コルサの毎日がヒルクライム

2016年09月

(9/1)自転車リハビリ1日めから固定ローラー台で自転車に
跨っています。

自転車リハビリ初日には、ロードレーサーでも、なんとかペダリング
が出来ることを確認。
ただしドロップハンドルポジションは苦しいこと、それと今回の事故には
直接関係ないものの膝の痛みが、かなり気になりました。
(転倒骨折の影響が膝に来ているのでしょう)
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その後、毎日、朝10分、夕10分のローラー台を日課にしています。


(9/8)自転車リハビリ8日め
初日に感じたペダリングのぎごちなさ、膝の痛みは、だいぶおさまって
きました。
(ハンドルの上部を握っている場合です)

ただ、気になるのは回転が上がらないこと。
病院でのエアロバイク、2回目の時は100回転を10分間連続
その後130回転を一分間維持できたのですが。
家の固定ローラーでは90回転ぐらいを維持するのがやっとの状況です。
それぞれの負荷の設定が違うこともあるのでしょうが・・・
まあ、病院での100回転は出来過ぎの感もあったので気にせず自主トレを
続けていくことにします。
先にも書いた通り朝、夕10分ずつ、合計20分ずつでは、いかにも
少ない気がしますが意外に消耗しますし
(手術で筋力がやはり低下しているのでしょう)
皆さんからも「焦ると良くない」とのアドバイスをいただいていますので、
これくらいから、じっくりと慣らしていくことにしています。

なおドロップポジションについては・・・
やはり苦しい。
下ハン(ハンドル下側)を握ると手術した場所と膝に痛みが出てしまいます。
これは素人なりに自分で考えてみるに・・・
「太ももの付け根が以前のように深く曲がらない」その為に手術した場所を
刺激してしまい痛みが出る?
また深いポジションになると太ももの付け根の現状の稼働角では
ペダリングに障害が出てしまう。
それが膝に負担をかけてしまうのではないかと。

そろそろ、固定ローラー台ではない自転車実走行を試してみたいのですが・・・

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雨の日はガレージの中で。
それにしても乱雑、恥ずかしい。

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ハンドルまわり。
赤いレバーは手元でローラー台の負荷を変えるレバー。
ただし、一番軽いポジションで自転車のギヤ比で負荷を調整する方が
特に軽い負荷を設定する場合便利。
このレバーは動きやすいのでストラップで縛って固定。

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ベルトの切れた腕時計をテープで貼り付けストップウォッチ機能で
トレーニング時間をチェック。

すでに、お知らせしている通り8月2日転倒、左大腿骨頸部骨折(内側骨折)
と言う大けがを負ってしまいました。

その際、左人工骨頭置換術という手術を受けました。

治療に使ったのは日本メディカルマテリアル(株)と言う会社の
販売する製品。
(製造はKYOCERA及びKOBELCO)

その名称はKyocera Per FiX
Total Hip System 910Seriesというものでした。


構成部品は大雑把に言うと三つあり

① 大腿骨の先端に打ち込まれる金属部分「ステムと言う」(KOBELCO製)、
② ステムの先端につく骨頭部分「ボールと言う」(KYOCERA製)、
③ ボールを受けるカップ部分「アウターヘッドと言う」(KYOCERA製)

の組み合わせになります。


今回の私の場合、910Seriesの多種多様の仕様の中から・・・

①大腿骨の延長となる金属部分「ステム」に、
HAステムカラーレス ミディアムネック カラーレス14 CMT91007(HF-4)

②ステムの先端につく骨頭部分「ボール」に、
ジルコニアボール 26㎜+3㎜ CMT90813(HF-6)

③ボールを受けるカップ部分「アウターヘッド」に、
PHSセラミック 26㎜ボール用26-49 CMT04990(HB-8)

主治医の判断で以上が選択されたようです。


三つの主要構成部品の中で私が最も注目したのは・・・ボール部分。
910Seriesステムの先端につくボールには現在、3種類の材質が
選択できるようです。

メタル系1種、セラミックス系2種でセラミックス系のアルミナが今まで
多く使われていたようですが
今回、私にはセラミックス系でもZirconia(ジルコニア)が使用されました。
ジルコニアはセラミックスの中でも強度、靭性により優れているそうです。
ジルコニアはアルミナに比べて強度、靭性が優れるだけでなくミクロレベルで
見ると表面も滑らからしいので今後、股関節の回転もスムーズになるのでは
ないかと期待しています(笑)


