コルサの毎日がヒルクライム

2015年07月

まだ未確認なんですが・・・
7月末の耐久レースに先輩が私をチームメイトとしてエントリーして
くれたらしい(笑)
確かに少し前「レースに出ないか」と聞かれたような記憶はあるのですが・・・


耐久レースでもレースに出るとなるとタイヤが不安。
現在、カーボンフレームのロードレーサーについているタイヤには、
ひび割れが出始めています。
まあ、トレーニングなら少しぐらいのひび割れは心配ないと思うのですが
レースの舞台は新城運動公園。
新城運動公園の耐久レースコースは3か所ほど、そこそこシビアな
コーナーリングがあります。
自分が転ぶだけならともかく他人に迷惑をかけてはいけないのでタイヤを
新調することにしました。


ちなみに新城運動公園の耐久レースコースの3か所のポイントとは?
①、公園内から北側一般公道へ出る下りの先の左に曲がるところ。
②、①の先を西に進んで、やや鋭角に左に切れ込む公道の曲がり角。
③、公園内に戻り坂を登り切って右折。その先を下り切って左に曲がる場所。

この3か所は、スピードにのせて滑らかに曲がらないと
立ち上がりでスピードがのらなくなってしまう大切なコーナーなのです。
タイヤの負担も大きいのでタイヤに不安があると思い切って走れません。

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いろいろ迷ったものの結局、選んだのは定番のミシュラン プロ4Service Course
カタログ重量は200g。
ミシュラン内での選択肢としては同じプロ4の
軽量版(180g)もあったのですが今回は200gを選びました。

若い頃は多少のリスク(パンク)があってもホイールの軽量化というメリットを
迷わず選んだと思いますがパンクの不安に重い方を選んでしまう・・・
「大人になった?」、それとも「攻めの姿勢がなくなった?」(笑)


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ミシュラン プロ4を装着したレース用、デローザ アバント(2007年式)

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ミシュラン プロ4は、結構、タイヤ中央にバリが出ていました。
以前のモデルはこれほど、ひどくはなかったような気がしますが。
どうせ乗っていれば摩耗してなくなってしまうとはわかっていても気になります(笑)
プロ3シリーズはプロ2に比べて摩耗が早くなったと騒がれましたが
今度のプロ4はどうでしょうか?
(摩耗がチェックできるほど乗れるかどうか?)


そうそう、タイヤは新調したものの、本当にレースに
エントリーされているんでしょうか?確認しなくちゃ(爆)

12日は、滝ちゃんが持ち込んだフレームにヘッドパーツの組み込み
作業を行いました。
2台とも今時珍しいクロモリパイプの(新車)フレーム。

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1台目は珍しいFAGGIN(日本語表記ではファジンと発音するらしい)
というブランド。
滝ちゃんがイタリアに行った際、直接、工房を訪ねオーダーした
フレームとのこと。
(背景が悪くフレームが見にくくてすみません)

ファジンのHP⇒ http://www.fagginbikes.com/

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ファジンはラグも凝っておりメッキ加工もされた手作り感あふれた
フレーム。
このフレームに組み込むパーツは?・・・
定番なら「カンパニョロの銀アテネ」でしょうけど、滝ちゃんの構想は
同じアテネでも2013年のESP(電動コンポ)を組み込むとのこと。
フレームも、そのようにオーダーされて作られているようです。

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ピンボケですがBBにも凝ったデザインが取り入れられ文字の刻印なども
された手の込んだフレームです。

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頼まれたのはヘッド小物をセットすること。
仕上げも良く、スムーズにセット完了。

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フロントフォークに下玉押しもセット完了。
ファジンはアヘッド仕様なので作業はこれで完了。

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続いての作業はデローザ、ヌーボクラシコ。
クロモリフレームですがトップチューブはオーバーサイズだし、
シートステーパイプも70年代、80年代のクロモリフレームを
見慣れた目には太く少々違和感があります。
でも欲しい(笑)

白いフレームにデローザのハートマークの赤色がアクセントになって
美しいしヌーボクラシコはラグもメッキされていて格好いいんですよね。
(これ、いくら?)

