしてしまいます。

まあ、エンジンは回るので走り出して全体に温まればなんとかなるだろうと
走り出しました。
200mほど走って通りに出ました。
(通りに出るまでは、まだ、ほぼ普通に走ることができた)

ところがアクセルを踏み込んでもエンジンが回転を上げません。
クラッチを踏んで負荷をなくしてアクセルを踏むと一時的にエンジンの回転は
上がるのですが続きません。
一瞬、回転が上がったエンジンでクラッチをつなぐとアクセルは踏んだままでも、
すぐにエンジンの回転は落ちエンスト、当然車速は上がりません。
後続車に焦るのですが何ともなりません。

惰性を使い、やっとの思いで路地に入りエンジンの様子を見ます。
①エンストしてもすぐにエンジンはかかります。
②そのまま、アクセルをあおるとエンジンの回転は上がるのですが続きません。
③2000~3000回転まで上がったところでアクセルを踏んだままにしていても
すぐにエンジンの回転は落ちてエンストしてしまします。
④エンジンを掛けずに燃料ポンプの作動音を確認しますが・・・
 ふつう、燃圧が上がってくるとポンプの作動音の間隔が開いてくるのですが、
 いつまでたっても変わりません。
⑤燃料計はガソリン残量が半分ほど残っていることを示しています。

空ぶかしを続けても不調はなおらないので、何とか自宅まで戻ることにしますが・・・
わずか数百mなのに、気が遠くなるような状態です。
(降りて押すことも覚悟しました)


まずエンジンを掛けてアクセルを踏み込みエンジン回転を上げます。
一瞬、3000回転ぐらいは上がるのですが、すぐにエンスト。
そのエンジンの回転が上がった一瞬にクラッチをミート、車速がなんとか数キロに。
(数十キロではありません。わずか数キロ、歩くのと変わらないぐらい)
その数キロのまま道路端をハザードを点けて惰性で進む。
わずか数キロですから、すぐに停止直前のスピードに。
そのままクラッチを踏んでセルを回す。
そこでアクセルを踏んで・・・・
の繰り返しで、何とか車庫まで帰還。

先にも書いた通り燃料計は半分ほどガソリンが残っていることを示していますし
前回の給油日時とその後の走行距離から考えてガス欠ということは考えられません。
(セルを回せばエンジンはかかるのですから)

燃料タンクはアルミ製ですから、錆が発生して錆の塊が燃料パイプ、
ストレーナーなどに詰まることもまず考えられません。

この症状だと・・・素人考えですがキャブレターの可能性は低いと思います。

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となると、やはり燃料ポンプでしょうか?
画像は、うちのセブンの燃料ポンプ。
中古車で購入した16年前に新品部品を付けたもの。
(奥に見えるのはデフ)

ガレージに帰ってテストしても燃料ポンプの件は先に書いた通りでした。
改めて再度書くと・・・
普通、この手の車は始動時にキーをオンにして燃料ポンプを作動させ燃圧が
上がって燃料ポンプの作動音の間隔が広くなったところでセルを回し
エンジンを始動させます。
ところが現状は、いつまで燃料ポンプを作動させていても作動音の
間隔は変わりません。
ということは、やはりちゃんと作動していない?
作動音はするのに間隔が変わらないのは燃圧が上がっていない・・・
ポンプが動いているのに燃料を送れていないということか。
(本当の構造は知りませんがピストンリングが磨滅してとか・・・?)
とりあえず、そのあたりから確認していくことにしましょうか。

朝、新聞を読んでいると豊橋市高塚海岸にクジラが漂着したというニュース。
高塚海岸と言えば自宅から5、6キロ、早速見に行くことにしました。
(豊橋市高塚海岸=豊橋南部の太平洋岸)


高塚海岸につくと・・・
東の方の波打ち際にそれらしい黒い物体が見えます。
早速、海岸を歩いていきます。

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クジラが見えてきました。
朝8時過ぎだったので、まだ人影はそれほどではありません。
自分が駐車地まで戻るころには、どんどん見物らしき人が増えてきました。
海岸に降りる道は、すれ違いも大変な細道、狭い海岸駐車場もいっぱいで、
たぶん、この後大混乱になったと思われます。

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新聞によれば体長約15mのマッコウクジラとのこと。
(最終的な計測では13.5mだったらしい)
(自分はクジラの中で一番マッコウクジラが好き)
マッコウクジラの特徴的な頭部は残念ながら確認できません。
頭部は砂浜に埋まっているのか・・・???
でも、さすがにでかい!
恐る恐る背中に触ってみましたが柔らかくもあり固くもある?(笑)

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家族連れも遠巻きに。

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左側が尾びれで手前側に背中を向けています。
新聞ではあおむけ状態で口を開けていましたが口元は確認できませんでした。
特徴的な頭部の形状と歯鯨の口、歯が確認できなかったのは少し残念でした。
(クジラの、大雑把な分類には歯鯨と、ひげクジラがある)

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左のむなびれが見えています。
死後かなりの時間が経過しているようです。
新聞には20日にも豊橋市や県が砂浜に引き上げ処分方法を決めると
書かれていました。
死後かなり立っていることから・・・
砂浜に埋め骨だけになったところを掘り出し骨格標本にして市内の
施設(動物園、自然史博物館とか)で展示できればと思うのですが、
結論はどうなったのでしょうか?

