コルサの毎日がヒルクライム

2017年08月

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先日の朝バンクで後輩が付けていた、この巨大なチェーンリング。
歯数はなんと63Tだという。
後輩は、あちこちのレースで表彰台に上る実力者ではあるが63Tとは。
ギヤ比で、せいぜい3.333(50T×15T)が踏めるかどうか
という今の自分には、にわかに信じがたい(笑)

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ただ、フロントが大きいだけではギヤ比はわからないので念の為、
確認すると
63T×17Tでギヤ比は3.706だという。
(余談だが実際は、間違えて16Tを組んでいたらしい)

3.706ならば最近の競輪選手の使用しているギヤ比から見れば
「軽い」?のですが・・・
もちろん、後輩は競輪選手ではなくアマチュア選手。
ちなみに最近の競輪選手のギヤ比は制限されており4.0以上は
使用禁止とのこと。

 その為、競輪選手で使われている重い方のギヤ比は・・・
 55T×14T(3.93)
 51T×13T(3.92)
 あたりが多いらしい。



後輩の63T×17T(3.706)に話を戻しましょう。
3.706あたりのギヤ比をセットするのであれば63Tを
組み合わせなくても
52T×14T(3.714)
48T×13T(3.692)
などの組み合わせも考えられますが、なぜ63Tを使っているの
でしょうか?

この理由を後輩に聞いてみると
「同じギヤ比であればギヤの大きな組合せの方が駆動系の摩擦などが
 少ないと聞いて」
とのことでした。

実は、この意見は私の予想していた通りでした。
もう30年ほど前の話ですが機械設計の方と話をしていた時に
この意見を聞いたことがありました。

その技術者の方の話では
「例えば同じ3.0のギヤ比を作りたい場合、42T×14Tや51T×17Tなど
 いろいろの組み合わせができる」
「その場合、(その他の理由を無視すれば)基本的にはギヤの大きな組合せの
 方が機械的損失?が小さい」
という事でした。

※機械的損失という言葉がこの場合正しいかどうかは自信がありませんが。
 チェーンが折れ曲がったり、チェーンとギヤの間に起きる摩擦抵抗
 などが負荷になるらしい。
 技術者の話では数値化されて証明されているとのことでしたが・・・


では上記の「その他の理由を無視すれば」という「その他の理由」とは
何でしょうか?
それは・・・
①ギヤの組み合わせが大きくなるとチェーンなども長くなる。
 そうするとギヤ、チェーンなど重量がかさんでしまう。
②ギヤの直径が大きくなると、強度の問題から、たわみなどの問題も 
 発生する。
 (強度低下を補おうとすれば重量がこれまたかさむ)
というようなことでしょうか。

ギヤのたわみなどの問題は素材や加工方法、形状の工夫でクリアされて
いるとすれば、後輩の理由は正しいと思われます。  

ただ、そのあたりの摩擦、抵抗、損失などがどの程度の大きさなのか、
なかなか数値化して比較できるとは思えないのですが精神的にも
「摩擦が少ない」と思い込むことは十分な?メリットがあるでしょう?



そうそう、抵抗の数値化で思い出したことがあります。
もう何年も前からRDのプーリーにベアリングが入っていることは珍しい
ことではありませんが、
ベアリング入りプーリーが珍しかった時代の話です。

アメリカのBullseye(ブルーズアイ)という会社がベアリング入りプーリーを
販売していました。
(ブルーズアイがベアリング入りプーリーを販売したのは多分1972年から)

この製品は後にA&Fさんによって輸入販売されるようになりました。
その製品のメリットについてA&Fさんのカタログでは
「160キロのヒルクライムで20メートルの差がつくといわれていいます」
と書かれていました。
多分、この広告は英文を翻訳したものでしょう。
(160㌔というのはアメリカ製ですから100マイルから来ているのでしょう)
「ベアリング入りプーリーにすると(ノーマルプーリーに対して」
160キロのヒルクライムで20mの差がつく・・・」

これは抵抗を数値化して表した素晴らしい広告ですが、はたして、この数値って
高価なベアリング入りプーリーをわざわざ買う必要性がある、と思わせるほど
のものでしょうか?
(1992年当時、1台分4,900円)

