コルサの毎日がヒルクライム

2019年10月

前々回、クラシックカーフェスタIN尾張旭2019でロータス イレブンレプリカを拝見したことを書きました。

なかなか素晴らしい車輌でしたので、もう少し紹介させていただきたいと思います。

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↑ロータス イレブンレプリカ。
もとは1950年代後半のロータスのレーシングスポーツ イレブンでウエストフィールドという会社が造ったレプリカと思われます。

イレブン自体をそれほど見る機会はありませんが、とてもよく雰囲気を伝えていると思います。
ここまで良く出来ていれば(オリジナルは古く希少ですから)レプリカであっても公道を楽しむことが出来るのは素敵だと思います。

オーナーの好意で座らせていただきました。
私自身、スーパーセブンを長年乗っているので、低さ、狭さに特別、驚くということはありませんでしたが一般の方なら・・・(笑)

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↑コクピットもよく雰囲気を伝えていると思います。
どうせ一人で楽しむことがほとんどでしょうからトノカバー(助手席側を覆うカバー)をかけてしまう方がカッコいいですし空力的にも有利でしょう?(笑)

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↑この個体はクラッシュして放置されていた車体を現オーナーが入手、修復されたのだそうです。
クラシックなレーシングスポーツのスタイルがとても素敵です。

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↑オリジナルのロータス イレブンのエンジンはコベントリー クライマックスが搭載されていました。

ただ、コベントリー クライマックスは古くて希少ですから入手は困難です。
その為、この個体は排気量もほぼ同等のBMCAタイプ(ミニに使われていた)が搭載されていました。

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↑入手時はカリカリにチューニングされており公道では乗りにくかった為、ディチューンされたそうです。

 

車両も素晴らしかったのですが、オーナーもとても素敵な方でした。

クラシックカーフェスタIN尾張旭にエントリーされていたものの屋外展示で見当たらなかったホンダ CR110カブレーシング。

実は、この2台だけ屋内展示されていました。
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↑1962年に50㏄クラスの市販レーサーとして発売されたホンダ CR110カブレーシング。

生産台数は246台と言われていますが現存するものは少なく超貴重なモーターサイクルです。

その貴重なCR110がなんと2台も。

手前はロングタンクが特徴のサーキット仕様。

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↑↑、↑こちらは保安部品を装着したスクランブラー仕様。

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↑う~ん、どちらもカッコいいなぁ、欲しい(笑)

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↑空冷4ストローク単気筒DOHCエンジン。

当時、DOHCというだけでも驚きですが4バルブ構造になっています。

62年当時の販売価格が17万円と超高価であったことから50㏄車輌とはいえ簡単には手が出るものではなかったことがわかります。

CR110とCR93は私、憧れのモーターサイクルですね~

10月20日はクラシックカーフェスタIN尾張旭に参加しました。

このイベントは4輪、モーターサイクルの他に自転車部門もあるのです。


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↑4輪は86台のエントリーでした。

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↑2輪は、およそ23台のエントリー。

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↑自転車部門は14台ほどのエントリーと少なめでした。

もっと、自転車部門を盛り上げていかねば・・・

ちなみに私はチネリとコルナゴをエントリー(画像なし・・・)

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↑「これ、師匠の夢のクルマでしょ?」このイベントに限らず、見かけるたびに熱く語るので弟子もしっかり覚えてしまったホンダS800

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↑今度はホンダS800のライバル、トヨタ スポーツ800の紹介看板に見入る弟子。

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↑ロータス11(ウエスト フィールド レプリカ)に座らせていただく。(超感激!)

レプリカとはいえ、とても素晴らしい。

スーパーセブンよりスパルタンでレーシーに思えました。

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↑↑、↑2輪展示の様子。
あれ、エントリーリストにあった私の夢のモーターサイクルが見当たりませんが・・・
(その様子は次回?)

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↑このイベントにはフリマ出店もできるので私も出店しました。

画像はスマホを手に店番してくれているデローザの滝ちゃん。

この超ローアングルからの撮影は弟子によるもの(笑)


モーターサイクル以外のヤマハ(ヤマハ楽器ものぞく)

 

ヤマハは私が言うまでもなくモーターサイクル以外にも多くの製品を販売しています。

ヤマハ コミュニケーションプラザその4(最終回)では、そんなヤマハ製品をご紹介します。

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↑1階にはトヨタのスポーツカー、2台が並んでいます。

右レクサスLFA、左トヨタ2000GT

事情を知らない方はヤマハなのに、なぜトヨタ?と思われるかもしれません。

この2台に限らずトヨタ車の高性能エンジンの開発にはヤマハが協力しているのです。

ちなみに私がかつて乗っていたMR-2ターボ(SW-20)のエンジンもヤマハが開発したものだそうです。

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↑トヨタ2000GT

以前、私が調べたところによると・・・このゴールドカラーはカタログモデルではなくモーターショーに展示されたものを客の要望で特別に販売してしまったものとのことです。
ということは、その後、オーナーが手放したものが今ここにあるのでしょうか?

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↑1992ジョーダン ヤマハ192がありました。

エンジンはヤマハが開発したものだそうです。ヤマハは4輪スポーツカー(OX99-11)も開発していましたがバブル経済がはじけ断念したようです。

OX99-11は所蔵されていますが展示はされていませんでした。

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↑ヤマハはマリン事業部もありますからボートや船外機も展示されています。ここに見えるボートはともに60年代の製品ですが、なにか、オモチャっぽく見えますね。
(けなしているのではありません。でも色合いのせいか何か不思議な感じに見えませんか)

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↑多分、ラジコン操作のヘリコプター。

HPにも記載がなく詳細不明。多分、農薬散布や報道写真撮影に、かつて使われていたものだと思われます。

 
なかなか盛りだくさんでカフェも含めて私たちは3時間以上も滞在していました。

ヤマハと聞くと、あとは楽器を思い出しますがヤマハ楽器はまた別にミュージアムを開設しているのだそうです。
ぜひヤマハ楽器のミュージアムも見学したいところですが、そちらは予約制になっているようです。

※ヤマハ コミュニケーションプラザ終わり。


ヤマハ コミュニケーションプラザ、いよいよ2階に突入です。

弟子はバイクに跨ったりできる1階の方が楽しかったかもしれませんが私は歴史的なマシンが展示されている2階を楽しみにしていました。

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↑さすがヤマハ、レーシングマシンがどっさり。

というか日本の4大メーカーなら、どこのメーカーでもレーシングマシンがどっさりありますよね!
奥の方には市販車も年代別に展示されています。

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↑自分もリアルタイムではありませんが一番興味ある60年~70年代頃のレーサーたち。

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↑この年代だと田宮のプラモデルで親しんだかな(笑)

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↑比較的近年のマシン群。
奥には市販車の展示が見えています。

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↑自分は20代中頃から後半、トライアルごっこ、もしていたので、TY250には憧れました。

当時すでにTY250スコティッシュが販売されていましたが250では自分にとってパワーがありすぎるのでTY125あるいはTY175の購入をもくろんでいました。

(自分が乗っていたのはホンダTLR200とホンダTLM50だけど)

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DT-1もあこがれたなぁ(笑)
これで林道ツーリングとか行きたかった!

このほか画像にはありませんがホンダファンの私でも欲しくなるバイクがヤマハにはたくさんありました。

ヤマハ ビラーゴ400は販売店に何度も見に行ったし旧車ではXS-1が大好きでした。


※つづく


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