コルサの毎日がヒルクライム

2017年10月

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第20回古典ロード走行会の詳細が決まりましたので、ご連絡いたします。


・日時     2017年 11月19日(日曜日)
         9時30分集合 簡単な自己紹介後、10時00分頃スタート予定

・集合場所  浜名湖レークサイドウェイ途中の駐車場 
         集合場所にトイレあり。
         道路両側に駐車できますが狭い駐車場ですから出来るだけ乗り合いで
         お願いいたします。



         地図に印が入っていませんが地図の中央、「公衆トイレ」のところの
         道路両側の駐車場が集合地点です。
         航空写真に切り替えると、とても狭く見えますが(実際狭いけど)
         航空写真では木が被さっていて見えないところにも少しスペースが
         ありますから、航空写真よりは、わずかに広い駐車場です。
         先に着いた方から仲間の誘導などに、ご協力ください。

         三ヶ日インターからは基本、道なり約3~4キロほどです。
         (途中にコンビニあり)


・ご注意     万一、雨が予想される場合、走行会からミーティングに変更します。
         その場合は、集合地点が豊橋市に変更になります。
         ※(前日に決定、このブログで発表します)


・引き続き参加者の募集を続けています。
 ご希望の方はコメント欄に書き込みお願いいたします。
・今までの様子、レギュレーション等はブログ左側の「書庫」、「古典ロード走行会」の
 過去の記事をご覧ください。
 

友人がスペインのゼウスのロードフレームを入手、レストアの際に私が秘蔵?
していたサドル(ZEUS 2000)、ピストペダル(クリテリウム)を
お買い上げいただきました。

しかし、ペダルは70年代後半から80年代前半と思われる年代ものなので
グリスが固まっているようでシャフトが回らない。

そこで、分解グリスアップして納品することに。

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箱入り未使用なので、状態は良好。
ただし、40年近いと思われる年月の経過にグリスは粘土化している様子。

本体、中央の「ZEUS」マークが格好いい!

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ゼウスは、よくカンパのコピーと言われるのでキャップ外しの工具もカンパが
使えるのではないか?と期待していましたが・・・

結果は互換性はありませんでした。
もちろん、プロエースや三ヶ嶋ユニークとも互換性はなく・・・・
こういったところこそ(工具の互換性)、コピーしてほしいよね?(笑)
当時のカタログを見て見るとゼウスにはカンパにも匹敵するような
(BBタップなどの切削工具も含む)
工具セットがありました。
ペダルキャップの工具もちゃんと載っています。
しかし、平成時代の極東の片隅で簡単にゼウスの工具も手に入るわけもなく
途方に暮れてしまいました。

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そこで準備したのが、この工具。
大型のプライヤーですが「ソフトタッチ」と書かれているように部品に接触する
部分に樹脂が付いている工具です。
これで作業すれば部品に傷がつきにくいのです。
(ただし、高トルクの場合、樹脂が変形したり削れてスリップしてしまう)
ちなみに先端の樹脂部分は交換式、交換用の部品も売られています。

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こういった作業(専用工具を使用しない作業)は部品に工具傷をつけて
しまいやすいので、あまりやりたくないのですが・・・
幸い、固着しておらず案外スムーズに外すことが出来ました。

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内部も問題なく分解できそうです。

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粘土化したグリスは灯油に付けてもなかなか落ちず苦労しましたが
何とか分解、洗浄完了。

各部分は・・・
カンパ レコードほどではありませんが意外にしっかりした印象。

ただ、組み付けの際、何度も玉当たりなどの微調整を繰り返していると
シャフトなどのネジの精度とかは少々頼りない感じがあります。

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シャフトの刻印は「D」と「I」。
普通は「R」と「L」ですがゼウスだけにスペイン語の刻印なんでしょうか?

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グリスアップ、完了。


今回のペダルは特に問題なく作業は終了しましたが・・・
次のZEUS部品では、未使用品だったにもかかわらず、
まさかの大事件が発生!!!
果たして、何が起きたのか・・・

10月21日、名古屋市名東区のアウト ガレリア ルーチェにて
Moulton Bicycle & Mini展が始まりました。

友人が誘ってくれたので早速、初日にモールトン仲間4人で見学に
行ってきました。

展示はモールトンコレクターとして世界的に有名な青木さんの
コレクションを中心にモールトン自転車、約30台!!、
そしてモールトン博士つながりでオースチン、モーリスなどの
ミニ(4輪、5台)が展示されていました。

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モールトン自転車は、モールトンの歴史的な自転車を紹介するような
本には必ず出てくるような希少車がずらりと展示されていした。

また4輪のミニは1959オースチンミニのプロトタイプ、ピックアップ、
モークそしてモーリスミニバン(モールトンバイシクルバージョン)
など興味深い車両が展示されていました。
モールトン自転車のファンでなくてもミニファンなら十分楽しめる
ことでしょう。

その他、モールトン及びミニ関係の書籍の販売、そして入り口には
ミニカーショップ ゼロクラフトさんがあるのでミニチュアカーファンも
多いに楽しめるはずです。
(ちなみにギャラリー入場は無料です)