そもそも「160キロ走ると」ならまだわかりますが
「160キロのヒルクライム」って??そんな坂、アメリカにもないでしょう。

せめて「16キロのヒルクライムで20mの差がつく」なら購買意欲も?(笑)
これが、どこかで誤植、誤訳されたものなのか?それぐらい摩擦抵抗の差が
小さいものだったのか?
今もって疑問です。

朝も早くから暑かった6日ですが朝バンク練習に行ってきました。

周回練習では残り10周くらいから、けっこうペースは
上がっていたものの(自分にとっては)久しぶりに最終周回まで
集団についていくことが出来ました。
とは言っても結局、ゴール手前250mあたりで
切れてしまったのですが。

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現在のギヤは50-15T(ギヤ比3.333)と一般的なもの。
ですが今の自分には重いような気もします。
ただ、このぐらいのギヤ比は踏み切れないと・・・
でも少しギヤ比を軽くして回転力を養成したほうが
良いような気もするし・・・
やっぱりほんの少しだけ軽くしてみようかなぁ(笑)

2016年の8月2日、自転車でのトレーニング中、転倒、大腿骨の
上部先端を骨折。
8月3日、手術にて人工関節(大腿骨の先端を人工物に変える)
になって一周年?になりました。

落車直後から骨折したのは仕方ないと思っていたのですが、
診断の結果は・・・

「折れたところが悪く、つなごうとしても壊死する可能性が高く、
まずつながらない」

「大腿骨の折れた部分を除去し人工関節に交換して治療した
ほうが治りが早い」

と聞いた時は正直どうなることかと思いました。


しかし、手術後、2、3日でリハビリ開始。
入院一か月後の8月31日には退院。
9月1日からは自宅でローラー台練習開始。
9月11日に自転車で実際に走行開始。
9月半ばには仕事に復帰。

と思っていた以上に順調に回復することが出来ました。
骨折から40日少々で自転車に乗れるようになり
(最初はものすごく怖かったが)
骨折後、年末までの4か月弱で1,206キロを走行。
この頃になると当初の自転車に乗ることの怖さは薄れ練習すれば
するほど、どんどん体力が回復していくのが、わかり嬉しくて
骨折、以前より、
はるかに熱心にトレーニングに打ち込むようになりました。


病院に入院中も病棟中で噂になるくらい熱心にリハビリトレーニングを
していましたが退院から2,3ヵ月も経つと先ほども書いた通り体力が
回復していくのが楽しくて病院に診察に行くたびに医師や看護師さん達に
「この、おっさんは何を目指して、こんなにトレーニングしているの?」
と思われるほどでした。

それは今年に入ってさらに加速。
2017年1月から7月末までのトレーニング距離は5,500キロを
既に超えています。

これは・・・
35歳前後、実業団登録選手だったころのトレーニング並み?
あの頃は3年で24,000キロ以上、走っていたはず。
まあ、実業団選手ではあったもののバリバリの?会社員でもあったので
トレーニング時間がなかなか取れず通勤はもちろん、それにプラスして
残業後に夜中近くまで走ることもありました。
(早朝も走りましたし、たまの休日は、一日中?練習かサイクリングでした)

長々と書いてきた通り、体力は、ほぼ順調に回復。
ただ、骨折の為、大腿骨付け根の関節の稼働角度が減った?のと、
また骨折したことによるものか過去の古傷、左膝の痛みがひどく
なってしまいました。
(これはトレーニング過剰との説もあり)

そのあたりもあってか超高速域?
(競輪場などで120回転?以上の領域で)
の回転力がダウンしたように思えるのと深い前傾姿勢が、もともと
腰痛などで苦手だったのが更に苦手になってしまい長時間下ハンドルを
握り続けられず高速が維持しづらくなっているのが現在の悩み。

それに、基本的な体力、スキルが骨折以前とほぼ、
同様まで回復してくると・・・
今はトレーニングの効果が、ほとんど現れにくくなってきています。
こうなってくると、これまでのようにトレーニングに対しての
モチベーションが上がらなくなってしまいます。
そのうえ、連日の、この暑さで・・・

今のところは、タイヤの消耗テスト?と
年間の走行目標9,000キロがモチベーションでしょうか

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