コルサの毎日がヒルクライム

2020年05月

今回は、いよいよフレーム(その他)に手を入れます。
と言ってもフレームそのものは特に問題はありませんでした。
フレーム塗装部分は、ごく細かいコンパウンドで磨きワックスがけして終了。

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↑特に感触は問題ありませんでしたがヘッドのベアリングをグリスアップしておきました。
(画像はグリスアップ前の様子)

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↑フレーム折り畳みのヒンジ部分。シャフトをグリスアップしメッキのサビを磨いてペイント仕上げ。

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↑フレーム折り畳み固定部分。こちらもメッキのサビを落としてペイント仕上げ。

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↑一本スタンドもメッキ部分の錆を落としてペイント仕上げ。

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↑ハブナット、シャフトには樹脂のカバーがかぶっていましたが経年劣化で割れてしまいました。
ここもシャフト部分のサビを磨いてペイント仕上げで終了。

※次回は完成形のお披露目です。

今回はブレーキ、シフターに手を入れます。入手時に試乗してみましたが
信じられないほどブレーキが効きませんでした。
実用に使うには何とか改善しないといけません。

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↑ブレーキゴムは、ほとんど使用痕がありませんが・・・
ゴムと言うよりはプラスチックかと思われるほど硬化していました。
これが効きの悪さの一番の原因でしょう。

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↑最近のロード用(角度が微調整出来る)カートリッジ式ブレーキシューに交換。
これには、わずかながらブレーキ本体を削らなければなりません。
(余り物を流用しているので前後別グレードですが・・・)
これにシマノのロード用ゴムを装着。
効きが良くなるとされるトーイン状態にセットアップしておきました。

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↑ワイヤー類も、もちろん最近のシマノ製に交換してワイヤー類の抵抗を
抑え引きの軽さを期待します。

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↑ブレーキ本体はメッキ部分にサビ、アルミ部分に腐食の発生がありました。
アルミ部分の腐食はそれほどひどくはなかったのでスチールウールで
腐食を落としメッキ部分は真鍮ブラシで錆を落としシルバーペイント仕上げ
しておきました。

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↑シフターはインナーワイヤーはそのまま、アウターのみ新品に交換。
シフターはばらし方がわからなかったので隙間から内部にスプレーグリスを
噴射しておきました。
外部は樹脂保護材を塗っておきました。

※次回は、いよいよフレーム回り?完成間近です。

今回はホイールに手を入れていきます。

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↑ハブをばらしてみました。

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↑古いグリスをふき取ってみると・・・ほとんど使用の痕跡が見当たりません。

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↑玉押しも当然、使用の痕跡がほとんどありませんでした。

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↑高精度ベアリングの在庫がどっさりあるのでベアリングは交換しました。
自分一人では使い切れないほどあるので欲しい方には差し上げますよ(笑)

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↑リムには汚れそしてスポークのねじ部分に近い方はサビが出ている部分が
ありました。
真鍮のワイヤーブラシなどでこすりましたが、あまり綺麗になりません。
また少しぐらい綺麗になった部分も、すぐに錆びてしまうでしょうから・・・

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↑真鍮ブラシでこすった後、シルバーの塗料を筆塗しておきました。
少しはサビの再発までの時間を延ばすことが出来ればいいのですが。
リムは若干の腐食が出ているところもありましたが研磨剤で磨くほどの
物ではなかったので布で磨く程度にしておきました。

※つづく

今回はハンドル回りとサドルまわりについてです。
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↑ハンドル、ステムのアルミ部分は軽い腐食があるのみで状態は良好でした。
ただ、画像でもお分かりいただけるとおりスチール部分のメッキにはひどい錆が発生していました。

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↑ステム固定ボルトのクイックハウジング部分のサビは磨いても少しサビが落ちただけでどうにもなりません。
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↑交換部品もありませんし、再メッキに出すほどの物でもないのでペイント仕上げで済ませました。
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↑ハンドル固定ボルトは細目ピッチで交換品が見つからなかったので、ここもさび落とし+ペイント仕上げです。
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↑サドルは破れもなくベースワイヤーのサビもなかったのでビニール、樹脂部分に樹脂保護材を塗り込んで完了。
ヤグラ部分もサビはなかったので分解して金属保護材を塗って良しとしました。
なお、ヤグラ部分は上下逆に組んでサドル部分に少しでも隠してシンプルに見せる?という技を?(技と言うほどのものではありませんが)使っています。
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↑サドルクランプバンド回り。ここもスプリングにサビがあるくらいで程度はまずまずでしたが・・・
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↑↑、↑わずかな軽量化?と使いやすさ、見た目を重視してアルミ製のクイックレバー&バンドに交換しました。
シートピラーはアルミ製で軽量、腐食もなかったので、そのまま再使用。
シートピラー径は27.2ミリだったので他の物に交換する手もありましたがヤグラ(全スチール製)+アルミ一本ピラーが軽量で交換はしませんでした。

※つづく

5月3日も軽くポタリングに。
前日、調子に乗って山裾のアップダウンを走ったところ、とても
疲れてしまいましたので3日は家から近い平坦な海岸線を中心に
走ることにしました。
今日も単独で人にほとんど会わない田舎道コースを選択です。

(それにしても少しばかりの登りを走っただけで・・・退院後、自転車に
乗り出して半年以上経ってだいぶ乗れるようになったと思っていたので
心底がっかり)

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↑蔵王山の見える堤防道路。
リッチー スイスクロスは、かれこれ25年近い付き合い(1996年購入)
かつてはシクロクロスレースや峠越えサイクリングに活躍して
もらいましたが最近は出番がありませんでした。
くたびれたパーツを中心に少し入れ替えて乗れるようにしてみました。
シクロクロスレースでトップチューブをまたいだ状態で不整地に足を
つくことを考えてサイズを決めた為、普通に乗るにはサイズが少し小さい。s-20200503_093703
↑今回はロード用ホイール、タイヤを装着。
カーボン素材のロードフレームと比べると同じロードホイールでも
乗り味が全然違う。
もちろんスケルトンの関係もあるのでしょうが、やはりクロモリ素材
フレームの利点でしょうか。
堤防道路の荒れたコンクリート路面でも乗り心地がマイルドなのは
ありがたい。
ただ、正直、反応、出だしは・・・もっさりしている(笑)
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↑サドルはフライト チタンからブルックス プロフェッショナル チームに
交換。
中古で買った1977年製で、かなり乗り込んでいるのでやわらかくなり
良く馴染んでいる。
サドルはこれから、とっかえひっかえ革サドルを使用していくつもり。
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↑堤防の耐震工事らしいが、もう何年も通行止め・・・
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↑最後にどうでもいいネタを一つ。堤防上に停められていたクルマ。
ずいぶん、しっかり左に寄せて止まっているなぁ、と思って近づいてみてると・・・
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↑タイヤ半分は路面からはみ出して止まっていました。
オーナーも知らずに停めたんでしょうね~(笑)

 

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