コルサの毎日がヒルクライム

2017年03月

さて前回、エベレスト レコード ピストフレームのHP(ヘッドパーツ)
とFフォークを交換(オリジナルに戻した)した話を書きました。
今回、以降でフレームの全体から各部を順に見ていきたいと思います。

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まずは背景との兼ね合いで見にくくてすみませんがフレーム全体。
トップチューブ長C-Cで540ミリ
シートチューブ長C-Tで530ミリ

欲を言えば・・・
トップ長そのままでシートチューブが540㎜あったら完成車に
組んだ姿が理想的だったか?(笑)

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ヘッドバッジ、高校生からの憧れを、やっと我が手に。
苦節40年?夢が一つかなう(大袈裟過ぎ?)

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シートチューブにも同デザインのデカール。
クリアがかかっているかどうか、わからないような感じで磨き過ぎると
はがれてしまいそうで、ちょっと心配。

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ダウンチューブのデカール。
「Everest Record」の文字。
ダウンチューブは全大文字の「EVEREST」の方がダイナミックで
良かった?(笑)
いろいろなパターンがあるようですが、今までほとんどエベレストに
縁がなかった私にはよくわかりません。
年代、オーダー時の注文の違い???

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シートチューブの鉢巻きデカールの裏側は、こんな感じ。
エベレスト レコードと言っても、こんなもん?(笑)
これ自体は、それほど気にならないのですが、これも、はがれて
きそうなのが少し怖い。

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以前の記事でフレーム単体、Fフォーク単体の重量を書きました。
今回はカンパレコード、ヘッドパーツ込みの
フレーム&Fフォークの重量。(BBなし)
HPにたっぷりグリスを塗りこんで?組み上げた重量は「2.86kg」
でした。
当たり前ですが?この時代のピストでは、ごく普通の重量でした。

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さて、いよいよBSスーパーライトも最終回です。
最終回の前にエベレスト ピストの記事をアップしたので戸惑われた方も
みえるでしょう(笑)

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さて、最初の画像が入手直後の画像。
そして、この画像が現状の画像。
ほとんど変わったところがありませんねぇ(笑)
ただ、実用に使う為に少しだけ手を入れています。
画像でわかりやすいのはブレーキアウターが赤色になっていること。
この色は、やっぱり失敗だったかもしれません。
ただ、この赤いアウターはシマノの現行品のライナー入り。
ブレーキの引きを少しでも軽くして使いやすくする為に選択。
赤色を選んだのは・・・ショップ用の箱入りを買って、
たくさん余っていたから(笑)

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ブレーキゴムも変更しました。
これはダイアコンペの現行品です。
ところが仕様変更になったということで・・・
以前はアルミの「船」にアルミの袋ナット付きで旧車の補修部品として
使いやすかったのですがコストダウンなのか「船」、袋ナットともに
スチール製になった上に安っぽく黄色がかったユニクロームメッキに
なってしまいました。

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ブレーキ本体も入念にオーバーホール&チューニング。
バリを取ったり変形を修正したりグリスを塗ったして組み直しました。
この作業で少しは引きが軽くなりましたが・・・
ブレーキゴムとリムサイド面の相性のせいなのか・・・
効きはあまり改善されなかったのが残念。

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ペダルは片面踏みで踏面が狭いピストタイプからミカシマ 
シルバンツーリングに変更。
これは当然ながら非常に使いやすくて良好。

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更に実用車として使いやすくするためにフロントにリクセンカウルの
カゴを付けようと思いましたが・・・
ワイヤーとの干渉などを考慮して検討中。

リヤキャリアは・・・
ナショナル自転車の物がうまく付きそうなのですがリヤキャリだけでは
使いづらいので(カゴになっていないので)これも保留。

まあ、このスタイルを崩さないように荷物は背負うなりして
使う方が良いのかもしれません。


最後に・・・1966年発表と言うことで、すでに50年が経過している、
このBSスーパーライト。
50年前と言ったら立派なヴィンテージですが、うちのガレージに来て
見た人だれもが
「50年前の自転車とは思えない」、「古さを感じない」といわれます。

また、「持ってみて」と言うと「すごく軽い」と皆さん驚きの声を
あげられます。
この優れたスタイルで軽量な自転車を50年前に販売したBSの先進性には
驚くばかりです。