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カンパのヘッド小物、上下のワンをセット完了。
メッキの厚みのせいなのか、少々ヘッドパーツの圧入に手間取りましたが
問題なさそうです。

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こちらのフレームはアヘッド式ではなくスレッドコラムなのでフォークコラムを
ドンピシャに切断する必要があります。
コラムを切るのは何度やっても緊張しますね~。

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寸法に問題なくフレームにフロントフォークのセット完了。
ヌーボクラシコは古いタイプのヘッドマークですが70年代の
ハートマークの方が自分は好みかな。

特に問題なく2台のイタリアンレーサーのヘッドパーツセット完了。
どんな完成車になるのか?楽しみです。

※タイトルはコルサ探検隊と言っていますが今回は単独です。

久々の梅雨の合間の晴れ間になった11日、急きょ、自転車に
乗ることにしました。
体力低下が著しいのに月末の耐久レースに友人のチームエントリーされているので
ロードでトレーニングしておきたいところですが・・・

6月28日にコルサ探検隊で登頂断念した岡崎市の山の中、風頭山のことが
気になります。
ただ晴れたとは言え長雨の続いた直後に林道、登山はあまり・・・
一応そうは思ったものの我慢できなくなり(笑)山に向かいました。

今回は単独なので登山口までなるべく足を使わないで走ることにします。
前回は宮崎の集落から林道を縫って走っていきましたが今回は県道を、
くらがり渓谷の駐車場まで走っていきます。

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くらがり渓谷の駐車場から林道石原河原線の入り口。
日当たりが悪いところはもちろん日が当たっていそうなところも
思っていた以上に道は乾いていません。

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2週間前にはなかった倒木が。やはり長雨のせいでしょうか。

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更に進んでいくと崖が崩壊していました。
今日も、いつ、倒木、落石があってもおかしくないと更に
気を引き締めて走ることに。

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前回確認した登り口と思われる場所に到着。
前回、帰宅した後、ネットで調べてみましたが、やはり、ここで
間違いないようです。

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ここで林道脇に自転車を置いていくことに。
前輪のところにあるのは自転車用のシューズを入れた袋。
靴も軽量化の為、ここに置いていきます。

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登山道が荒れているようなので今回は、ここで自転車の靴から
ハイキングシューズに履き替えました。

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林道から入った登山道は沢を登っていくような雰囲気。
とても滑りやすいので慎重に登っていきます。

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沢を登ると今度は倒木が行く手をふさいでいます。

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帰路に上部から撮影した画像。
わずかに林道が見えています。

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最初の難所を抜けると急坂ではありますが比較的歩きやすくなりました。
踏み跡は薄いもののテープなどの目印があるので、なんとか分かります。

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尾根筋に出ました。
右の木に付けられた白いプレートには「風頭山25分」と
書かれているようです。

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尾根筋からは、アップダウンに岩場など結構変化に富む道。
途中、展望はほとんどありません。

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風頭山山頂???「ここか???」
実は前回、断念、帰宅後、林道からの登り口をネットで調べてみました。
その際、山頂の画像も見たのですが山頂には年季の入った標識と個人で
作ったと思われるプレートが木の枝に2枚ほどかかっているのを見た
記憶がありました。
ところが、今回、ここにはプレートが一枚もありません。
地面も調べてみましたがそれらしい板なども見当たりません。
少々不安になりました。
そこで、もう少し先、大日山方面まで進んでみることにしました。

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先ほどのポイントから20分ほど進むとネットで見かけたケルン?を発見。

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回り込んでみると・・・何やら(自然石か?)祀られているようです。
いつの頃に作られたものでしょうか?
この先は、またかなりの登りになっています。
ここを登り切れば大日山のようですが体力的に不安に。
ここで折り返すことにしました。

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折り返して先ほどのポイントに。
やはり、ここが風頭山山頂(597m)で間違いないようです。
山頂には休憩所を示す杭もあったようですが見当たりません。
少し探索すると・・・
(帰宅後ネットで画像を探してみると右の木に巻き付いているロープは
  かつて風頭山の標識を縛っていたロープのようです)

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ネットで見かけた風景が目に飛び込んできました。
そうそう、この風景が見られるのが山頂脇の休憩所のはずです。
画像の左端は鉄塔などがたくさん立っているのが見えましたので
本宮山ですね。
今日は、長雨の後で霞んでいましたが空気が澄んでいればこの画像の更に
右手に豊橋市、三河湾、伊良湖岬が見えるそうです。残念。

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東川原町の集落が見えていました。

今回は、なんとか風頭山を登ることができました。
休憩、昼食の後は滑って転ばないように注意して下山することにしましょう。

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往路は、くらがり渓谷まで県道を走ってきましたが帰路は林道を下って
宮崎小学校の近くまで走ることにしました。
林道から舗装に出れば後は舗装路を車まで戻るだけ。

今回取り上げるのはテレフォンカードです。

「テレフォンカード」・・・

もしかしたら若い人にはすでに死語になっているのかもしれませんが・・・
かつては公衆電話で小銭いらずの実用品として販売されたのはもちろん、
記念品、懸賞賞品、宣伝広告用などとして広く出回ったものなのですが。

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その中で今回取り上げるのはLOOK社関係の2枚。
こちらはフランスの偉大なチャンピオン、ベルナール イノーの写真が
入ったもの。

