コルサの毎日がヒルクライム

2021年04月

29日は朝から雨でトレーニングに行けませんでした。
そこで友人から売却以来で預かっている部品を調べていると・・・
程度の良い初代デュラエースのブレーキ本体が目に留まりました。

売却以来でネットオークションに出品予定でしたが自分が買取することに()

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↑となれば分解掃除、サビ取り作業にグリスアップ!!

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↑念の為?、片方ずつ分解整備していきます。

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↑分解していると違和感が・・・どうやらセンターボルトの薄ナットがなめている様子。

もう1セット、サビ傷だらけのジャンク品があったので、そちらから薄ナットを移植。

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↑余談ながらブレーキの整備にはパークツールのこれらのスパナが大変便利。薄いスパナが10、11、12、13、14ミリとそろっています。
画像の真ん中、左側はサイドプルのスプリングの丸めた部分に引っ掛けておいてセンターを出してセットする為の物。

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↑落車の影響かクイックレバー部分が大きく曲がっていましたが、曲がっていたのがどちらかわからないくらいに綺麗に修正完了。
うまく治りましたが、その分、修正前の画像を撮り忘れていたのが残念(笑)

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↑サビ取り、グリスアップを終えて、こんなに綺麗になりました。

先日、豊橋市南部の太平洋岸の町、城下町をポタリングしていると異様なものを発見しました。周辺は豊橋市南部地方に広がる農業地帯です。
そのキャベツ畑の向こうに・・・

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↑民家の手前に大きなコンクリートの塊のようなもの。

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↑同行したK隊員も気が付いた様子。

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↑分厚いコンクリート!、一般家庭が建てるようなものではありません。

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これは第二次世界大戦中の、いわゆる戦争遺跡に間違いなさそうです。
豊橋南部は太平洋に面している為、戦局が悪くなった終戦近くの時期にはアメリカ軍の上陸を迎え撃つ為にトーチカ、塹壕などが造られた場所です。
しかし、今までいろいろな資料をあたったことがありますが、この施設は資料にも見たことがありませんでした。
※過去に探索した周辺の戦争遺跡についてはカテゴリー「三河の戦争遺跡」に詳しく記事をアップしています。

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↑天井部のアップ。分厚いコンクリートからL型アングルの鉄材が顔を出しているのがわかります。

民家の裏にあるのでK隊員と表に回って持ち主の方に話を聞こうと思いましたが・・・残念ながらお留守でした(泣)

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↑東側の様子。下側コンクリートは比較的きれいですが上部は破壊されかけたのか少し表面が荒れているように見えます。
周囲をうろうろしていると隣家の方に出会いました。80歳代後半かという年齢の方で子供の頃から、この地に住んでいたそうです。
その方の話によると終戦近くに兵隊さんが来てトーチカらしきコンクリート構造物を作っているのを実際見たそうです。資材は車ではなく馬車で運搬していたのだそうです。

また、構造物は現在より大きかったようで戦後は鉄筋を抜き取って利用する為にコンクリートを崩したりしたとのことでした。
この話は東側の側面を見た時に「荒れている」と感じたのを裏付ける、と考えてもいいのかもしれません。
地主の方には残念ながら、会えず詳細は不明ですが戦争遺跡の一つで間違いないようです。まあ自宅から、遠くありませんので機会を作って再訪問、出来たら内部を見せていただきたいものです。

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先日、郵便局に行ったところ、こんな切手が販売されていました。

国宝シリーズで、昨年、5月の発行らしく、この後の時代の国宝シリーズもすでに販売されている様子。

自分は、この時代に強い興味があるので、とりあえず、これだけ複数買ってきました。

上段の国宝土偶5点は滋賀県のMIHO MUSEUMで見たことがあります。
あの展示は凄かった・・・子供の頃から歴史関係の本で見た有名土偶が、これでもかと展示されていました。
そのうえ、期間限定ではありましたが国宝土偶5点が勢ぞろいしていたのですから。

そして、埴輪に銅鐸そして鏡は昨年、弟子と東京国立博物館で見ました。

そして下段、右端の藤ノ木古墳出土、馬具は奈良県橿原考古学研究所付属博物館で何度か見ましたね。このほかにも一緒に出土したものも素晴らしく(まとめて国宝)日本にもこんな金ぴかのお宝があるのだな、とびっくりしました。

下段、右から二番目の火焔型土器は、まだ見たことがありません。
この土器は大変有名ですが出土地が新潟県十日町の出土で地元で保管されているのでなかなか見に行くことが出来ないのです。
この土器、複雑な造形なのにバランスも良く、デザインにも、まったく破綻がない。世界に誇れる日本美術の(それも縄文時代という古代の)代表だと思います。
とにかく一度、見てみたい。どこか近くの博物館で展示してくれないかなぁ~?でも、結局、出土した現地の遺跡も見てみたいし(笑)

