コルサの毎日がヒルクライム

2016年01月

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先日、友人宅でのミーティングの様子。
ゼウスのフレームを入手、レストア中のT氏の集めた部品類。
FD、RD、WL、サドル、ペダル、クランク、ハブ、ブレーキ、
ブレーキレバー、ポンプなど。
私もT氏の為ならと秘蔵のペダル、サドルを供出させていただきました。

あとは・・・どなたかセンタープルブレーキ用のゼウス名入りチドリを
譲っていただけませんか?
(画像のギヤ板とボトル、ケージ、一部の小物類はゼウスではありません)

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ゼウスの、素敵なステッカー。

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ゼウスのカタログ(コピー)ページ数も多く立派です。
日本では知られていないような部品類もたくさんあり興味深い。

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年代、グレードの違いにより箱にも、いろいろあるのも楽しい。

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今回は、こんな工具。
何も知らない中学生の時、この手の工具を初めて見たときは「頭いい!」
と感動したものの、
田舎の中学生でも、すぐにほとんど実用にならないことを、さとるのでした(笑)

この手の工具、調べてみると古今東西?いろいろなメーカーで作られていたようです。
(形にも少しは工夫、変化があったようです)

今回の工具は大きい方に4種類、小さい方に2種類のボルト穴が
作られています。
以前見たものには大きい方の頭に5種類、小さな方に4種類、計9種類の
サイズが用意されているものもありました。

軸の部分に「MADE IN」と文字が入っています・・・

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反対側を見ると「ENGLAND」の文字、こんな使えない工具でも「ENGLAND」の
文字を見ると、ありがたい気持ちになる自分って・・・(笑)
英国製とわかっても残念なのはメーカーの文字がないこと。
なぜメーカー名がないのでしょうか?
私のように英国製と聞くだけで、ありがたがる人が(昔は)多かったのか?

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ただし、「ENGLAND」の文字を見て不安?と疑問が、わいてきます。
これって、ミリサイズなのか?インチサイズなのか?ということ。

よく簡単にインチサイズと口にする人も多いのですが・・・
おおざっぱに言っても2種類のインチサイズがあることは(実は)
あまり知られていないように思います。

2種類のインチを簡単に言うと・・・
ユニファイとウィットワースがありボルトの頭のサイズにも互換性は
ありません。
(もちろん、ともにメートルサイズとも違う)

これまた、おおざっぱに言うとユニファイはアメリカ中心で、ウィットワースは
イギリス中心として考えて良いと思います。
(細かい違いを書き出すと頭が痛くなるので・・・)


今回の工具を計測してみると・・・
どうやらウィットワースのようでした。
大きな方の4種類は5/16W(約15.24ミリ)、1/4W(約13,34ミリ)、1/8W(約8,64ミリ)、
そして、もう一つは1/8Wより、わずかに小さくウィットワースでのサイズは不明。
(3/32Wよりは、かなり大きかった)

小さな方の2種類は3/16W(約11,30ミリ)で、もうひとつは、
これもウィットワースでのサイズは不明・・・

もしかして不明なサイズなのは・・・
ユニファイが混ざっている?それともウィットワースで私の知らない中間的な
サイズの表示があるのか???

こんな実用性のない工具ですが・・・
英国製だし(笑)
未使用だけど意外に古いもののようだし、
ひとつぐらい文鎮代わりに机の上に転がっていても良いかも(笑)
あるいは旧車サイクリングの時に持参して仲間の故障の時に差し出すなんて
笑いを取れるかも・・・(爆)

※未使用なのは、やっぱり実用性がないだけかも

今日は天気予報でも低温のうえ荒れ模様で
自転車に乗るのには向いていないことはわかっていました。

ところが仲間の何人かは競輪場に朝練に行くという。
さすがに早朝の競輪場に行くのは「いや」だったので朝練が終わったところで、
もの好き三人で山遊びに行くことにしました。

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目指すは豊橋の石巻山周辺の林道。
尾根を歩いたり昼飯を食べたりは寒すぎて無理だろうということで今回は
MTBによる林道走行のみ。
スタート時の気温は2度~3度でしたが吹き抜ける強風でとんでもなく寒い。

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いつもの休憩ポイントまで登ったところ。
今回参加はA隊員、K隊員と私。
幸い、山に入れば風も防いでくれるし登りで体もあったまる。
ただし、ここのポイントは北西の風がもろに吹き付けるため、
寒いので、早々に移動。

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愛車も昨年購入して1000キロ走行を達成。
カーボンフレームで重量は軽くフロントサスは良く仕事するし27.5インチの
ホイールの操作性も良いし、何よりディスクブレーキの引きが軽くて
良く効くのは走りに余裕が生まれる。
前後リジッド、リムブレーキの旧車MTBでは・・・こうはいかない。
ほんと買って良かった(笑)

