コルサの毎日がヒルクライム

2017年07月

骨折からほぼ一年、30日も朝バンク練習に行ってきました。

骨折後、いったんギヤ比を極端に下げてリハビリしてきましたが
今日のギヤ比は50-15T(3.333)、ギヤ比が軽くてついて
行けなかったと言い訳は出来ません。
しかし、「競輪競争ごっこ」の結果は・・・
残り2周回で50キロ超までペースが上がり最終回に入るところでアウト、
切れてしまいました。
サイコンのデーターによると最高速度50.9キロ。
骨折前より、数キロ遅いトップスピードでした。
まだまだ回転力もパワーも骨折前まで戻っていない・・・
今後、どうトレーニングしていけば良いのか?

そうそう、その前(8月8日)に整形外科で骨折後の経過と
膝の痛みの検査がある。
骨折後の検査は多分、問題ないでしょうが膝の痛みは・・・
精密?検査してくれるのは原因がわかるかもしれないので
嬉しいのですが、
原因がわかっても治療して直るとは限らない。
さて、どうなることやら。
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クレメン ストラーダLGGタイヤが初走行7月3日から20日少々で
通算走行距離562キロになりました。

ここで一旦、タイヤの様子を確認してみたいと思います。
本来ですと・・・
500キロを超えたあたりで一度、様子を確認するのですが今回は、
一回の走行距離などの関係で562キロ時点となりました。

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マークが少々派手なものの、色合い、太さ(700-25C)、
パターンなど旧車にも似合うという事で使い始めたストラーダLGG。
とても気に入っています。

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562キロ時点の前輪。
中央の大きなバリはなくなったものの、まだ中央の接合部分の
盛り上がりは残っています。
ちなみに大きなバリが、ほぼなくなったのは500キロ~時点、
つい先日のこと。
それまではバリがしぶとく中央部分に残っていましたが500キロを
超えてなくなりました。

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前輪を真上?から見たところ。
中央部分はパターンがないように見えますが・・・
よく見ると平らに見えても実は、細かな凹凸の模様が付いている
のですが、お分かりになりますか?

そして、装着方向の指定はありませんが(多分)
中央の平ら部分の両側の模様が方向性があることがわかります。
ちなみに画像の前輪は右側が進行方向。
後輪は深い意味はありませんが逆に向けて装着しています。
(画像の向きで言うと後輪は左が進行方向側に)

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562キロ走行した後輪。
いい感じに摩耗してきていますね~
さすがに大きなバリだけではなく中央の盛り上がり
(まあ、大きなバリの根元なんですが)
も、ほぼ消えています。
ここまで使ってきた感じでは摩耗の速度は普通と言えると思います。

こうしてみると意外に細かい傷のようなものが多いような気が
するのですが・・・
これはなぜでしょうか?
最初から付けられていた凹凸の名残でしょうか?
違いを次の新品時の画像と見比べてみてください。

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新品時の様子。
中央の平らな部分にも、よくみると凹凸の模様が付けられて
いたのがお分かりになりますよね。
ひとつ上の画像の摩耗した後輪に意外に傷のようなものが多いのは、
この凹凸の名残でしょうか?
(やっぱり違う気もしますが・・・)
だとしたら、もう少し摩耗が進めば、かえって綺麗になって
くるのでしょうか?

今のところ前後輪とも大きなキズは発生していません。
ちなみに562キロ走行でパンクは一回(前輪)。
それは落ち葉に隠れた石に気が付かず踏んでしまったリム打ち
パンク(スネークバイト)でした。
ですからタイヤを貫通した異物によるものではありません。

このまま、使い続けてしまうと本来の目的(旧車あるいはスポルティーフ用)
で使う前にトレーニングで使い切ってしまいそうです。

そこで・・・
750キロ前後まで、このまま使用して、その後、前後を
ローテーション(前後入れ替え)する予定。
それから、また750キロ前後走行(通算1500キロ)したところで
本来、使うはずの自転車に装着しようかと考えています。
1500キロほど走れば摩耗のスピード、傾向、寿命なども、だいたい
確認できるようになると思います。

7月23日はヴィンテージレーサー鑑賞会。
今回のメインテーマはフランス車。


ただし・・・
メルシェ、ルジュンは、すでに生活費の足しに売却(笑)
プジョーは長年見て見ぬふりをしてきた為、ひどい状態に
なってしまいレストア中。
サンジェはヘッド小物か、その取り付け部分に不具合があるようで・・・
結局、持参できるフランス車はなし(泣)

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日本では比較的マイナー?なフレンチレーサー。
それでも多くのフランス車が集まっていました。

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個人的に最も熱い?エルスのピスト。
羨ましい~

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古~いプジョー。

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白いプジョーはずいぶん身近に感じます?(笑)

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エルスのクルスルート。

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モトベカン。

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古くからアルミ溶接フレームを手掛けているサブリエール。

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ヘッドマークも素敵なエリエ。

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ロシェ。

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サンジェのクルスルート。
うちのサンジェも早く治してやらないと。

