コルサの毎日がヒルクライム

2016年05月

29日は大阪、服部緑地でシクロジャンブルという自転車関係の
フリーマーケットがあります。
スーパーセブンの車検も迫っていますし、あまり乗らない自転車、
不用品を処分して車検費用等々を稼ぐことにしました。
また、せっかく関西へ行くのなら、ついでに高槻の友人宅も訪ねたい。
となると日帰りは苦しいし・・・
ということで思い切って30日も休みをもらい28、29、30日と
三日間、関西へ行くことにしました。
そのうち、28日、30日はサイクリングメインの予定。
京都北山の峠を走ることにしました。

車を京都市大原の北、国道367号線に駐車して自転車でスタートします。


イメージ 1

国道367号線から国道477号線に入り峠道を登っていきます。
京都の峠をなめていたわけではありませんが、なかなかきつい。

イメージ 2

なかなか登りがいのある峠道です。
本日選んだトーエイのインナー×ローは34T×29T。
若い頃ならランドナーでも恥ずかしいぐらいのローギヤードの設定ですが、
ところどころダンシングを交えて何とか登っていきます。

イメージ 3

やっとの思いで前ヶ畑峠(630m)に到着。

イメージ 4

前ヶ畑峠を下るとすぐに百井(ももい)の集落。
集落から西に向かい百井峠を目指します。
画像に写る鉄塔は後で知ったのですが京都市街地からも見えるそうで
花背峠近くに立つ鉄塔なのだそうです。

イメージ 5

杉林の道を登り・・・

イメージ 6

百井峠(730m)に到着。

イメージ 7

峠には石仏もありました。
石仏は風化しており、この峠の歴史を感じさせました。

百井峠から西に下りますが、このあたりから雨粒が大きく
なってきました。
狭い道の上、路面も悪くそれに輪をかけて雨ですから慎重に
下ります。
雨のせいで気持ちが急いて、ひどい道路の様子(それでも一応国道477号線)
の画像を取り忘れてしまいました。


悪路急坂を雨のスリップに注意してしばらく下ると鞍馬から
登ってくる道に出ました。
この場所を百井別れと言うらしい。
ここからも登り坂が続く道を北上していきます。

イメージ 8

やがて花背峠(759m)に着きました。
なぜだか妙に広い風情のない峠ですが京都の舗装路で最も標高の
高い峠なのだそうです。
もともと下調べをあまりしない主義?なので・・・
やはり後で知ったのですが
近くには旧花背峠もあるとのこと。
取りこぼしてしまいました(笑)

イメージ 9

花背峠の隅にこんな立て札があり北に狭い道が伸びています。
この道も若狭、小浜に通じる鯖街道の一つなのですね!

イメージ 10

林道の先には百井集落近くから見えた鉄塔があり杉峠と言う峠が
あるようなので更に登っていきます。

イメージ 11

するとこんなところに出ました。
画像にはありませんが右に立ち入り禁止でしたが例の鉄塔に
延びる道がありました。
ここが杉峠(杉ノ峠)、大見尾根のようです。

イメージ 12

天気が良ければ琵琶湖が見えるのでしょうか?
(峠付近は私有地のようで使われていないような事務所や廃品があり残念)

イメージ 13

先ほどの所から林道を少し進むと峠状の所があり、ここの方が古道の
峠っぽいので、ここでも写真を撮っておきます。
(林道のこの周辺では、ここが一番標高も高いようですし)

小雨も相変わらず降ったりやんだり、その上標高も700mを超えており
登りで汗をかいた体が急激に冷えていきます。
ここからは長いダウンヒル、雨除けと防寒の為、雨具の上着を着て
下りに備えます。

※つづく

イメージ 1

最近、一番乗っているのは「赤トーエイ」です。
(もうじきタイヤ1セット、完全に使い切るので通算で4000キロくらいか)