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今回の最高標高点近くの道。
今回は林道ばかりなので走りやすい。

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寒いので、どんどん進行(笑)

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ただし、せっかくなので中腹にある石巻神社に参拝する。

中腹からは遊歩道を下る案を提案するも荒れ具合に「ビビリ」のK隊員が
難色を示したので舗装道路を下ることに。
舗装といってもあれているうえに枝や落ち葉が多く気を抜けない。
それに、ほとんど日陰の下りは強烈に寒い。

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下りきると石巻神社の里宮があります。
もちろん、自分は参拝しますが・・・
二人の隊員は日当たりの良い建物の陰で待機?(笑)

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鳥居をくぐると、いきなり正面についたてのような構造物があり・・・

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拝殿も独特な形・・・

あとは車まで爆走。
こんな日に自転車乗るなんて、馬鹿じゃないの?という声が聞こえてきそうですが
MTBでの山遊びなら少しは楽しめました。
思い切って行ってみて良かった、良かった?(笑)

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先日、画像をアップしたシマノ縦型リヤメカ、もちろん他にもシマノ縦型Rメカは
あるのですがアップできるような状態の手持ちは4ケしか見当たりませんでした。

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その中でのこの三つ・・・赤いプーリーつながり?(笑)
右からハイマチック8、アーチェリーダブル、ラークダブル。
(赤いプーリーは他社にもありましたね)

ただし、ラークWはうちに届いた時点では奥側プーリーケージ及びプーリーは
なかったので販売時に赤いプーリーがついていたかは不明。

ハイマチック8、アーチェリーダブルは画像ではわかりにくいのですが
テンションスプリングにも赤い樹脂カバーを使っているなど華やかな印象。
シマノの赤いプーリーは女性受け(普及させる為)を狙ったものだと
聞いたことがありますが本当なんでしょうか?

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この二つのメカ、アーチェリーダブル、ラークダブルのつながりは「W」つながり。
名称にダブルの文字が入っています。
この二つのメカにはリターンスプリングがなくトップ側、ロー側へのシフトの際、
どちらの方向にもワイヤーを引くことにより強制的に変速する
構造になっています。
その為に、2本のワイヤーを持っています。
それで、名称が「ダブル」となっているのだと思われます。
このダブルの名称を持つ変速機、以前も書いた通り記事にしたいとは
思っているのですが・・・
幸い、シフター、ワイヤー、小物類の資料も集まってきましたので何とか
形にしたいとは思っています。

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ラークミニ、集合写真でもわかる通り他より一回り小柄な変速機です。
注目していただきたいのは取り付け用の爪。
他の変速機がロードエンド(逆爪)取り付けようなのに対してラークミニの
取り付け用爪は後ろを向いた正爪用になっています。
これはピストフレームを多段用に改造するための変速機・・・ではありません。
(そういった改造をした競輪フレームを目撃したことはありますが)

かつて安いママチャリ?に、ほとんど変速機が普及していなかった頃、
変速機を付けた完成車を安く販売する時に使われたRDです。
(そのような自転車はパイプ先端をプレスしたエンドで正爪エンドだった)
完成車を安くする為には当然部品も安くなければなりません。
その為、このようなチープな変速機が使われていたのです。
多分、組み合わせるフリーも5段までは考えておらず3段フリーだったと
思われます。
(シフトストロークもどうやら3段分しかない様子)

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ハイマチック8、「8」は8段変速を表しているらしい。
フロント2段×4段フリーで8段だったのか、
4段フリー×2段式内装ハブで8段だったのか詳細は不明。

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国産変速機の中でシマノは自分にとって最も「趣味性が低い」位置に
あります。
もちろん、実用品としてはロードからMTB、シクロクロスにミニベロと現在も
多くのシマノ性変速機を愛用しているのですが。

自分のコレクションにあるもので一般的によく知られているのは最初の
デュラエースシリーズに組み込まれながらもデュラエースの
名前を持たないRD、クレーン。
これだけは最初に買ったロードレーサーがクレーンの況燭鯀??靴討い
関係で今も実働させています。
況唇奮阿砲皚儀拭↓祁燭眷磴そ犬瓮灰譽ションしています。


それ以外のシマノ変速機のコレクションというと今回の画像のものでしょうか。
この四つの変速機を無理やり括って表すとしたら
シマノ「縦型」Rメカでしょうか?
そうそう、もう一つの括りもありました。
この四つはいずれも鉄製であることです。
特に手前に並ぶ三つは年代的にも古く(多分、いずれも60年代)
興味深いものです。

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