先日、古典ロード走行会の様子はご報告しましたが、今回は、
その一週間前の準備の様子。

古いロードレーサーは、まず間違いなくチューブラタイヤ。

チューブラタイヤで面倒なのはリムセメント管理。
最近は管理しやすい両面テープで貼り付ける方法に移行しています。

自分の旧車は全てリムセメントでしたが最近では少しずつミヤタの
チューブラテープに変更しています。

ただ、一度でもリムセメントを塗ったリムは、チューブラテープに
移行する際にリムセメントを除去しなければなりません。
一度でもやったことのある方はお分かりになると思いますが、
これが大変な作業。
いろいろなケミカル用品も出ているようですが、自分はあまり
有効なものに出会ったことがありません。

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↑長期間にわたり何度もリムセメントを重ね塗りしてきたリム。
これを除去するのかと思うと気が遠くなります(笑)

今回のリムはタイヤをはがして、しばらく使っていなかったので
リムセメントもカサカサに乾燥しています。

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↑そこでディスクグラインダーを使うことにしました。
この荒業?ですがリムセメントが新しくて柔軟性が残っていると
ディスクグラインダーでもなかなか除去は難しい物ですが
乾燥しきっていれば埃だらけにはなりますが何とかなります。

今回は長年使っている(20年近い)ディスクグラインダーが
振動で?内部の配線が断線するというトラブルもあり焦りましたが
幸い修理することが出来て作業再開(笑)

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↑こんな感じでバリバリ綺麗になっていきます。
ディスクグラインダーは結構、音もしますしリムセメントが粉砕されて
ホコリもたちますが田舎なので、まあ、ご近所も・・・(笑)

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↑一本当たり1時間弱で、こんな感じに綺麗に。
あまり丈夫なスチールブラシだとアルミをけっこう削ってしまいます。
真鍮で細い線の物だと、あまり削れません。
ブラシの選択も重要です。

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↑自分は、こんな感じで固定して、なおかつ脚で挟むようにして
作業します。
ちなみにリムサイドを固定するアルミブロックにはゴムが貼って
あるのでキズつきもありません。

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↑きれいになれば後はミヤタのチューブラテープでチューブラタイヤを
セットして。
これで古典ロード走行会の準備は完了というわけです。

4月11日は古典ロード走行会を行いました。
今回は直前に滝ちゃんが親戚の御不幸で参加出来なくなるなど都合の悪い方が
多く古典ロード4台、オブザーバー参加1名の5名で走ることになりました。

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↑関東のSさんのカールトン、渋いよねぇ。

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↑三好のSさんのビアンキ。カンパCレコードが素敵。

引きの重いデルタブレーキを独自の改造で引きを軽くされたのだそうです。
確かに引きが軽かった!

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↑田爺さんのコルナゴ マスター。
あれ、いつの間にかフロントがトリプルになってる!!
リヤスプロケットはそれほどワイドでないのでヌーボ スーパーレコードRD
ならチェーンのたるみも問題ないとのこと。

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↑毎度、お馴染み?コルサの1976年製、片倉シルクR2-X
久しぶりに明るいところで見たら・・・またまた、やれたなぁ(泣)

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↑今回は神野新田町の豊橋市総合体育館から三河湾沿いに豊川をさかのぼるコース。
対岸に見えるのは田原町の蔵王山周辺。

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↑豊川をさかのぼって豊橋市街地に。
手筒花火発祥の地として知られる吉田神社境内。
(TV番組で芸能人が手筒花火体験をするのは、だいたい、ここですね)

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↑豊橋公会堂。ロマネスク様式、昭和6年に完成とのこと。
撮影者背後には国道一号線、その中央には路面電車が走っています。

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↑吉田城と吉田城に残る戦争遺跡をプチ散策。

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↑皆さん知ってました~???
吉田城内では猛禽類を飛ばしてはいけないんですって!!!
って、ドローンならいざ知らず誰が猛禽類を飛ばしているの???

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↑豊橋市牛川町付近。これまた古そうな橋が。

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↑先ほどの橋、古いのは古いけど文化財指定ではない様子。
ところが、この小さな橋は重要文化財指定を受けているのだそうです!!

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↑某有名自動車屋さんのヤードと思われますが・・・
こちらも、ある意味?文化財的??(笑)

とにかく、オタク心をくすぐる建築、橋梁、クルマに遭遇し走行会と
いうよりも文化財歴史巡りの様相。

この後は堤防道路で少しはロード走行会らしくなりますかね?(笑)

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↑↑↑、↑↑、↑賀茂神社の公園で休憩&お昼ご飯。
この日はとても良い日でなごみました。

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↑藤の花というと5月の連休のイメージですが、今年は、もうこんなに咲いていました。

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↑帰りは豊川堤防道路を先頭後退しながら疾走!?神野新田町にゴール。

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↑三河湾を背景に・・・と思ったら思い切り逆光の為、シーパレスリゾートを背景に。

皆さん、お疲れさまでした。

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