コルサの毎日がヒルクライム

2020年11月

最近のサイクリストはロード乗りでもチューブラタイヤを使ったことがない人がほとんどでしょう。チューブラを使ったことがあるとしたら「ベテラン」、「競輪選手&ピスト競技者」がほとんどでしょう。でも、それ以外にも使われるチューブラタイヤもあるのです。それは「ホイールチェアー(車椅子競技用車)」です。クルマ椅子トラック競技用タイヤには超軽量チューブラタイヤが現在でも多く使われるのです。

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↑今回、ご紹介するのはパナレーサー RAPIDE 16 120という製品。今回のサンプルは16インチで、かつては競技用クルマ椅子の前輪に使われたサイズだと聞きましたが現在、このサイズは、ほとんど使われていないようです。(現在の前輪は20インチが主流、後輪に26または27インチが使われる)

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↑パターンは、スリックではありませんが、いかにも抵抗が少なそうなもの。このタイヤ、基本的には同社のピスト競技用タイヤがベースになっていると思われます。

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↑「16」の文字は当然、16インチを表しています。「120」は平均重量と思われます。

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↑太さを測ってみました。空気をしっかり入れて測ってみると約18.6ミリほどでした。

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↑多分、ショップさんの倉庫に20年ぐらいは眠っていたと思われますので実用にはならないでしょう。それでも、欲しいと言われる方には差し上げますけど・・・

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↑これからトレーニング&サイクリングのメインの使用タイヤになるのがミシュラン クリリオン.2エンデュランスです。

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↑これは2017年6月に506キロほど走ったころの画像。それが・・・

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↑これが3年間ほったらかしにしておいたツケ?細かい亀裂だらけになってしまいました(泣)

このタイヤ、調べてみると2017年6月に使いだして1000キロを超えたあたりで休止していました。その間、ほかのタイヤをメインに使ってきて気が付けば3年ほどたってしまいました。これでは経年劣化の進行も仕方ない。

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↑このタイヤは何もトレッドパターンがないので摩耗の進行度合いがわかりにくいのです。タイヤ中央部分の厚みを測定してあるので厚みの変化で摩耗を確認することもできますがタイヤを外さなくては測定できません。まあ、摩耗が進めばこの「とんがり形状」が、すこし丸みを帯びて更に走れば平坦気味になってくるのでしょう。しかし、経年劣化させてしまったタイヤを、そこまで使うことが出来るのか?それが問題になってきそうです。最低でも3000キロぐらいは走りたいものですが。

トレーニングに履いているミシュランタイヤが11月13日に、最終目標にしていた走行5500キロを超えました。実をいうと6000キロまで伸ばそうかと考えていたのですが家に帰ると間もなく後輪がペッチャンコ。パンクしていました。それで、これを機に、ご苦労様でしたとすることにしました。

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↑先に書いた通り、通算、5538キロを走行して家に帰るとパンクしていました。タイヤを点検すると小さな鉄片らしき物が。どこで踏んだかわかりませんが家まで帰れたのは、まだ運が良かったですね。

 

毎回書いていますが念の為。現在使用中のタイヤはショップの売れ残り品を使っているので前後別銘柄になっています。一本はミシュラン パワー オールシーズン25、もう一本はミシュラン パワーエンデュランス25です。エンデュランスは長期在庫品だったようで使い始めてすぐに全体にひび割れが発生してしまいました。

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↑最終的にフロントに履いていたのはミシュラン パワーエンデュランス25。田舎ゆえ未舗装路もバンバン走ったせいかネーム部分までボロボロ。

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↑未舗装路を走ったツケでしょうかサイドも削れ危ない状況()

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↑↑、↑走行577キロ時の様子(ひび割れは長期在庫品の為でしょう)と総走行距離5538キロ時の様子。使用内訳はフロント3498キロ、リア2040キロ。

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↑摩耗限界を示すと思われる、くぼみ周辺はこんな具合。

 

 

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↑最終的にリヤに履いていたのはミシュラン パワー オールシーズン25。こちらもネーム部分までボロボロ()

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↑↑、↑走行577キロ時のの様子と総走行距離5538キロ時の様子。使用内訳はフロントでの使用、2040キロ、後輪での使用3498キロ、総走行距離5538キロ。

こちらはリヤでの使用が多い割には、まだまだ使えそうな様子。フロントのパワーエンデュランス25がもう少し良い状態ならば、まだ走っても良いかという状態。

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↑摩耗限界を示すと思われる、くぼみ周辺はこんな具合。

 

