9月6日は台風の影響か風は強かったものの晴れたのでサイクリングに行きました。今回のテーマ?()は豊川放水路河口部右岸の遺跡巡り。

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↑国道1号線をはさんで菟足神社の反対側(北東側)には五社稲荷があります。

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↑境内には五社稲荷古墳の案内板もちゃんと立っていますが気が付く人は少ないようです。

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↑↑、↑本殿が建つ、この丘?自体が古墳なのだそうですが(本殿、正面と右側から撮影)・・・そうと聞かなければ、ここが古墳とは気が付かないでしょう。築造年代は、はっきりわかっていないようですが古墳時代中期と考えられているようです。ただ、規模は直径30m以上あったようで、この辺りでは大規模なものだったようです。

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↑本殿から右手に回り奥の院に向かうと右側に粕塚古墳があるようですが藪で明確な高まりは確認できず。

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↑↑、↑そのまま境内の裏手に回ると欠山遺跡(かけやまいせき)の案内板があります。2世紀から3世紀前半の弥生時代の環濠集落があったのだそうです。その面積は3ヘクタール以上もあり同時代の周辺の集落に比べてとても大きなものだったようです。この遺跡から発掘された土器の代表的なものは欠山式土器と呼ばれています。欠山式土器とは、この「欠山遺跡から出土した土器を標識として設定された土器の様式名」とのこと。ですから、ほかの遺跡から発掘された土器も同様な様式であれば欠山式土器と呼ばれるので周辺の同時代の出土品でも時々、この呼び名を耳にすることがあります。

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↑帰る途中に総合青山病院、小坂井高校方面から撮影した五社稲荷全景。こちらの方(撮影している背後方向)は行き止まりなので、こちらから五社稲荷を眺めたことのある人は病院関係者と高校関係者以外、あまりいないのでは(笑)
※おわり