最近朝バンクで乗っているエベレスト ピスト。
以前、このブログでも書いた通り昨年末のシクロジャンブルで
知人に紹介され購入したもの。
1976年製のフレームとのことですが、ほとんど乗った形跡はなく
とても良いフレームを購入できたと喜んでいます。

エベレストは、ずっと憧れで過去にも何台かのデッドストックを含め
いくつか見てきましたがサイズが合わなかったりで
縁がありませんでした。

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シクロジャンブルで紹介された時のエベレスト レコードピスト。
ピストフレームでありながらロードフォークが付いていました。
また、ヘッドパーツが1990年頃のカンパレコードになっている
ことも気になります。
その他では杉野マイティのBB、フロントのハブシャフトのみが
付属していました。

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ロードフォークが付いていたので、ちょっとがっかりしたのですが・・・
もともとのピストフォークもちゃんと揃っていました。
右が、もともとのピストフォーク。
ピストの多くがそうであるように丸パイプのフロントフォークでした。

フレームに付いていたのは左の丹下製ロードフォークでした。
オールメッキで売られていたフロントフォークにフォークブレードの
上のみフレームカラーに近いシルバーで塗ったもののようです。
(いわゆる1/2メッキ)
前のオーナーがブレーキを付けて乗ろうと考えていたのかもしれません。

余談ですがロードフォークが620gであるのに対して
ピストフォークは780gもありました。
ピストのフォークは頑丈に作られているものですが25%増しとは・・・
ちなみにフレーム本体の重量は1840gでした。

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最初に書いた通り、一番気になるのはヘッドパーツの時代が
全然あっていないこと。
これはフロントフォークをロードフォークにした時に何らかの理由
で付け替えられてしまったのかもしれません。
と言うことでフロントフォークをピストに戻しながらヘッドパーツも
フレームの年代に近いものに戻すことにします。
この時点では昔、買ってストックしておいた初代デュラエースの
ピスト用ヘッド小物の出番がやっと来た、と考えていました。
初代デュラエースのHPならば76年製のフレームにもピッタリです。

実は、付いていたのがカンパ レコード(~1990年頃の物)と言う
ことで少し嫌な予感がしていました。
と言うのは自分がなじみ深い70~80年代のカンパのHPについて。

カンパの場合、箱にB.S.C.と書かれていても・・・

当然、上下ワンはB.S.C.になっていますがフォーククラウンに付く
下玉押しは、なぜかイタリアンになっている物しか見たことが
ないからです。
(これってなぜでしょうか?)
このフォークコラムも、もしかしてイタリアンになっているのでは?
と思ってバラしてみると・・・
やはりイタリアンでした。
しかたがない、なにか下玉押しだけイタリアンの物を探して・・・
と考えてワンも抜いていきます。
そして何気なく初代デュラエースのワンを載せてみると・・・
スカスカではないですか!
そう、下玉押しだけではなく上下のワンもイタリアンだったのです。
このエベレスト レコードフレームもともと、イタリアンでヘッドが
作られていたのか、途中でB.S.C.から改造されたのか、
どうなんでしょうか?

さて話が長くなりましたがイタリアンの、それもピスト用のHP、
そのうえで76年のフレームに似合う手持ちは、
「いつかイタリア製のピストフレームを手に入れた時に使おう」
と思い買っておいたカンパ レコードかスーパーレコードぐらいしか
手持ちがありません。
(タンゲ軽合レビン ロード(伊)と言うわけには、さすがにいかない)
このフレームならス-パーレコードではなくレコードの方が似合うでしょう。

フレームがエベレスト 「レコード」ならば、もちろんカンパ 「レコード」HPとも
つり合いも取れるでしょう?
(私見ながら70年代のカンパが最も似合うのはエベレストでしょう。次点はナガサワ)

画像の箱に「PISTA」の文字が見えます。
ただし画像に写っているリティーナーはカンパ製ではありません。
純正のベアリングはバラ玉で青い紙袋の中に入っています。
今回はバラ玉で組むのが面倒だったので(笑)
他社のリィティーナーを使用しました。
面倒だったの事実ですがコラムの寸法が適正かどうか、わからなかったので、
面倒なバラ玉で組む前にリィティーナーで仮組をしたのですが
結局そのままグリスを入れて・・・・(笑)