何度もブログでも書いているような気がしますが、もともと泥除け、
フロントキャリアを付けてスポルティフとして使用する為、
作ったフレームです。
フレーム完成後すぐに走行状態に組み上げたものの、泥除けや
フロントキャリアの取り付けが面倒で、そのままになっており今や
クロモリロードとなっています。

サドルは何度か付け替えていましたが(ブルックスばかり)現在は、
80年代と思われるプロフェッショナルに固定しています。

イメージ 2

さて、一度は慣れたと思っていたのですが最近、少しお尻が痛く
感じるようになりました。
よく見てみると少し前上がりな気もします。

イメージ 3

イメージ 4

そこで測定してみると1度ほど前上がりになっています。
まあ、これぐらいなら問題ないとは思いますが一応調整してみます。

余談ながら・・・
頻繁に乗っているので銅鋲がピカピカになっています。
(特に後ろ側の銅鋲は)

イメージ 5

日東S65ピラーは一本止めなので、ごくごく細かい調整は
苦手ですが(特に1度以下の微調整)何とか水平ぴったりに
調整することが出来ました。

ついでに少し革の馴染みを出すようにメンテすることにしました。
このサドルは古いものですが使い始めて、まだ1、2年のことなので
馴染みがあまり出ていないのです。
(使わないものの入手後、時々オイルを塗って保管していました)
サドルオイルを塗って厚めのウェスを当てプラスチックハンマーで
座面を適当な力で叩いたりハンマーの柄でしごいて強制的に
馴染みを出します。

試乗してみると・・・
40キロくらい走ってもお尻が痛くなることはなくなりました。
これが1度の角度調整のおかげ?なのか馴染みを出す作業の
おかげなのか?わまりませんが・・・
まあ、とにかく乗りやすくなったのだから、どちらでもいいんですけど(笑)

5月21日、22日は朝霧高原周辺で行われたMOM2016に
参加させていただきました。
MOMとはマスプロ車オーナーズミーティングの略で今年で9年目になるという
自転車愛好家の集まりです。
(マスプロ車=いわゆる量産社メーカーにより製造された自転車)

イメージ 1

両日とも好天に恵まれました。

イメージ 2

今回は主催者及び主要メンバーが一週間前に周辺で行われたエロイカに
参加したということでエロイカでも使われたダートコースが
組み込まれていました。
(メインのお題がロードレーサーだというのに)

イメージ 3

ミーティング会場の様子。
ブリジストン、片倉シルク、ミヤタ、プジョー、モトベカン、
ラーレー等々。
(国産メーカーには限りません)

イメージ 4

今回、私は21、22日と別々のロードレーサーで走行しました。
21日に使ったのは年式、グレードなど詳細は不明の片倉シルク。
実はこのフレームはシルクコレクターで知られるK氏から「借りパチ」
しているもの(笑)
オーナーの調査ではカタログモデルではなくヘッドラグ、クラウン、
シートステー蓋などのメッキ出しなども行われていることから
オーダーフレームではないかとのこと。
私の手持ちの70年代半ばの国産パーツを遊ぶためのアッセンブルに
なっています。
チェーンホイールがプロダイナミックのトリプル仕様になっている為、
よほどの登りでも大丈夫?

イメージ 5

22日は1976年の片倉シルク、R2-X。
1975年にデビューしたモデル。
私が高校生の時に初めて購入した本格的ロードレーサーで
海野D2×D2パイプを使用したラグ付きフレームになっています。
メインパーツはデュラエースフルセット(HPだけは丹下レビンですが)

15日は4人で設楽町田峯(だみね)に行ってきました。
やまびこの丘近くに車を置いて自転車でスタート。
最初はのんびりとした裏道ですが途中、長く交通量の多い稲目トンネルを
通らなければなりません。
(歩道は広く車道とのガードレールもありますが空気が悪い)