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ジタン。
画像ではほとんど確認できませんが、通称「蜘蛛の巣」と呼ばれる
リヤエンドが特徴的なモデル。


その他にも魅力的なモデルが集まりました。

「その4」からずいぶん間が空いてしまいました。
実は「その4」、「その5」の原稿も下書きは出来ていたはずなのですが
「ネットの闇?」に、いつのまにか紛れてしまい・・・
新たに書き直す気持ちになかなかならず(笑)

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改めて完成時の姿のエベレスト レコードピスト。
毎回書きますが・・・
あとちょっとハンドルが低く出来れば見た目も決まるのですが?(笑)

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さて、今回はエンドを見ていきます。
前後ともに「シマノ SFP8」の刻印があります。
このエンドに打たれた「8」の文字の意味がお分かりになるでしょうか?
これは8ミリを表しています。
通常、ロードもピストもフロントハブ軸9ミリ、リヤ10ミリに
なっています。

それなのに、なぜ?
それは下の画像を見てください。

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このフレームは今も競輪界に残る通称「小判型シャフト」という
ハブ軸専用のエンドなのです。
リヤは10ミリのシャフトの上下が平坦に削られていて8ミリに
仕上げられています。
そのシャフト専用のエンドですから「8」の数字が打たれていたのです。
この小判型シャフトのメリットですがフレームにホイールを固定する際、
固定ナットを締める際にハブ軸が共廻りしてしまうのを防ぐ
効果があります。
ただ、普通の10ミリシャフト(丸い普通のシャフト)でもサビが
出たりして滑らかに締められないようなナットでない限り滅多には
起こらないと思います。
ちなみに小判型シャフト用のエンドを使う際、原則的にリヤエンド幅は
110ミリに仕上げられています。
中古ピストフレームでエンド幅が110ミリなのに小判型シャフトでは
なく丸型シャフトが入る場合、8ミリ幅を10ミリに削ってしまった
改造フレームの可能性があります。
きちんと加工してあれば問題ありませんが適当な作業で改造されていると
ホイールがきちんと入らない、あるいは正確に固定されないという
可能性もあります。

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フロントエンドはこんな具合。
画像が少しわかりにくいかもしれませんが9ミリのシャフトが、わずかに
削られて8ミリに加工されています。
その為、普通の9ミリシャフトの前輪は入りません。
ただし、エンド幅は通常の物と同じ100ミリに作られています。
その為、「エンド幅はあっているのに何で前輪が入らないんだ」と
焦ることになります。

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リヤエンド側面を改めて見ます。
車輪を止めた際に出来る跡がほとんどないことがわかります。
ピストはギヤを変えたりすると、いろいろな位置に後輪が来るので古くて
使い込まれたピストフレームは、エンド側面に跡がつくのですが、
このフレームにはその跡がほとんどなく、あまり使われていなかった
ということがわかります。

メッキと塗装の切り替え部分も見ていただきたいのですが塗装が
シルバーで目立たないので画像ではほとんど境界線がわかりませんね。

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エンドとパイプの接合部分の加工の様子。
この画像もメッキと塗装の切り替え部分がほとんどわかりませんね。

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フロントエンドの接合部分の加工とメッキの様子。
この時代のオーソドックスな加工とメッキの仕上げと言えるでしょうか?

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最後はフォーククラウンをご紹介しましょう。
丸フォークを固定するのは、いわゆる二段肩と呼ばれるタイプ。
特殊な走路(バンク)を走るピストレーサーには横方向の力もロード以上に
加わるという事で丸フォークの採用は標準的なものでした。
また、その丸フォークを固定する二段肩も当時、ごく普通のものでした。

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クラウンの上部は平坦でエッジの効いた形。

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側面の仕上げとメッキの様子。

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フォーククラウンのへこみ部分はドリルで成形されているようで綺麗な
丸穴が貫通しています。

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フォーククラウンを下から見たところ。
丸フォークの内側には補強板などは見られませんが定石通りの
きっちりとした仕上げになっています。

次回に続く?・・・

先日見てきたゼノス(ZENOS)というクルマ。
フォード2.0GDIエンジン(200馬力)をミッドシップに積む
スポーツカー。
3,800×1,870×1,130ミリとコンパクトで車重は
700㎏ほどらしい。
フォーミュラマシン並みにスパンを広くとったインボードタイプ
サスペンションなど凝った作りの様子。

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画像はフロントウィンドウを装備したタイプですが、ほとんどない?
タイプもあるとのこと。
またE10Sというタイプは250馬力もあるらしい。

素人目にもなかなか良く出来ていて面白そうなクルマでは
ありますが・・・
日本でロータスなどのスポーツカー市場に食い込むにはブランド
イメージが弱いでしょうね。

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中央にゼノス、手前、モーガン3ホイラー、奥ロータス エボラ。
写ってはいませんが右手にロータスエリーゼも。
相変わらず「濃い」ショールームです。
奥のロータスエボラと比べるとゼノスがコンパクトなのがわかります。

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