2月2日は黎明期の国産ツーリング車鑑賞会というイベントに参加させて
いただきました。
車輌としては1970年以前の国産ツーリング車が対象でした。
さすがに1970年以前となると・・・
「そうだ、うちには拾った60年代のトーエイがあります!!」(笑)
↑1964年式トーエイ ハイテンパイプのスタンダードフレームです。
(撮影sannow4723さん)
このトーエイは20年ほど前、お世話になった自転車屋さんに打ち捨て
られていたものです。
新しいトーエイを作ったオーナーは
「35年くらい前に名古屋のKサイクルさんで作った」、
「新しいのを作ったのでもういらない、処分してください」
と豊川市のKサイクルさんに捨てて行ったのだそうです。
後日、店を訪れた私に店主は
「あんた、捨てられたトーエイがあるけど、いるかん?あんたが持って
いかんなら汚くてどうにもなりそうもないので処分するかな」
とのこと。
まあ、本当に私が拾っていかなければ他に拾っていく人は、まずいそうに
ないくらいのボロボロ、ガタガタの状態でした(笑)
でも、フレームはホコリ、汚れを落とせば再塗装なしでも大丈夫そうです。
もちろん、ありがたく頂いてきたのです(笑)
↑黎明期の国産ツーリング車鑑賞会で車両について説明する私。
(撮影sannow4723さん)
まず、「これは拾ったトーエイです」と紹介すると少しウケた(笑)
↑当日、集まった30台ほどの自転車の中で最も汚かったのは間違いない(笑)
でも参加者の皆さんに
「拾ってあげて良かったね」、「こうして大事にされて残ってるんだから」
と言われたのは本当にうれしかったです。
↑集まった30台ほどの車両と40人を超える参加者。
↑今回の参加車輌で最も古かったエベレスト(1954年)を説明するT氏。