稲目トンネルを出ると田峯地区。
ここから急傾斜の町道?を登っていくのが田峯城などへの最短コースです。

イメージ 1

まずは田峯城跡へ。
画像は田峯城の様子で曲輪などが写っているのですが・・・
また右の上部には再現御殿もありますが画像ではほとんど
判断できませんね(笑)

イメージ 2

田峯城御殿。
この城は奥三河の豪族、菅沼氏の居城。
田峯の菅沼氏(田峯菅沼氏)のほか、長篠の菅沼氏、作手の奥平氏の三氏族
を「山家三方衆」と呼びます。
山家三方衆は互いに姻戚関係にあり外敵に対抗していたようですが
時には団結が崩れ悲惨な戦いをすることもあったようです。
(特に有名な長篠の戦の後など)

イメージ 3

御殿内、上段の間に飾られた鎧。
(他にも鎧、刀などの展示あり)

イメージ 4

物見台から見た様子。
眼下には豊川が流れ現在の道も見えています。
戦国時代も周辺を監視する重要な場所だったことがわかります。

イメージ 5

田峯城を見学し田峰観音に向かう途中にあるのが田峯小学校。
いかにも山里の小学校という風情ですが・・・
数年前に惜しくも廃校になってしまったらしい。

イメージ 6

田峰観音から見た田峯集落の様子。
右中央に見えるグランドが田峯小学校。
右奥は先ほど立ち寄った田峯城。
わずかに御殿の屋根が写っています。

イメージ 7

そして石段を登っていくと・・・

イメージ 8

田峯観音。

イメージ 9

田峯観音をお参りした後は林道を登り登山口を探します。
ここが林道奥の登山口でした。

イメージ 10

踏み跡は何とかわかる?という感じでそれほど訪れる人も
いないのでしょう。
静かな登山道を登っていきます。

イメージ 11

そして笹頭山(ささのうずやま759.7m)に到着。

イメージ 12

山頂からはわずかに東側の展望が開けています。
見えているのは田口の町でしょうか?

イメージ 13

田峯からは登ったルートと違う林道で清崎に下山しました。
ここから稲目トンネルを帰るのが最短で一番楽なルートですが・・・
長いトンネルは全員歓迎しないということで与良木峠越えで
戻ることにしました。
(なぜか清崎から与良木峠の山道は、いつ登っても割と楽に感じられる)

イメージ 14

与良木峠のトンネルからは旧道を歩いて旧の与良木峠に。

イメージ 15

与良木峠の石仏群。

イメージ 16

サイクリング+登山と歴史散策で充実?した一日でした。

14日は岡崎のショップさんのサイクリングに参加させて
いただきました。
今回のコースは遠州森町から天竜二俣、春野町を走って最後に
周知トンネル(峠)を越えて帰ってくるという山岳?周回コース。
若い頃走りまくった?場所ですが、ずいぶん久しぶりの所が
ほとんどなので楽しみです。

イメージ 1

今回は最近、トレーニングに良く乗っているトーエイで。

イメージ 2

天竜二俣駅にはC58が保管されていました。
天竜二俣駅の近くは何十回と?車、自転車で通っているのにSLがあるとは
全然知りませんでした。

イメージ 3

イメージ 4

天竜二俣駅を過ぎれば天竜川沿い、気田川沿いに北上していきます。

イメージ 5

秋葉神社はかつて火防(ひぶせ、防火の神様)として広く信仰を
集めたらしく全国からお参りする人があり賑わったらしい。

イメージ 6

秋葉神社の表参道の奥は激坂。
この後(撮影している背後側)は車両通行禁止、信仰の登山道へ。

イメージ 7

秋葉神社の表参道で古民家をリフォームしたというカフェで昼食大休止。

イメージ 8

秋葉神社下社に参拝。

イメージ 9

周知トンネル手前の展望台にて、山深い。

イメージ 10

周知トンネル(峠)ここからは豪快な下りの連続で森町へ。


約63キロのサイクリングでした。

このページのトップヘ