何度も繰り返しますが、このアドニスは1983年に発売されたカンパ50周年記念部品を見てフクイサイクルさんの当時の社長が「この最高の部品をアッセンブルした最高の展示用車両を作ろう」と思ったことが始まりなのです。当然、アッセンブル部品は「カンパ50周年記念パーツフルセット」です。
↑これまた前回もご紹介しましたがカンパ50周年記念パーツセットに含まれないもの、ステムにもカンパ50周年のマークを刻印しています。ベースはチネリレコードステムのブラックですね。
↑ハンドルはチネリ ジロ デ イタリア。当時、カンパと組み合わせるならハンドル回りは、この辺りが定番ですね。
↑同じく定番?サドルはチネリのボラーレSLX。定番と書きましたが・・・この時代になると、いろいろなサドルメーカーが台頭してきてチネリのサドルは少数派?になりつつあったような気もします。まあ、ハンドル回りがチネリですからそれに合わせたということでしょう。
↑当時、カンパはまだ、フリー、チェーンを作っていませんでした。フリーはレジナのオロ、6速を組み込んでいます。
↑フリーがレジナならチェーンも当然、レジナ オロかと思いきや・・・見慣れないチェーンが使われていました。これは同じ物の箱。メーカーはドイツのRohloff(ローロフ)最近では内装変速ハブで有名な会社ですが、私は当時、全然知りませんでした。S-L-T99とありますね。
↑リムはマビックのG.E.L280。280はカタログ重量を表していますから当時としては最軽量クラスの実用リムでした。多く使われていたのは330gのG.E.L330の方でした。
↑リムにはもう一枚、ステッカーが貼られています。これはフクイサイクルさんで組まれたホイールに貼られるもの。
※今回でアドニス カンパ50周年記念モデルは終了です。
コメント
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懐かしいですねえ。
私が中3の時に組んだロードに使っていましたよ。星の15-16バデッドで6本組みでした。
当時、お世話になっていた岐阜のショップでは、GL330なんて、ツーリング用だし、
GP4なんてクソ重いリム、誰が使うんだね?
って感じでした。
石畳しか使い道無いだろ。
ってな感じでした。
しかし、GEL280を履いている人は、
多かったのですが、
今から思いおこせば、
ちょっとしたポタリングでも、
皆がニップル回しを使って、
誤魔化し誤魔化し、
走っていましたね。
スポーク数は、36ケツを馬鹿にして
32ケツばかりでしたがね。
ちなみに、その当時、
私が愛用していたのは、
ニジー ピスタ230の36ケツです。
更に、ニップルホールとニップルホールの間に
ドリルで穴を空けて、喜んでいました。
アホ丸出し(笑)
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その後、ヒルクライムレース用の超軽量ホイールが欲しいと思い前回、コメントに書いたようにフクイサイクルさんの広告を見て往年の軽量リムを買いました。しかし、それは自分で今、考えても病的で「今後、PL法などの関係で超軽量リムは販売されないだろう」なんて考えフクイサイクルさんの2階で探して手当たり次第に買いました。
その時買ったのは・・・ざっと思い出すだけでも「ニジ ピスタスペシャル200g、280g、スーパーチャンピオン メタドール280g、フィアメ イーグル280g、マビックGEL280」などなどです。
(現在も、ほとんど在庫しています。どなたか買ってくれませんかねぇ)(笑)
そのほとんどが28Hでニジ ピスタスペシャル200gは28Hだけでなく24Hまで買いました。メタドーレ28Hは2000年頃でしょうか、超軽量ハブ(フロントラジアル、リヤ右6本組、左ラジアル!!)で組みロードレースで使いましたが振れがすぐに出て使いにくかったですね。まあ、ヒルクライムレースぐらいならまだ良かったのでしょうが一般道のロードレースでは無理もなかったのかもしれません。それにしても当時バリバリの?イタリアン ロード(アルミフレーム+カーボンフォーク)に手組の超軽量ホイールはミスマッチの極致だったと自分でも思います(笑)
すみません、ついヨタ話が長くなりました。
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タイヤはクリテリウムかCX?で、
修善寺では13.14.15.17.19.20.21が私にとってのベストマッチングでした。
良いリムだったなあ。
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