コルサの毎日がヒルクライム

2015年08月

※2015年10月6日追記
皆様のご教授によりますと
フレームの造り、ステッカー、などから、このフレームには60年代の特徴が
多くあるようです。
(70年代のピストと見比べた結果)
友人が1977年に購入したと書きましたが、これも私の記憶違いで
実際に購入したのは1979年、その時友人は在庫車なので1977年
くらいの入荷と考えていたようですが実際は、もっと長いこと
在庫されていたのかもしれません。



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1977年(たぶん)のチネリ スーパーコルサ、ピスト。
今回は各部の部品をご紹介させていただきます。


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前回、チネリの特徴としてあげた水平のシートチューブ上部の形状。
「実はフレームの作りに関係があるのかも?」と書きましたが・・・
まずはピラーにご注目。
ミゾが切られたカンパのピラー、スーパーレコードです。

画像では小さく見づらいかもしれませんが上部に「26.2」と刻印が
入っています。
「スチールフレームで26.2?、ハイテンション鋼のフレーム???」
と言われてしまいそうです。
(ベテランサイクリストでないと分かりにくい話ですね)
若い人なら「少し前のアルミフレームだったら、有りそうなサイズじゃん」
と言われるかも。


この時代のスチールフレームなら外形が違うということはよほど特殊な例を
除きまずないでしょう。
ではチネリのフレームのパイプは外径が一緒なのに、なぜほかのチューブと
違って27.2ミリではなく26.2ミリだったのか?
チネリではシートチューブ上部内側にパイプを入れ補強していたのだそうです。
その為、シートチューブ内径が27.2ミリではなく26.2ミリになっている
のだそうです。
その加工をした後、パイプ上部の形を整えるとなると・・・
通常のラグ上部のようにカーブなどに成形するのは面倒?それで水平のカットに
なっている?というのが私の推測(妄想)です。
余談ですがスーパーレコード、レコードの26.2ミリピラーは、チネリ専用と
いえるのかもしれません。
安価なハイテンのフレームに高価なカンパのピラーを使うことは通常あり
得ませんからね。
そうそう、このチネリの渋いフレームならスーパーレコードよりレコードの方が
似合うと言われるかもしれません。
もちろん、レコード入手していますが・・・
新品を高価で買ったので、なかなか交換する勇気がないのです(笑)
サドルは当然、ユニカしかありません。
(チネリが販売していたもの。後部にCINLLIの文字も入っています)
品番はNo.65というパットの入っていないもの。

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ハンドル、ステムも、もちろんチネリのピスト用。
ステムはNo.3、ハンドルはNo.19という品番。
ともにスチール製でラグやヘッド小物のメッキとマッチしていますよね。

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ステムはいわゆるバッチ付。
デザインは当然、フレームのヘッドマークに似ていますがもちろん同じもの
ではありません。
(大きさ、デザインの一部に違いがあります)

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チェーンホイール、BBは、もちろんカンパレコード。
チェーンは、あまり見かけないVITAというフランスの製品。
このピストを組んでいた当時、ヨーロッパのピストチェーンの手持ちがVITA
しかなく組付けたもの。
このVITAは一般向けではなく競技用として作られているのは間違いないと
思いますが、当時、競技にどれくらい使われていて、またチネリなどに
マッチするものなのかどうかは不明。
本来ならレジナ、レノルド、セディスあたりが合うのでしょうか?


