コルサの毎日がヒルクライム

2018年01月

三河最大級の船山1号墳が破壊される!!
(全体ではなく前方部の一部ではありますが)

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先日のサイクリングの記事にも少し書いたのですが・・・
サイクリングの途中に通りがかった豊川市の船山1号墳が
無残な姿になっていて驚きました。
(以前は手前のコンクリート壁の部分まで前方部が残っていた)

改めて船山1号墳について説明すると三河地方最大級の前方後円墳で
5世紀後半築造とされています。
墳丘構造が前方部・後円部ともに3段構成であること、墳丘規模が
95mと三河最大級であることなどから三河地域で最上位に位置付け
られる、と言われています。
(当時、貴重だった金銅製馬具が出土したことから小さいながらも
 豊橋の馬越長火塚古墳 を格付け?としては最上級とする意見も
 ありますが)

ただ、昭和4年の平尾街道開削の影響で前方部が一部削り
取られていました。
この件について私は以前から
「豊川市指定遺跡になっていて三河最大級の大型古墳、船山1号墳が
 現在であったなら 街道工事の為とは言え削り取られることは
 なかったのではないか」
と考えていました。

ところが埋蔵文化財保護の機運も高まっていると思われる
この時代に・・・
豊川西部土地区画整理事業に伴う道路拡幅によって墳丘が削り
取られることになってしまっていたのでした。
(近年、北部には平尾住宅などが整備され道路整備も必要らしいが)

昭和4年の開削工事で前方部分が一部、削り取られたものの、
それでも三河地方最大級の前方後円墳としての雰囲気を
保っていた船山1号墳ですが・・・

このたびの開削で「三河地方最大の古墳としての威厳」は完全に
失ってしまうものと思われます。
何とも残念でなりません。
役所内や関係者、市民の間からも何の反対意見もなかったの
でしょうか?
(何とか道路を迂回させるなどの対策を取れなかったのか)


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冒頭の画像の反対側、北側に回ってみました。
昭和4年の開削工事に残っていた部分を大幅に削り取って
しまったことがわかります。

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あえて今回の開削のプラスポイントを挙げるとすれば・・・
(あえて、ですよ、あえて)
破壊と引き換えの調査で前方部の断面が明らかにされたこと。


※2017.2.12日訂正
2017.2.11日の発掘説明会の説明によると、この古墳は版築構造
ではないそうです。
その為、強固ではなく意外に柔らかい構造との説明がありました。


素人目に見ても2種類の土が意図的に積まれ版築構造で強固に
作られているとわかります。
版築とはただ土を積み上げるのではなく突き固めて丈夫で
長持ちするように作り上げることを言います。

全国的に見ても、これだけの古墳を現在、このように破壊に
至ることは、まず、ないでしょう。
それだけに古墳の築造方法、手順、構造を伺い知ることが
出来たのは貴重ではありますが・・・

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逆光でわかりにくいのですが前方部北側から後円部側を
見たところ。

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ちなみに後円部墳丘上には小さな祠、2社が祀られています。
また「茅の輪」が用意されていました。
左のテント小屋は正月の初詣の為に作られた仮の社務所?でしょう。

この古墳は何度か調査が行われていますが埋葬施設は発掘されて
おらず詳細は不明のようです。

※今回の調査結果による発掘説明会が今後、行われるのか不明。
 説明会があるのなら参加したいのですが・・・

※※2018年1月16日に豊川市教育委員会に電話連絡して確認したところ・・・
  発掘説明会は現在のところ、あるかないか未定とのことでした。
  ある場合(一般向けの説明会)豊川市のHPに載ると思われます。
  ある場合でも報道向けなどの場合、HPにも載らない可能性があるそうです。
  発掘調査期間は最大、今年度末までの予定。(それ以前に終了の可能性あり)

※間違い、お気づきの点などございましたら遠慮なくご指摘
 ください。

1月7日はチーム有志?の練習会に行ってきました。
(有志=朝バンクメンバー)
例年なら朝バンクですが競輪場は改修工事中なので
走れないのです。
練習コースは、ほぼフラットの周回コース。
ただ、海岸沿いなので風を遮る物がなく風が強いと大変。
ヘタレの自分なんかは向かい風区間では平坦なのに思わず
インナーギヤに入れたくなるほど?(笑)

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気合を入れて?自走(10キロ弱ですが)で行ったので
アップは出来ています。
最初は30キロ未満の速度で先頭交代しながらの周回練習。
(アップも含め距離約30キロ)。
自分は・・・先頭交代に加わらず付き位置で(笑)
距離を稼がせてもらう。

