コルサの毎日がヒルクライム

2015年11月

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ひょんなことから手に入れた自転車。

「またコルサが変なこと始めた~」、
「ママチャリみたいなのをどうするつもり」、
いろいろご意見があるでしょう(笑)

でも、この自転車意外に面白い自転車なんです。
今回は、あえて左側からの画像しかあげませんが
左側からだけでも、よ~く見ていただくと、いろいろ面白いところに
気が付かれるかも?
とはいっても高級品ではないので気軽に楽しむつもり。

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先日、友人に依頼された作業。
丸石エンペラーのBB分解とヘッドパーツの交換。

作業台に固定して作業準備完了。
ホイールがついてなかったので作業用にエンド幅が同じ120ミリの
ピストホイールを入れています。

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メーカー完成車には特殊なBBが組み込まれていることがあります。
このエンペラーも少し変わったBBが組み込まれていました。

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まずはロックリング、溝が狭くてスギノの工具では入りませんでした。
こういう場面に過去何度も遭遇しているので、ちゃんと工具が作ってあります。
丹下のBB工具のツメを少し削ってあります。
これで、まずはBBロックリングは緩みました。
(下がノーマルのスギノ、上が削って少し細くしてあるタンゲ)

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ロックリングが緩んだので次は左ワン。
これもカニ目式ではなく二面を回すタイプでした。
これは23ミリのスパナで問題なし。

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さて右ワンですが・・・これもスギノの工具では小さすぎて使えません。
なんで、完成車メーカーは、こんなことをするのでしょうか?

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スギノより大きなオーバーサイズヘッド小物用のヘッドスパナ(36ミリ)が
合いそう、と思って当ててみると、ほんのわずかの差で入りません。
計ってみると36.12ミリ、わずか0.12ミリ大きくて
36ミリスパナでは回らないのでした。
やれやれ、普通のものより大きいのはまだしも、なんで36ミリスパナに
微妙にあっていないの?

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問題の右ワンはかなり肉厚。
普通のワンよりかなり厚めに作られています。

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36ミリスパナをほんのわずか削るという手も考えましたが結局、
大口モンキースパナで。
肉厚ですからなめにくいとは思いましたが念の為、
自作のはずれ止めで慎重に作業。

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外したBB。
ベアリングはバラ玉でした。
完成車メーカーで効率よく組み立てるならリティナー式のほうが
良いのでしょうが・・・
やはりバラ玉式のほうがコストが安いのか?

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ヘッド小物は問題なく外れ問題なく組み込み完了。

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外したヘッドパーツ。一部に、ひどい錆があるものの使用には問題ないレベル。

金曜日(30日)の夜に急に思いついて31日は春日井市周辺の峠と山登りに
行くことにしました。

突然の思い付きなので同行者はなく単独です。
まずは東海環状自動車道を、せと品野インターまで飛ばし定光寺公園まで
行って車を停めました。
県道15号、名古屋多治見線に出て川沿いに北上、中央本線古虎渓駅まで
行って岐阜県側の山道を登ります。
(目的地は愛知県春日井市と岐阜県の県境の峠と山なので)

諏訪町というのどかな村を過ぎて山道を登っていくと・・・
どこが峠かなと思っているうちの下りに入ってしまいました。

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山道のピークは、ここではありませんが地形的に、最も低いのは
この辺りなので、ここでとりあえず画像を撮ります。
ここは東海自然歩道の一部なので、このような標識があります。

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外之原峠付近?(とのはらとうげ)
これは愛知県側から岐阜県側を見たところ。
道は、ここからピークまでわずかに登っていますが地形は画像奥で
下っていますので、ここが峠といって差し支えないと思います。

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同じく外之原峠付近?
岐阜県側から愛知県側を見たところ。

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外之原峠を愛知県春日井市側に下ります。
岐阜県側はのどかな道で緩やかに標高を稼いだ印象ですが愛知県側の道は
狭く急カーブが多く路面は悪いし、そのうえ急傾斜で・・・
登るのは岐阜県側が正解でしょう。

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下ったところで県境の山を見ているところ。
あの低いところが多分、外之原峠なのでしょう。
下りきると西には小牧市、春日井市などの住宅が見え先ほどの車も
ほとんど通らなかった山道とは別世界?です。
また、このあとすぐに岐阜県側に向かって山道を登っていくことになります。

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狭く荒れた山道を登っていくと桧峠(ひのきとうげ)

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ここに自転車を置き靴を履き替えて、ここからはハイキングです(笑)
右に見える手すりは東海自然歩道の登り口。

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峠に自転車を置いて東海自然歩道に入った途端、この山道。
「峠まで自転車で登れば後は簡単に頂上まで登れるんじゃないの」
という考えは甘かったことを知らされます。

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途中、アップダウンは当然あるものの気持ちの良い山道が続きます。
ただし、途中、ほとんど展望の良いところはありませんでした。

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峠から歩くこと35分ぐらいでしょうか、道樹山山頂(416.3m)に到着。

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道樹山山頂には祠もありました。

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山頂からほんの少し歩くとまた立派な祠がありました。

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稜線の山道を歩いていくと今日二つ目のピーク、大谷山(425m)

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どんどん進んでいくとハイキング最終目的地の弥勒山(436.6m)
ここは、景色もよいのと昼食時間だったので、とても賑わっていました。
(この後、もっと賑わってくる)

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弥勒山には東屋(展望台)もあり、そこから西側を見た景色。
小牧市、春日井市方面を見たところ。

この後は来た道を桧峠まで折り返して歩きます。

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桧峠に戻り自転車に乗り換え、今度は登ってきた愛知県側ではなく
岐阜県側に下りました。
山道はこんな感じで悪くなかったのですが・・・
県道123号線、一之倉内津線に出ると大規模の採石場があり路面も砂利が
のっているところが多く車も少なくないことから、かなりビビりながらの
下りとなりました。

そして古虎渓駅まで下って定光寺公園へと戻りました。

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