そうそう、画像ではわかりませんがBBの話を一つ。
外国のピストはBB幅が通常70ミリ幅で出来ています。
また英国車や日本のものは68ミリ幅のものが多くなっています。
ですが、このチネリのピストは70ミリでも68ミリでもありません。
65ミリ幅で作られているのです。
カンパのカタログを見て65ミリ幅のBBが用意されていたのは
知ってはいましたがBBをオーバーホールしていた際に気が付いた時は、
なぜか感動し?嬉しかったことを覚えています。
(日本の古いピストにも一部、65ミリ幅のものが見られます)

65ミリ幅の意味については
「ペダルの踏み幅を抑えて足の回転が上がりやすくする」
「少しでも自転車の幅を狭くして右のペダルがバンクにこすらないように」
とベテラン競輪選手に聞いたことがあるります。

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「ハブもカンパ レコード」、と書きたいところですが・・・
この日、付けていたホイールは実はチネリ用ではなくハブもカンパでは
ありません。
カンパには「両切りハブ」はなかったと思います。
両切りハブとはハブの両方にギヤが付けられるようになっており歯数の違う
ギヤを付けておきレースの種類、コンディション、走法の違いあるいは練習と
本番などと違ったギヤ比が選べるようになっています。
話が少しそれました。
このハブは三信プロフェッショナルというハブで競輪に使われていたものです。
デザインはカンパそっくりでパッと見気が付く人は、ほとんどいません。
(両切りハブということでカンパではないと気が付かれるぐらい)
三信プロフェッショナルは外観、玉当たりなど両方の仕上げがとてもよく
競輪選手にも愛好者が多かった製品です。
リムもアラヤの競輪用リムの中古を磨いたもの。
アラヤの競輪用リムは昔からほとんど形が変わっておらず、また70年代の
チューブラリムは世界中どこのリムでもほとんど見分けがつかないのでチネリに
付けていても違和感はないでしょう(笑)
スポークの組み方が気になる方も?
書くと長くなるので簡単に書くと・・・
このホイールは両側にギヤが付いているのでホイールの向きを変えて
使うことになります。
その為、この組み方になっているのですね。

21日は珍しい、イタリアのピストフレームが入庫しました。

FAGGIN(ファジン)というブランドで・・・
と書くと、「どこかで聞いたような」と思われるかもしれません。
そう、ついこの間、ファジンのロードが入庫したばかりなんです。
ほとんど日本で知られていないファジンのフレーム、それもピストを
持ち込んだのは
ロードのオーナーの、滝ちゃんでした(笑)
今回の依頼された作業もヘッドパーツの組み付けです。


ファジン ロードフレームの記事
http://blogs.yahoo.co.jp/corsa2003sp/41715104.html


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FAGGIN(ファジン)のピストフレーム。
前回のロードフレームは装飾が多く施されていましたが純粋な競技車両の
ピストはシンプルな構成です。

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ヘッドバッジ

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シートチューブのステッカー

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コロンバスSLを使っています。

BB部分の肉厚は日本の競輪フレームより肉薄に感じました。

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シート部分。
日本のハンドメイド、競輪フレームより無骨な
仕上げのラグ回り。

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リヤエンドはFAGGIN ITALIAの文字が入ったもの。
日本の競輪フレームに使われているエンドに比べて形が少し・・・
格好悪い(失礼)

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トップチューブとダウンチューブには、つぶしの溝が
入れられていました。
画像でも感じられるかと思いますが、その為、少し細く見えます。

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シートピラーがスムーズに入らなかったのでリーマーをかけて
修正しておきます。

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メッキフォークですが、なぜかフォークコラムに大きくメッキがのって
いない部分があり錆が発生していました。
どうせ見えないところですが・・・ワイヤーブラシで錆を落としメッキ風に
仕上がるスプレーを吹いておきました。
どうせ組み付けてしまえば見えないのでメッキ風ペイントでなくても、
なに色でも良いから錆止めを塗っておけばよかったんですけど、ついつい。

これで、私の作業は終了。
あとは滝ちゃんが自分で組み付けるだけ。
カンパ+イタリアの部品を中心に組み付けるそうなので
完成がとても楽しみです。

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さて、前回までは、外すのに苦労したサカエピラーが今回はいきなり
杉野マイティピラーに変わっているうえフレームにセットされた
組み付け完成画像になっていますが・・・
この段階で問題が発生しています。