さて、人工股関節について変化したことは、あるいは寿命は・・・

ワイドな可動域をうたう910シリーズですが現在のところ右足のようには左足の
付け根部分が曲がりません。
そのせいか、ドロップハンドルの下を持って自転車に乗るのは少々しんどい状態です。
これは、今後のリハビリで何とかなると期待はしているのですが・・・

耐久性は、とても優れているようで、まず、一生もののようです。

重量面ではどうだったのか?
人工股関節で軽量化されたのか、それとも重量が重くなったのかはわかりません。

ただ、一か月にわたる入院生活で体重は2キロほど減りました。
これに人工股関節の重量増減がどれだけ影響があったのか?
興味があっても人工股関節の重量データーが見つかりませんでした(笑)

うちは、ごく普通の二階建て。
二階の二部屋は私が使っているのですが、もう一部屋と納戸は家族も荷物置き場?
として使っています。
両親は幸い健康で特に母親は二階に今でも平気で上がり降りしています。
母親は多趣味で特に手芸などの材料(古布など)を大量にストックしているので
二階にはよく上がっているようです。
その為、以前から「階段に手すりをつけねば」と考えていました。

ところが、今回の私の転倒骨折事故。
母親はともかく?自分の為に階段に手すりを付けなくてはならなく
なってしまいました。


退院後、すぐに近所のホームセンターにリハビリを兼ね?歩いて手すりを
見に行ってみました。
するとメイン部品のバーの長いものは4m、2mとあります。
(もっと短い物はバリェーション多数)
うちの階段は途中で踊り場が付く形式ですが長い方で3m弱は必要と思われます。
とすると長いバーは4mを買わなければなりません。
4mだと車に入らないし・・・
その日はバーの切断長さ、金具の配置、構成などを熟考する為、いったん帰りました。


廊下などの水平部分なら簡単でしょうが階段などの場合、いざ考えてみると
取り付け高さ、等なかなか考えなければならないことがたくさんあります。
それと、取り付け部分がベニヤ板では、いかにも頼りないことになりますから
柱などの芯が入ったところを探す、それに応じて高さ、金具の取り付け位置を
考えるなど結構面倒でした。


考えがまとまった退院三日目(9月3日のこと)、朝一で歩いてホームセンターに。
幸い自宅から売り場まで片道400mぐらいなのでリハビリを兼ねて今日も
歩いていくことに。
それともう一つ理由があって4mのバーを自分で担いで帰ることにしたのです。
(全長4mだと車に乗せにくい、わざわざホームセンターで車を借りるほどでもないし)
取り付け金具は・・・3種類、計10個ほどなのでバッグに入れて背負うことにしました。

でなんだかんだ悩んで取り付けたのが下の画像。
こんなことでも、先に書いた通り位置を決めるまでが大変。
特に途中で折れ曲がっている方は水平部分と階段部分の交差する位置を決めるのに一苦労。
位置を決めるのが大変で、それさえ決まれば大した作業ではないかもしれません。
ただ、うちの場合は取り付け部分がベニヤなので芯になる柱も考慮したので
それも大変でした。

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一階から踊場への階段、約2.9mm

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踊り場から3段の階段。
2階の廊下と階段の手すり接続部分。
4mの材料から2.9mを使って残り1.1mしかありません。
この材料を最大限有効に使う為と先にも書いたその他の要素と合わせて考えての
位置決めが意外に面倒でした。

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バーの先端部をカバーして固定する金具。

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バーの関節部分の金具とバーの受け金具。
この3種類の金具とバーを組み合わせて構成しています。

まあ、完成した手すりは自分が上り下りするのにも安心感がありますし高齢の母にも
好評でしたから費やした時間は価値ある作業だったと思います。

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8月2日に転倒、骨折した際に乗車していた自転車を点検します。

自転車はトーエイで2012年に作ったフレームにカンパ、アテナのコンポを
中心に組み込んだもの。
ロードにしてはタイヤが太いと思われるかもしれません。
実は、もともと泥除け、Fキャリア付でスポルティフとして作ったフレーム。
転倒、数日前まで23Cのタイヤでクロモリロードとして乗っていましたが
26Cに付け替えたばかり。