ドライ路面はもちろん雨の日も何度か走りましたが自分程度の走りでは両方ともグリップに特に不満もありませんでした。

パワー オールシーズン25の方はパワーエンデュランス25に比較してリヤの使用が多いのにもかかわらず、まだまだ使用できそうな摩耗具合。それでもサイドの傷み具合などを勘案してこのタイヤセットは総走行距離5538キロで使用をやめることにしました。それでも、この手のタイヤで、これだけ走れれば、まあ経済的なタイヤであったと思います。また、両方とも25Cの太さのせいか乗り心地も良く未舗装路もバンバン走ったにも、かかわらずパンク回数も少なく(最後の最後にパンクしたけど)とても気に入っていました。

この次は、一応、新品で買って1000キロほど使用。その後、ほかのタイヤばかり使っていて(今回のタイヤなど)時間が経ってしまったタイヤを、ご紹介します。

毎度、アップが遅いとはいえ・・・もう2週間以上前のことになります()

今回は11月3日に開催された豊川市東部の花の木古墳群、花の木遺跡の発掘説明会の報告です。

大雑把な場所は本宮山麓の南側、宝陵高校の、すぐ西側。

花の木古墳群は7基の古墳からなるそうですが1号墳は少し北側に離れており今回の説明会の対象にはなっていません。その他の2~6号墳は集中していますが4号墳だけは、わずかに工事区域(新しい道路が造られる)から外れており今回の調査域には入っていませんでした。

因みに花の木遺跡は弥生時代の住居跡の遺跡とのことで、その住居群の上に土を盛って古墳が造られているのだそうです。今後、古墳の調査が終わるとその下層にある弥生時代住居群も発掘調査され、その際は発掘説明会がまた行われる予定とのことでした。

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↑北東部分から南西部分方向を見ています。中央に見える盛り土は掘り起こした土の仮置き場で、その左手に2~6号墳が集中しています。

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↑2号墳、埋葬部分。古墳時代中期の円墳で直径約30mほど。この部分は昭和43年に発掘されており今回は再調査になります。大きく、くぼんだ所には三つの棺が収められていたということです。

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↑昭和43年の発掘で2号墳から出土した鉄剣、勾玉、管玉なども展示されていました。

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↑4号墳はネットの向こう側、わずかに工事区域から外れており今回は調査されません。

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↑7号墳から6号墳を見たところ。

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↑6号墳と7号墳の間の周溝に見える土器。

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↑7号墳の周溝外の土器。ともにお供えされたとものと思われます。

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↑調査域を北側(土の仮置き場を利用した展望所)から見たところ。手前のブルーシート部分からは弥生時代の住居跡などがたくさん出てきているそうです。次の発掘説明会が楽しみ。

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↑ここまで見てきて何か気が付くことはありませんか・・・

そう、古墳の発掘説明会なのに埋葬施設部分を発掘しているのは最初に見た2号墳のみ。他は埋葬施設部分を全然、掘っていません。質問してみると、どうやら周濠部分の発掘に時間がかかり説明会、当日までに埋葬施設の調査が間に合わなかったようです。この後、埋葬施設を調査すると2号墳のように、いろいろな遺物が出てくるかも?

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↑調査域を見渡す私。サイクリングを兼ねて自転車で行ったので自転車の服装。靴は前日まで雨だったので、ぬかるんでいるだろうとハイキングシューズを背負って行き現地で履き替えました。(撮影はK隊員)

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↑調査域の南側を見たところ。新しく道路が出来て遺跡は破壊されてしまう・・・

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↑調査域を南側から見たところ。奥に見えるのは本宮山。今見ている平地から北側に続く高台に弥生時代の村が営まれ、のちに古墳が造られた。それから千数百年・・・

市民祭(豊橋競輪場)、1000mタイムトライアルのスタート時の様子です。

今回、取り上げたのは元国体 愛知県代表のN選手

スタート時の画像は19枚、秒間5コマで撮影しているので4秒弱ということになります。
③④⑤で大きく前に出ている腰部分が⑦で今度は大きく(目いっぱい?)後退しているのが良くわかります。
④ほどではありませんが⑩で再び大きく腰部分が前に出ています。しかし⑫ではすぐに後退して、その後は回転が上がってくるので腰部分の前後振幅が早くなってくるのがわかります。まあ、だからどうだと言われても私には、よくわからないのですけど(笑)

↓①
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↓②
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↓③
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↓④
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↓⑤
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↓⑥
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↓⑦
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↓⑧
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↓⑨
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↓⑩
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↓⑪
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↓⑫
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↓⑬
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↓⑭
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↓⑮
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スタートして一周、DHポジションをとり巡行スタイルに。

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