ここで展示の様子も写真にてご紹介したいところなのですが友人の車に
カメラを置き忘れてきた為、画像はアップできず(笑)
ぜひ、みなさん、ご自分の目で見てきてください。

Moulton Bicycle & Mini展
アウト ガレリア ルーチェ
052-705-6789
名古屋市名東区極楽1-5
オリエンタルビル極楽NORTH 2F
1Fはサンレジャン店舗。駐車場の方から2階に上がる階段があります。
2017年10月21日~2017年12月24日まで。
※営業時間12:00~18:00
見学無料。

チームの後輩競輪選手からサンツアー シュパーブプロペダルを何セットか
もらってきました。

ちなみにシュパーブプロペダルを初めサンツアー製品はすでに競輪では
使えなくなっています。
競輪部品には「認定」という制度があり「認定取消日」以降はレースで
使えなくなってしまいます。
私の記憶に間違いがなければサンツアー、カンパの競輪部品(の全て)は
2010年12月31日が認定取消日になっていて使えなくなったはずです。

もちろん、認定取消になっても練習には使えます。
今回のシュパーブプロペダルも認定取消以降、練習に使い倒されて、
かなりひどい状態でした。


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ご覧の通り、スチール部分は、かなりの錆が発生しています。
アルミ部分も、かなり・・・
まあ、競輪選手の中古にありがちの落車のキズがほとんど
見当たらないのが幸い。
(中には本体が曲がってしまうほど、ひどい個体も見たことがあります)

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まずは分解していきます。

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このネジがシュパーブプロペダルで一番怖いところ・・・
サイズが2.5ミリのへックス穴のネジ。
こういった小さなサイズで高トルクで締められているネジが一番キケン。
こういうネジは精度の高いしっかりした工具を使わないと
「なめる」可能性大。
ここに限らず、おまけの工具を使っている人は絶対、ちゃんとした工具に
買い替えたほうが良いと思います。

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幸い、どこも「なめる」ことなくネジ類は分解完了。

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本体からシャフトを抜いて・・・
ベアリングはスムーズに回るので今回は外しません。

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シャフトのサビを真鍮ブラシで磨きます。
さすがに深いさびはメッキの下まで浸透しており、この辺が限度。
それでも1枚目の画像に比べれば、ずいぶん綺麗になりました。

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ピントが本体に合ってしまっていますが、ここで見ていただきたいのは
プレート固定ネジ。
これも磨いてみます。
ちなみにネジのピッチは現在売られているミカシマのプレート交換式
ペダルのネジとは互換性がないので注意。
(シュパーブと現行ミカシマでプレート固定ネジのネジ交換はできない)

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こちらの画像もピントが合っていませんがネジのあたまも、
まあまあ綺麗になりました。
ちなみにこのネジは後期型。
工具挿入部分が、わずかに盛り上がっていて「なめにくく」
改良された(と思われる)タイプ。

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各部の磨き作業も終わり組み立て作業に入ります。
バイスに固定して作業すると安定して作業がはかどります。

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本体も他の部分とバランスをとって磨き過ぎない程度に仕上げ??

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これにて完成。
少し画面が暗いので、せっかく磨いたペダルも綺麗に見えませんが、
実物は、けっこう綺麗になっているんですけど(笑)

ちなみにシュパーブプロペダルの中古で気を付けなければいけないのは
シャフトの外側に付くプラスチックのリング状の部品。
(もちろん、回転、変形、サビ、なめていないか以外の注意点として)
これが経年変化で収縮してしまったのか緩くなり脱落して欠品しやすいこと。
今回のサンプルは残っていましたが緩くなっていていつ脱落しても
おかしくない状態。
これをどう対策して固定しておくか、思案中。
(分解時に外せるよう単純に接着というわけにもいかないので

いうまでもなく自転車乗りにとってパンクは嫌なものです。
自分の場合、走行距離の割にはパンクは少ない方ではないかな?
と思っています。

例えば今年の走行距離は月平均750キロ以上、9月末で
7200キロを超えています。
その間に走行中パンクしたのは3回ほどでしょうか?
(うち一回は小石に乗り上げたリム打ちパンク)
田舎で路面も悪い割にはパンク回数は少ない???

パンク回数が少ない理由はタイヤの摩耗点検によるものだと
思います。
当ブログをご覧いただいている方はよくご存じかと
思いますが・・・
当ブログには、よくタイヤの使用状況(摩耗状況)の画像が
出てきます。
その為、タイヤの様子をいつもチェックしているので・・・

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こんな状況を良く見つけます。
タイヤトレッドに何か白っぽいものが・・・
これは小石が刺さっていました。

走行後、摩耗状況を点検していると・・・
このように小石、金属片、ガラス片、植物のとげ?などが
刺さっていることが時々あります。

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取り除こうとすると・・・
意外に深く刺さっており取り除くのに手間が掛かりました。
画像のように取り除いた後には小さな穴が開いています。
石が刺さったまま気が付かないでいれば、いずれパンクに
結び付いてしまったかもしれません。
やはり、パンクを防ぐには、こまめなタイヤ点検は
欠かせませんね。

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