この記事では皆さんがあまり接することのないと思われる通称、
ブロックタイプという駆動系を見ていきます。
ブロックタイプという駆動系を見ていきます。
その1では
「通称ブロックタイプといってもブロックタイプだけではなくローラー式もある」
ということを検証したのですが名称は、やはり、比較的浸透していて、
なじみ深いと思われる「ブロックタイプ」のままで進めていきます。
(※私の間違いなどお気づきの点がございましたら遠慮なくご指摘ください)
「通称ブロックタイプといってもブロックタイプだけではなくローラー式もある」
ということを検証したのですが名称は、やはり、比較的浸透していて、
なじみ深いと思われる「ブロックタイプ」のままで進めていきます。
(※私の間違いなどお気づきの点がございましたら遠慮なくご指摘ください)
以前の記事で・・・下記のように書きました。
今回はその中でも②「偶数歯しかない」について見ていきたいと思います。
今回はその中でも②「偶数歯しかない」について見ていきたいと思います。
この駆動系、ほとんど実物を見たことがない人が多いせいか
①普通のギヤから一つごとに歯を削ったものとか、
②だから偶数歯数しかないとか、
③外国製品しかないとか、
あるいは通称がブロックタイプと呼ばれるように
④ブロックタイプのチェーンしかない、とか、
良く言われますが①~④み~んな間違いです。
前回もアップしたこの画像。
こうやってみてみると、どうしても手前のブロックタイプのギヤ板は
奥の通常のピスト用ギヤ板から一つおきにギヤ歯をカットしたもののように
見えます。
だとしたら・・・
偶数歯しか成立しないことになります。
(不規則になるのを気にしなければ奇数歯もあり得ますが)
偶数歯しか成立しないことになります。
(不規則になるのを気にしなければ奇数歯もあり得ますが)
リヤの小ギヤですが画像を見ていただくと奇数歯が存在することがわかります。
歯数は7Tと9T。
もちろん、小ギヤだけでなくチェンリングにも奇数歯が存在します。
これは歯数が23Tのもの。
このチェンリングがどこのメーカーの何と言うグレードのものか
お分かりになる方は・・・かなりの方かと思います。
かなりというのは「ベテランサイクリスト」か「変態」のどちらかかと(失礼)
理由は簡単なんです。
まず偶数ギヤから間を一つおきにカットしているという先入観を
捨ててください。
捨ててください。
チェーンで言えばギヤが入る間隔が長い部分とギヤとギヤの空間に
入る(のる)ブロックの部分が1セットになっていて
「長短1セット=1歯数」というふうにお考えください。
「長短1セット×歯数」ということなので偶数歯だけではなく奇数歯も
普通に存在するわけなのです。
入る(のる)ブロックの部分が1セットになっていて
「長短1セット=1歯数」というふうにお考えください。
「長短1セット×歯数」ということなので偶数歯だけではなく奇数歯も
普通に存在するわけなのです。