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次はインターバルトレーニング。
こちらも先頭は引かなかったのですが、何回か重ねるうちに
千切れてしまう(泣)
休憩区間で追いつくものの走行距離が60キロを超えた
あたりで気持ちが切れてしまう。

ということで、ここで逃げ出し帰宅。
本日の総走行距離74キロ。
距離もそこそこ稼げたし内容も充実。

次回は・・・山コースらしい。
若い頃なら喜び勇んで出掛けたでしょうが今はキビシイなあ。
何か用事が出来るといいんだけど(爆)

1月6日も単独でロードトレーニング。

相変わらず左の腰と左膝の痛みがおさまらない。
骨折と靭帯損傷のせいだろうか・・・何とか走れるので負荷低めの
平坦主体コースを走ることに。

自宅ガレージは日陰のせいか出発時の気温は4度と低い。
ただ、日差しがあり気温が上がることを期待して走りだす。
ところが25キロ地点を過ぎるころには「みぞれ」?なのか雨と
言ったほうが良いのか、とにかくウインドブレーカーを湿らせ始める。
ということで25キロ地点で折り返し。
走行距離50キロ超度で今日のトレーニング終了。

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ロード練習の後、何気なくタイヤの摩耗具合を点検していると・・・
なにやらキズが。

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よ~く見てみるとキズの奥に光る物が。
何やら金属片が刺さっているではありませんか。

余談ながら通算走行距離2,500キロを超えているので
タイヤの摩耗が・・・もう少し走ったら前後入替る予定。

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取り出してみると、こんな鋭利な金属片が刺さっていました。
気が付かずにこのまま走っていたら多分、パンクに結び付いて
しまったでしょう。
さらに前後のタイヤを点検すると、もう一か所、金属片が
刺さっているキズがありました。
走行中のパンクは本当に嫌なものです。
事前に気がついて良かった(笑)

1月5日は午後から仕事をすることにして午前中は軽く
トレーニングに行くことに。

サイクリングに行っても良いのですが探検隊のメンバーは・・・
O隊員は、この寒いのに釣りに行くという。
K隊員は一緒に走れるらしいがアホさ加減と下ネタしかない
会話に、もう、うんざりなので
(年末年始、ずっと一緒に走ってる)
二人だけで出かける気にはなれない(笑)

そこで今日は単独でロードトレーニングに行くことに。

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田舎ゆえトレーニングコースには恵まれています。
年末年始は林道やトレッキングが多かったので体を休めながらも
距離を少しは乗りたかったので平坦主体のコースに。

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今日は日差しもなく風も冷たい。
でもまあ、先週の天気予報の雨から曇天になり走ることが
出来たのは幸い。
ただ、寒さのせいかなのか山歩きの疲れのせいなのか骨折の
手術周辺(左の腰)が、やや痛むので結局、走行距離は
43キロで終了。 

4日もMTB+トレッキングに出かけました。
年末からほとんど毎日、走っているのでブログタイトル
「毎日がヒルクライム」もあながち、大袈裟ではない?(笑)

今回は渥美半島、最高峰の通称、越戸の大山へ。
まあ、渥美半島最高峰といっても300mを少し超えるだけ
なんですけどね。

アプローチは例によってマウンテンバイク。
前回(2014年)は大山古道と呼ばれる東側のルートを
選びましたが今回は強風を避けることが出来る南側から
登ることにしました。

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東側から見た越戸の大山、なかなか雄大な山容?に見えます。

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国道42号線から入ると鳥居があります。
ここは白山比咩神社(しろやまひめ)の鳥居で、
ここから登山道は右手に続いています。

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雰囲気の良い道がありますが、これもすぐに・・・

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まもなく荒れた激坂になってしまいます。
この後、すぐに自転車を置いて徒歩に切り替えました。

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激坂の様子、画像でお分かりになるでしょうか?
(帰りは滑り落ちそうで下るのが怖くなる?ほどの急坂でした)

頂上の電波塔そして電源を供給する電柱を作るために切り開いた
ルートとおもわれます。
ただ、これは4駆でも絶対上がれないでしょう。
登れるとしたらキャタピラを装着した重機ぐらいでしょうか?

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途中、道が分岐しそちらに行くと御岳神社があります。
(標識あり)

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本道に戻り登りつめると山頂(327.9m)に。
電波塔、展望台があります。

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渥美半島の先端、伊良湖岬方面。

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渥美半島、小中山の火力発電所、佐久島そして知多半島が
くっきりと見えていました。

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三河湾越しの蒲郡方面、西浦温泉。
東には富士山もはっきりと見えていましたが画像ではうまく表現
出来ませんでした。

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最後に白山比咩神社にお参りして帰りました。
大山に登った後(年末年始の山遊びの疲れも重なって)最後に、
この階段は意外に効きました(笑)

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