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慎重に下玉押しを打ち込みます。

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フレームに上下ワンを組み込みます。

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コラムの寸法もぴったりで問題なく組み込むことが出来ました。

「う~ん、やっぱりエベレストにはカンパレコードが似合うねぇ~」
この画像だけで、ご飯、三杯はいけますね(笑)

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今朝もロードトレーニングの前にバンク練習に行ってきました。

今回も前回、初めて乗ったエベレスト レコードで走ってきました。
前回と変わっていることは先週の走行で気になったハンドルの角度、
サドルの前後位置、角度を若干変更し、
あとはメーターを付けたこと。
メーターはトレーニングには欠かせません。
エベレスト レコードというヴィンテージの貴重なフレームとは言え
コレクションするだけではなく練習に使う為、メーターを付けました。
(うちのはサイコンというほど新しいものではないのでメーター「笑」)


周回練習では残り3周でペースを上げられ残り2周で切れてしまいました。
今回も前回書いた通りギヤ比が低いので想定内ではありますが・・・
メーターの最高速度記録(45.1キロ)からギヤ比で計算すると・・・
115回転しか上がっていないことに。
これは思いのほか、回転が伸びていません。
これはちょっとショック。

115回転×3.125(ギヤ比)×2.09m(タイヤ周長)×60(分)=45.07㎞/h

最高速が上がらないのは承知
(いずれにしても筋力がなく高いギヤ比は踏めないし)
で回転を上げる走りをしているのですが・・・・
計算上とはいえ115回転は、かなりショック。
もうちょっと上がると思っていたのですが。
(これも骨折の影響か・・・)

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あと、やはり骨折の影響で前傾姿勢が苦しいこと。
下ハンドルを握って400mを1周回するのが限界近い。
(半周、上をもって走り、もう半周は下をもっての繰り返し)
今日の周回練習は残り23周で入ってその時から35~37キロこれでは、
もともと力がないのにハンドルの上を握っていては空気抵抗で最後まで
力が持つはずもありません。
もうちょっと前傾姿勢が出来る体にしないといけませんが・・・
股関節の作動角が、これ以上曲がるようになるのかどうか?

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今朝もロードトレーニングの前にバンク練習に行ってきました。
今日は前回、ギヤを変更したビバロではなくエベレストで走ってきました。

このエベレスト、昨年末に大阪のシクロジャンブルで知人から紹介され
購入したフレーム。
1976年製のエベレスト レコード。

ずっと欲しかったエベレストの上級クラスのピストフレーム。
すぐにでも乗りたいところですが・・・

ピストなら構成部品も少なく組み付けも簡単なのに今頃のデビューに
なったのは・・・
「ガレージが北向きで寒いから作業したくなくて」と言うのは冗談で
(冗談と書きましたが、否定は出来ないかも)
構成部品に、いろいろ悩んでいたから。
まあ、そのあたりはいずれ記事にするとして・・・

とりあえず、今日の全体像から見ると・・・
やはりハンドル位置が高くて格好悪い。
まあ、これは、もともと体が硬く腰痛持ち、そのうえ昨年の骨折で
前傾姿勢が更に苦手になった為。

このままのハンドル高、サドル高でも、もう10ミリほどフレームサイズが
大きければバランスがもう少し良く見えたかも(笑)
(トップチューブが上がり相対的にハンドルが低くなる)

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うちのチームは、このところピスト熱がたかまり、寒いこの時期にも
参加者が多い。
このあと、残り20周回で集団に加わり最後の「競輪ごっこ」に
参加しようとしたのですが・・・
ラスト1周で切れてしまいました。
(今日は残り2周でペースが上がったこともあり)

まあ、これは予定通り?
あと一か月はギヤ比を軽めにして回転重視のトレーニングすることにした為、
集団のスピードが速くなるとついていけないのは想定内。
(ちなみに今日のギヤ比は50-16T、3.125)
しっかり体を作って4月になったら徐々にギヤ比を上げていくことに
しましょう。

バンク練習のあとはクラブのレース(今日は山岳周回)でしたが、
まだまだ走れる足ではないのでロードで個人トレーニング。
20キロほど流してきました

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