話を戻しましょう。
転倒して救急車を待つ間、ざっと自転車の状態は目視していました。

その際、ブレーキレバー先端、サドル、Rクイックシャフトハウジング
そしてペダルなどが接地していたことはわかっていました。


余談ですが「事故の際、自転車はどうしたのか?」と思われるかと
思います。

実は私が救急車に収容される際、隊員さんが
「自転車、置いていきたくないよね?」
と聞いてくださいました。
「はい」
と返事すると
「カギとかある?」
「いえ、持ってないです」
とのやり取り。

「じゃあ、特別に何とか積んであげる」
と言ってくださいました。
と言うことで自転車も私と一緒に救急車で病院へ。
自転車は、もちろん病院で私と泣き別れ・・・
「盗難とか、キズの保証はしかねるけど、署で少しの間なら保管してあげる」
と言うことになりました。
(救急隊員の方に感謝です。後日、家族が回収に)


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一番悲しかったのはブルックスのプロフェッショナルサドルに小さいとはいえ
傷がついてしまったこと。

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80年代のデッドストックを10年ほど前、買っておいて時々オイルだけ
塗って保管しておいたもの。
それを昨年だったか使い始めて、最近、いい感じに馴染みが
出てきたところでした。
まあ、革サドルはプラスチックやビニールと違い軽く表面をならして
オイルを塗っておけば
ほとんどキズは目立たなくなるとは思います。

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衝撃で取り付け部分から少し内側に全体が動いたせいで大きなトラブルには
ならずブレーキレバー先端のキズ程度ですみました。
変速は問題なかったので、これも軽くペーパーでならしておけばよいでしょう。

大熊猫氏の代筆でアテナが大破したぐらいの表現がありましたが、大袈裟すぎ(笑)

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転倒すると傷めやすいバーエンド部分。
日東、アルミ製の比較的高価なものを使っていますが幸い、傷は軽微なものでした。

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Rクイックレバーハウジング。
ここは、たまたま、カンパではなく仮付けのシマノ製だったので問題なし?

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ペダル部分。
サイクリング、MTBレース、シクロクロスと酷使してきたので今回のキズ
と言うわけではありません。
それにしても、このペダルって改めて考えてみると少なくとも25年くらいは
ずっと使っているような?
たまにシューズのリリースが重くなった時などにスプレーグリスなどを吹き付けて
メンテはしてるけど、
今までノントラブル、信じられないほど丈夫。
メッキなども最近の物より全然さびにくく丈夫な気がするのは気のせい?
いや、絶対この頃のものの方が丈夫でしっかり手をかけて作られていると思う。


怪我は大変だったけど
自転車の損傷がほとんどなかったのは不幸中の幸い????
と思うしかないか~

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昨日、退院して今朝は病院時間そのままに朝6時頃起床。
病院では7時前に病院の建物の外、外周道路を歩くのを日課としていました。
一周5~6分ですがリハビリ途中の13日から毎朝、1~3周は歩いていました。
これが朝食前の最低限の自主トレでした。
(リハビリ後半になると、これ+病院内の階段上り下りが加わる)


今朝は心配だったことを試すことにしました。
それは病院のエアロバイクは乗れたけどドロップハンドルの低いポジションに
乗れるのか?
と言うこと。
ロードレーサーにローラー台を取り付け、早速、試してみます。


やはり、ある程度覚悟していましたがドロップポジション、あるいは
ブレーキレバーフーデット部分でも少しきついかも・・・。
もともと硬い体がさらに固くなってしまったのか、左足の可動域が
少し減っているのでその影響かもしれない。
(以前のように左足が曲がらない)
これは何とかならしていければと思います。

ペダリングの可動域は何とか確保出来ているようですが、なぜか気になるのは
左ひざの痛み。
これは今回の転倒落車とは直接関係がないと思います。
もともと、左ひざの軽い痛みは時々ありました。
それが今回の左腰の部分の痛みの影響でかばうような歩きになり、
その影響が出ているのかもしれません。
左ひざの痛みについてはリハビリの先生の診断でも
「特に何か悪いことになっている心配はない」
と言うことでしたので無理しないで慣らしていきたいと思います

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