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こちらは同じくベルナール イノーとジャン フランソワ ベルナールの
写真が入っています。
ジャン フランソワ ベルナールはプロデビュー時、フランスの期待を
背負う大型新人として活躍を期待されていたものの結局、それほどの(大)活躍を
することなく引退していった記憶があります。

ところで、今回のサンプル、いつ、どこで作られ、入手したものでしょうか?
残念ながら、全く記憶がありません。


もちろん、ここに書くまでもなくLOOK社はビンディングペダルと
カーボンフレームで大変人気のあるメーカーです。

ベルナールイノーが1985年にルック社のペダルを使いツールドフランスを
優勝した為、日本でもルックのペダルは大人気となりました。

また翌年の1986年だったと思いますがグレッグレモンとイノーがルックの
カーボンフレームを使いツールドフランスでワンツーフィニッシュを果たし
ペダルとともに大人気を博します。

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こうして日本でも大人気となるルックのカーボンフレームですが当初、
日本で販売していた会社をご存知でしょうか?

上の画像はペダルについていた説明書の一部です。
上に「LOOK」の文字、そして下の方には発売元として
株式会社 服部セイコー、SEIKO CORPORATIONの文字が見えます。
服部セイコーといえば、いうまでもなく時計メーカーです。
そのセイコー社が、「どうして高級自転車フレーム、ペダルの販売を?」
1990年前後と言えば・・・日本はバブルの時代、そのあたりに
理由があったのでしょうか。

そうそう、話がそれましたが服部セイコーはスポンサーになってレースを
開催したことがあったと思います。
(ジャン フランソワ ベルナールも招かれタイムトライアルに参加したと思う)
もしかしたら、このカードは、その時のレースの記念品だったのかもしれません。

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古いストロングライトのBBワン。
(画像右が右ワン、左が左ワンとロックリング)

自分が不勉強なだけかもしれませんが・・・
今まで古いストロングライトのBB、右ワンを回す専用工具を見た記憶がありません。
(また左ワンの六角も何で回すのか?専用工具はあるのか?)
フランスの自転車工具として有名なVARの古いカタログでも見た記憶はありません。
(カタログにはBBワン用の工具は何種類かイラストがありました)
フランス部品に詳しい友人に聞いても知らないという返事。

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右ワンの寸法を測定してみると約38ミリほどでした。

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もしこれをモンキーレンチで回すとしたら・・・

画像を見ていただくと昔から作られていたタイプのモンキーレンチ(画像上)
ですと回すことはできません。
昔からの設計のレンチでは、かなり大きなレンチでないと対面幅約38ミリの
右ワンを回すことは出来ませんでした。
しかし、最近、多く見かけるようになったレンチ全長に対して大口に開く
モンキーならば(画像下)なら、なんとかならないこともありません。
(逆に短くてトルク不足かも)

またヘッドスパナなどで代用できるかと考えてみましたが先にも書いた通り
右ワンの対面幅は38ミリ。
ヘッドスパナですと当時は32、34ぐらい。MTB時代のオーバーサイズだと
40ミリになってしまい38ミリは見当たらないようです。

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ショップさんで聞いた話では「大型モンキーで回してた」とのことでした。
自分は大きく、重いモンキーレンチで右ワンを回すのは、
どうしても「いや」、だったので作ってしまうことにしました。

と言っても自分で鉄板を切り抜くのは大変なので友人の鉄工所に
依頼することにしました。

友人曰く
「右ワンの計測データーを工作機械に入力しレーザーでカットすれば、あっという間」
とのことですが、まあ、多分、友人本人ではなく有能な社員が
作ってくれたのだと思われます。

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右ワンの八角の輪郭は機械的に見れば、結構適当な寸法精度らしく、
やや小さめにデーターを入力してカットしてくれたようです。
その為、少しだけ自分でヤスリで当たり面を削って修正。

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これで、ばっちり使えるようになりました。
材質は、ごく普通?の鉄板とのことですが
接触面積(点か)が八点と多いので今のところ強度の問題はないようです。

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ちなみに材料の厚みは・・・
結構肉厚があって丈夫そうに見えますが実測してみると鉄板の肉厚は
3ミリほどでした。

さび付いて固着したワンなどを緩めようと何度も使うと「ごく普通の鉄板」
で作ったという工具が変形してしまうかもしれませんが現在のところ
全く問題なく重宝しています。

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ところで左ワンの部分は何で回していますか?
こちらは実測24ミリというサイズでした。
6本組みの基本スパナセットですと23ミリが最大というような組み合わせが
多いようですが、こちらは24ミリと中途半端な?寸法でした。
自分は趣味車の英国車のオイルドレンボルトが24ミリなので、それ用の
スパナを使うことも出来ますが右ワンと違って左ワンは、それほどトルクがなくても
動くのでモンキーレンチで回してしまうことが多いかな。

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