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前回の記事でもふれたとおり、モールトン純正の下側スチールパイプと
27.0ミリ径のピラー上部とでは隙間が、わずかにあることは
わかっていました。
この隙間、接着剤を塗布する面として、あえてこうしてあるのだと
思いますが、自分の改造では、また元に戻すことや更なる改造?
することを考えると「接着はしたくありません」でした。
また4方向から4本のリベットでしっかり固定すれば「ガタ」は
「それほど気にならないだろう」との読みもありました。
もちろん、しっかり固定するためリベットもピラーの肉厚に適した
長い物を購入、使用しました。

正直、リベットだけでも走行中に感じるほどの大きなガタではなく
「気が付かないふり」をしてもよかったとは思ったのですが(笑)
この記事の初めの頃、「サドル角度で1度以下での微調整~」の為に
「2本止めピラーを使いたかった」とまで書いてしまっておきながら、
ごくわずかとはいえガタを容認しているのは思わぬ突っ込みを食らって
恥をかく可能性もありそうです(笑)


オリジナルの外観にこだわらなければ・・・
リベット穴を「4方向、4カ所」から「4方向のままでも8本ぐらい」に
増やせばガタはなくなると思えますが、それでは、いざという時?
元の外観に戻せなくなってしまいます。
(それにリベットだらけの少しうるさい外観にもなってしまう)


ということで、ここから、もう一度ばらして対策することにしました。

考えてみれば27.0ミリのピラーでは、結構ガタがあったのですから接着剤を
使わずに27.2ミリのピラーを挿入する方法を取る手もあったかもしれません。

その2の記事で書いた冷却スプレーで①内側のピラーを冷却して
縮小させ(冷凍庫で冷やすほうが安上がり?)②外側のパイプを暖めて
膨張させておいて嵌合すればほとんどガタなく合体出来たのではと思います。
その上でリベット止めすれば接着剤なしでも・・・
切断した27.0ピラーを無駄にしたくはないので、この考えはあきらめます。
(次に、もし別のピラー上部に変える事があったら考えよう)

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ホームセンターで金属どうしの接着もOKという接着剤を探してきました。
金属と金属「○」となっていましたが特に「鉄、アルミ」と金属とはいえ
異なる素材の接着はどうなんでしょうか?
異種の金属だと、たとえば膨張率とか違うだとか・・・
まあ、今回は万一、接着が完全ではなくなったとしても隙間を埋める役目を
してもらえれば良いかと接着剤との相性は気にせず進める事にします。


接着剤を、たっぷり両方に塗り挿入します。
(ちょっと塗り過ぎたかも)
下側のリベット穴からも接着剤がはみ出しています。
左に見えるリベットは仮に差し込んである位置決めのもの。
この後、本番のリベットを4本打ち込み、大きくはみ出た接着剤だけ軽く拭いて
丸二日ほど放置しておきました。
ちなみに接着剤の説明書による目安の乾燥時間は数時間ほどでしたが大量に
塗り込んだので念の為。

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先にも書いた通り、大きくはみ出ていた接着剤は乾く前に大雑把にふき取り、
残りを「ラッカー系塗料薄め液」で、それほど苦労することなく除去すること
が出来ました。
まだ画像手前から後部に接着剤のはみ出しがわずかに見えます。

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リベット止め+接着でガタなく取り付けらられたスギノ マイティピラー上部。
2本締め構造で微妙な角度調整も楽々のうえ固定力も強力、そして見栄えも最高(笑)
(サカエP-5も良かったけど、やっぱり2本止めは格好良いですよね)


まあ、いざとなれば、純正のサカエに戻すことも出来るますしね。
(ただ、今回使用した接着剤がどのくらい強力かどうかは未知数なので)

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ついでに行うことにした作業がピラーの下部(フレーム内部に入る部分のカット)
「その1」で「元に戻せる以外の改造は、ほとんどしません」と書きましたが、
ここは外からは通常見えませんしね。
(それに内蔵式されているというポンプは、もともと失われていましたから)