久しぶりに朝バンクに行きました。
まあ、体力低下で、ろくに走れないのはわかっていましたが・・・・
周回練習の途中から集団に合流。
(周回練習=先頭交代をしながら一列棒状で周回し最後は競輪競争となるピストでの定番練習)
残り2周で3番手、流れ的には最高だったんですが、そこまで。
それ以上踏めないのはわかっていましたので最後の一周に入るところで
後続の選手に迷惑をかけないように内に落ちました(泣)


ただ、最後の一周で踏めなくなったのはギヤ比が軽かったせいかも?
本当は体力低下が理由なのはわかっていましたが・・・
そこは何か他の理由に原因に求めたい(笑)
そこで、わずかながらもギヤ比をアップする方向で変えることにしました。

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本日までのギヤ比は冬場のトレーニング用に軽めの設定。
49T×15T(3.27)
リヤスプロケットは15Tのまま、とりあえずフロントを50Tに変えることにしました。
50T×15T(3.33)
わずかな違いですが・・・ピストのギヤ比は難しいのです。
(軽すぎればスピードに乗って回り切ってしまう、重過ぎれば低速のうちに消耗してしまう)

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古いシュパーブプロクランクにデュラエースのギヤ板をセット。
メーカー、時代を超えた組み合わせながら意外に似合う?(笑)

来週は耐久レースに参戦予定なのでギヤ比の変更を試すのは8月に入ってからですね。

「最近では」なくて、もう、ずいぶん前から自転車界では新素材の
導入が著しい。
特殊なアルミ合金、チタン、カーボン、ケブラー等々、こんな凄い素材を、
ごく普通のアマチュアが使っている(趣味の)世界は、ちょっと他に
ないんじゃないのかと思うぐらいです。

こういった凄い素材を導入する主な目的は、やはり軽量化の為でしょう。
(でも例えば・・・何万円もするカーボンのピラーを締め過ぎて割れたなんていう悲劇が?)
そういった新素材による軽量パーツの導入で問題になるのが
「ねじの締め具合」、「トルク管理」。
そこで、今回はトルクレンチ、KTCのデジラチェNo.GEK30-C3Aを
取り上げます。
この製品は「パワーセンサー搭載固定グリップ」
(グリップのどの位置を握っても正確なトルクを割り出す感度センサーを内蔵)
を搭載ほか、いろいろな優れた特徴があります。

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画像下が今回取り上げるKTCのデジタルラチェットです。
トルクレンチにもいろいろなタイプがあります。
たとえば画像の上はダイヤルゲージ式と言われるタイプ。
他にもビーム式、プレセット式等があります。

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KTCのトルクレンチシリーズの名称、デジラチェ(デジタル+ラチェット)、
デジタルはトルク表示を表しているのは当然ですが
「ラチェット」と名前がついているのは・・・・?

「トルクレンチとして使わなくても気軽にラチェットレンチとして使ってもらいたいから」
ということのようです。
(なおデジラチェはKTCの登録商標とのこと)
さて、そのデジタルラチェットも各種用意されているのですが、
今回選んだタイプはデジラチェNo.GEK30-C3Aです。

KTCのデジラチェにも各種ある中で、これを選んだ理由は主要な目的が
「自転車関係の使用」になる為。
自転車関係ですと他の用途(自動車、一般機械など)に比べて「小トルク」の
管理が必要な部品が多くなります。
そこでトルク測定範囲の中で最も低トルク(2~30N・m)の測定が可能な、
このタイプを選びました。

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デジラチェNo.GEK30-C3AとKTCの一番小さいコンパクトショート
ラチェットハンドルBRC3Sとの比較。
確かに以前のトルクレンチに比較するとコンパクトなデジラチェですね。

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機械、工具に詳しい方なら当たり前のことですが念の為。
トルクレンチを買っただけではトルクの測定は出来ません。
あなたの測定したい(締めたいネジ)に適合したツールが必要です。
例えば上の画像はヘキサゴンソケット。
(自転車界では、なぜかアーレンキーソケットと呼ぶ)
左から4、5、6、7、8ミリ。8ミリというのは、自転車だけでなく
一般的にも、ほとんど使われていないサイズですが古いフランス車の
一部には時々、使われていることがありフランスの旧車をいじる
人には欠かせません?

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これはナット、ボルトを回す、いわゆるソケット。
いきなりセットで買ってしまえば安心ですが自転車に限らず自分の使う
サイズのみ順番に揃えていけば良いでしょう。
こんな単純に思える物でも製品の質がありますから安いからと飛びつかず、
ちゃんとした製品を選ぶのが肝心です。
精度の高い良い製品はネジ自体も傷めにくくなめにくいものなのです。

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話が後先でしたが先の画像で紹介した工具を差し込む部分の画像です。
(右がソケット)
(左はデジラチェではなく通常のラチェットレンチ、デジラチェも同じ形状)
この部分を「差し込み角寸法」などと言います。この部分の規格は
世界共通で、通常使われているサイズは3種類(工業用にはもっと大きな
サイズもある)でインチ表示で1/4SQ、3/8SQ、1/2SQなどがあります。
今回のサンプル、デジラチェNo.GEK30-C3Aは3/8SQになります。
(ミリ表示に直すとそれぞれ6.75ミリ、9.5ミリ、12.5ミリ)
このサイズがあっていれば他メーカーでも互換性があります。
(メーカーによって公差があるので着脱に若干のフィーリングの違いが出ることもあります)

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全長が211ミリとコンパクトなので使いやすい?
トルク値を見ながら作業出来ますし、先にも書いた通り、またメーカーが
アピール?するようにトルクレンチとではなくラチェットレンチとして
気楽に使うこともできます。
(でも、ラチェットハンドルだけの方がコンパクトで軽いけど)

トルクレンチを使えば、これで、もうトルク管理は大丈夫・・・
と言いたいところですが難しいのがネジの世界???

例えば簡単な例を挙げれば・・・
「グリスを塗らないでそのまま組んだネジ&ナット」と
「グリスをしっかり塗ったネジ&ナット」
では同じトルク数値が出たとしても同じだけしまっているのか?

ネジの世界は奥が深い?(笑)

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