長いこと自転車マニアをやっていると、いろんな部品を買ったり頂いたりでいろいろ集まってきます。

例えばチェンリング、レースやコースによっていろいろ歯数を変えたりでいつの間にかたまってしまいます。

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↑私の在庫の一部。新旧洋邦?古今東西??使っているもの使ってないもの、合わせてデータベース上は240枚くらいあるはず(笑)
この様子を見て古レコードコレクションと間違えた人もいました(笑)

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↑大事なギヤはキズが付くのが嫌なのと管理上の為に、こんな感じで保管しています。
ちなみに、このビニール袋はデローザの滝ちゃんが以前、会社務めしていた時にもらってきてくれたもの。段ボールを切って入れています。

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↑今回、友人のY氏から「マキシィの50Tが欲しい」との連絡がありました。こんな時こそ、長年ためてきた在庫が、お役に立てればと早速、探して発送しました。

その際に、マキシィ系と思われる箱から出してきたギヤ板。改めて見て見ると、いろいろなパターンがあることに気が付きました。この辺りは必要で買ったものよりもショップさんより頂いたりしたものが多く、とりあえず保管していてあまり見直したことがありませんでした。

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↑たとえばいかにもマキシィ系のギヤ板ですが刻印のあるものは奥の一枚だけで手前の二枚はスギノの刻印がありません。まあ、今までは「単純にスギノの刻印がないだけ」と深く考えていませんでしたが実は調べてみるとPCDは同一ながら手前のギヤ2枚はマキシィのクランクにそのままでは取り付けできませんでした。

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↑これらはよく見ればマキシィのギヤ板とはデザインが違います。これらもマキシィとはPCDは同一ながら、わずかにギヤ板の寸法が違い、そのままではマキシィのクランクに付かないのでした。

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↑それでは、どこのギヤ板なのか???こういった時によく浮かぶのは高木というメーカーのこと。

ただ、マキシィのクランクに付かなかったギヤ板を全て調べてみても高木のマークがあったのは一枚だけでした。

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↑これが高木のマークのあったギヤ板。

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↑上側がマキシィのギヤ板、下側が高木のギヤ板。PCDは全く同一ですが、わずかに高木のギヤ板の方が、出っ張っていることがわかるでしょうか?まあ、この程度の違いで高木及び刻印のないギヤ板はマキシィのクランクに付かないのでした。逆に言えば、この、でっぱりをわずかに、やすりなどで削ればマキシィのクランクに使えることになります。
マキシィのクランクに、つかないギヤ板、それもメーカー不明。でも、わずかな加工でマキシィのクランクに取り付け可能・・・となると、やっぱり処分するわけにはいかないか(笑)