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新しくつけたマイティピラーの上部+ブルックスプロフェッショナルサドルの
組み合わせでで計測すると、だいたい22センチほどフレームに入っているようです。
ブルックスより「薄い最近のサドル」を使うことも考慮(ピラーがその分長く出る)
して余裕を持たせてカットすることにします。

そこで、余裕を持たせて切断したのは・・・10センチ。
これでは、たいして軽量化にもなりませんけど(笑)

実は、この作業の主目的は軽量化ではなくてフレームからピラーを差し替える際に
抵抗が大きい為にした作業なのです。
うちのモールトンのフレーム内部(パイプ内径)は若干の歪みがあるのか奥まで
差し込むとスムーズに上下出来ません。
その作業でフレームを傷めないよう少し下部をカットしてみたのでした。

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現在の姿。

※ピラー改造記事、おわり。

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さてリベットを削れば簡単に分離できると思ったピラーが
なかなか抜けず困っていた前回。
その後をご報告していきます。

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叩いても叩いても微動だにしなかったピラーですが
寸切りボルト(ピラー内側に突っ込んでいるボルト、もちろん鉄製)の
上部が変形するほど叩いていると、やっと、わずかながら動き出しました。
(リベット穴の内部と外が、ずれだしていることに注目)

イメージ 3

動き出してからでも簡単にはいかず、やっとの思いで
抜き出すことが出来ました。

サカエピラーの内径より少し太い寸切りボルトが食い込むほどで
この後、分離するのに手間取るほどした。
スポンジのような物はモールトンオリジナルのピラー内ポンプ内蔵の
細工の一部品の様でしょうか。
(うちのは前のオーナーが入手した時点で、すでに失われていたそうです)

イメージ 4

イメージ 5

リベットを削り落としても簡単に抜けなかった理由がわかる画像がこの2枚。

①ピラー部分、リベット穴のある溝に残る白いもの。
また、そのピラーの下に写る白い二つに折れた物体。
②パイプ内、全体にうっすらと残ったりパイプ内右側に残る白いもの。


もともと金属用の接着剤でしっかり固定されていたのでした。
それにしても製造から30年経っても、こんなに強固に張り付いていた
なんて凄い接着剤だったんですね。
先にも書いた通り冷却材で何度も冷やしても変化がなかったのは
すごいと思います。
ただ、この接着剤、高い温度にはどうだったのか・・・
案外、少し炙れば取れたのかもしれませんが。

そうそう、接着剤をきれいに取り去ったパイプ内径と
ピラー外径(表示はないが実測値27.0)には、わずかな隙間があります。
この隙間はあえてあけてあり接着剤を行き渡らせる為にこのような寸法に
なっているのだと思います。
ということで圧入という手法は使われていなかったことがわかります。

イメージ 6

はずしたサカエ製ピラーは溝付きでした。
このミゾすべてにしっかりと接着剤が塗りこまれていました。
外した、この部分は元に戻すことも考えて当然保管しておくことになります。
(リベットで固定すればもともとのピラーに戻せますから)

また差し替えるピラーのポスト部分は、このピラーと同じ長さに
切断することとします。

ここまでくれば、あとは簡単・・・?

※2015年10月6日追記
皆様のご教授によりますと
フレームの造り、ステッカー、などから、このフレームには60年代の特徴が
多くあるようです。
(70年代のピストと見比べた結果)
友人が1977年に購入したと書きましたが、これも私の記憶違いで
実際に購入したのは1979年、その時友人は在庫車なので1977年
くらいの入荷と考えていたようですが実際は、もっと長いこと
在庫されていたのかもしれません。


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先日、競輪場で乗ったと記事を書いたチネリのピストをご紹介します。


このチネリ、友人が1977年に新車(日本にはフレームで入荷)で購入したもの。
友人はデローザなどのロードレーサーに続いてイタリアンピストの美しさに
魅かれ買ったそうで競技者ではなかった為、ほとんど乗っていないとのこと。
(Rブレーキを付け、わずかな公道走行+数回の競輪場程度)


