コルサの毎日がヒルクライム

2016年08月

皆さんに、ご心配、ご迷惑をおかけしましたが8月31日、退院しました。

8月2日に自転車で練習中、単独で転倒。
激痛にどうにもならず救急車で搬送されて病院へ。
(150戦以上レースを走って、ほとんど転倒したこともなく大したケガもしたことなかったのに)

医師の診断は「左大腿骨頸部骨折(内側骨折)」
この大腿骨頸部の内側骨折は骨同士をつないでも血流が悪い為、骨が付きにくく、
そのままつなげても骨頭壊死が起きてしまう可能性が高いのだそうです。

その為、上記の手段ではなく
「手術名 左人工骨頭置換術」と言う治療を翌3日実施。
これは下半身麻酔で左臀部を切開、骨折部位を露出し大腿骨頭を除去、
人工材料の骨頭に置き換えるというもの。
(一般的に言われる人工関節)


びっくりすることに手術翌日から、ごく軽いリハビリ開始。
リハビリ二日目で歩行器、その後は病棟の看護師さんや他の患者さんの
話題になるほどの熱心な自主トレのおかげで驚異?の回復。

リハビリ一週間で杖に、二週間後に杖なしはもちろん、階段上り下りまで。
そうそう、エアロバイクはリハビリ10日目に初めて乗りました。
ロードバイクとは、全く違うポジションながら
(サドルの高さだけは合わせてもらったがハンドルはどうにもならず)
それでも何とかペダリングには支障がないことを確認できて一安心、うれしかった。
(ドロップハンドルの前傾姿勢で支障がないかは、まだ不明)

それから、やればやるほどどんどん回復し順調だったリハビリですが・・・
手術の為に一度切断した筋肉をかばう動きが裏目に出たのか
(痛みがあるのでどうしてもかばってしまう)
それとも自主トレのオーバーワークなのかリハビリ17日めから不調。
その後は運動量も調整しつつ少しづつ回復へ。

まだまだ不安はあるものの8月31日に退院となりました。

もちろん、痛みも違和感もありますし不安だらけ、以前の体力に戻っている
わけではありません。
以前出来たことが全てできるわけでもありません。
例えば左の足は以前のように曲がらないので靴を履いたりするだけでも
苦労しています。
(と言うか事故前までの状態にすべてが戻るとは限らないらしい)
これからは通常生活をしながら少しづつ(自主トレも含む)以前の体力に
近づけるよう努力していくことになります。

突然のことで…

赤いTOEIの上で輝いてた彼にはもう会えません。
なぜ今、せめて去年なら。

色々言う人はいましたが、このブログを訪れる人は皆彼が好きだった、そう信じています。
渥美の自転車道に散った彼の冥福を祈ります。

さようなら銀アテナのエルゴレバー、君のことは忘れないよ。



なお、コルサ君はプロショップにてパーツ交換(大腿部の骨→セラミック)
現在リハビリステーションにて初期の当たり出し中です。
仕上がりは順調とのことなので涼しくなる頃にはノコノコ出てくるはず。
大熊猫は一度でいいから登りでコルサ君に勝ちたい、チャンスです。
同じ思いの方、準備をよろしく。




ようするに、「しばらく書き込めないがご心配なく」
とコルサ君から代筆を頼まれた大熊猫でした。
まじで元気にヒョコタンヒョコタン歩いましたからご心配なく。
足が変な方向いたまま炎天下のアスファルトの上で1時間半も転がってて日干しになるとこだったとか。
処置室から病棟までレーサーパンツ脱がされた下半身スッポンポンで運ばれたとか。
楽しい話は本人復帰後のお楽しみで。

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