ずっとチネリにあこがれ続けていたものの手に入れる事ができなったのですが
何年前になるでしょうか、友人から譲り受けた時は本当にうれしかったですね。
しかし、大切なチネリ、落車が怖くて競輪場に持って行って乗ることは
ほとんどありません。
(自分もフレームで譲り受け自分の手持ち部品で組み上げました)


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1977年(友人が購入した年)チネリ ピスト。
フレームサイズはC-T530ミリ。
ピストはBB位置がロードに比べて高いなどの理由で同じサイズでもロードより
ヘッドチューブなどが長くなりフレームサイズが大きく見えます。
その為、見た目的にも意外に格好良く見えると思います。

ステムが前下がりのピスト用のうえ、ハンドルもピスト用でドロップ量が
大きな為、ハンドル下側の位置が、いつも乗っているピストより
70ミリほど低くなっています。
当然、体が固く腰痛持ちの自分には苦しいポジションですが、
このチネリだけは自分が乗るためのポジションより、ピストレーサーらしい
見た目を重視してセッティングしています。

近年のピスト用のタイヤはとても細く走りも軽い気がしますが
この時代のピストにはある程度太さがないと格好がつかないような
気がします。
その為、パナレーサーの現行普及品チューブラタイヤを使っています。

いうまでもなくペダルは全然、時代があっていませんが、
それは普段の靴で乗る為。
靴もペダルも、フレームと、ほぼ時代が合うものも用意していますが、
いつも乗っている普段の靴で純粋にフレームの違いを感じたかった為。

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ヘッドバッジ。
さすがに年式を感じさせるヤレ具合になってきました。
もう少し綺麗にしておきたいもののペイントが入っている部分なので安易に
ケミカル用品で磨けず悩んでいます。
あまりここだけピカピカになっても全体のバランスが崩れてしまいますしね。
上部に小さく「MADE IN ITALY」と書かれたイタリア国旗カラーのステッカーが
貼られています。

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シートチューブに貼られたステッカー類。
チネリというとスーパーコルサと書かれますが中央のステッカーには
「SPECIALE CORSA」と書かれています。
イタリア語ではスペチィアーレ コルサ?ならばスーパーコルサより
スペシャルコルサ??

コロンバスのギャランティマークが良く知られている後のものより
渋いこと、渋いこと。
これもこの年代のチネリにマッチしています。
それにしても、たくさん貼られているステッカー類が微妙にバランスして
格好良いのはヨーロッパ感覚?
(プジョーなどもそうだし)

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田舎者の自分が言うのも何なんですが「競技車なのにエレガント」(笑)
ピストレーサーなんてロード以上に純粋な競技者しか使わないのですから
無骨でも仕上げが荒くても、力を逃がさないよう、しっかり作られていれば
良いのですが。
メッキラグ、フォーククラウンメッキそしてフォーククラウンにわずかに
入れられている赤いペイント、カンパのピストヘッド小物の綺麗なメッキと
マッチして、もうたまりません(笑)

ロードではヘッドラグ(上下とも上側に)に丸穴が開けられ、そこにも
赤いペイントが入れられていますがピストにはありません。

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チネリのフレームの特徴、集合ステー。
シートステイの上部外側と「シートラグの前側だけ」が
メッキされているのに注目。
またシートピラーの割りの部分に、小さく入れられた赤いペイントが、オシャレ。
(ホーククラウンにも赤いペイントが入れられていましたね)

そして、もう一つの特徴、シートラグの上部の形状。
まるで一般車のように水平になっているだけ、無骨というしかありません。
これもチネリの大きな特徴といえると思います。
この水平に切りっぱなしみたいな造り、実はフレームの作りに関係があるのかも?
その辺りは次の機会に。

※部品類についても、次の機会に。

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