毎度、アップが遅いとはいえ・・・もう2週間以上前のことになります()

今回は11月3日に開催された豊川市東部の花の木古墳群、花の木遺跡の発掘説明会の報告です。

大雑把な場所は本宮山麓の南側、宝陵高校の、すぐ西側。

花の木古墳群は7基の古墳からなるそうですが1号墳は少し北側に離れており今回の説明会の対象にはなっていません。その他の2~6号墳は集中していますが4号墳だけは、わずかに工事区域(新しい道路が造られる)から外れており今回の調査域には入っていませんでした。

因みに花の木遺跡は弥生時代の住居跡の遺跡とのことで、その住居群の上に土を盛って古墳が造られているのだそうです。今後、古墳の調査が終わるとその下層にある弥生時代住居群も発掘調査され、その際は発掘説明会がまた行われる予定とのことでした。

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↑北東部分から南西部分方向を見ています。中央に見える盛り土は掘り起こした土の仮置き場で、その左手に2~6号墳が集中しています。

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↑2号墳、埋葬部分。古墳時代中期の円墳で直径約30mほど。この部分は昭和43年に発掘されており今回は再調査になります。大きく、くぼんだ所には三つの棺が収められていたということです。

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↑昭和43年の発掘で2号墳から出土した鉄剣、勾玉、管玉なども展示されていました。

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↑4号墳はネットの向こう側、わずかに工事区域から外れており今回は調査されません。

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↑7号墳から6号墳を見たところ。

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↑6号墳と7号墳の間の周溝に見える土器。

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↑7号墳の周溝外の土器。ともにお供えされたとものと思われます。

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↑調査域を北側(土の仮置き場を利用した展望所)から見たところ。手前のブルーシート部分からは弥生時代の住居跡などがたくさん出てきているそうです。次の発掘説明会が楽しみ。

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↑ここまで見てきて何か気が付くことはありませんか・・・

そう、古墳の発掘説明会なのに埋葬施設部分を発掘しているのは最初に見た2号墳のみ。他は埋葬施設部分を全然、掘っていません。質問してみると、どうやら周濠部分の発掘に時間がかかり説明会、当日までに埋葬施設の調査が間に合わなかったようです。この後、埋葬施設を調査すると2号墳のように、いろいろな遺物が出てくるかも?

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↑調査域を見渡す私。サイクリングを兼ねて自転車で行ったので自転車の服装。靴は前日まで雨だったので、ぬかるんでいるだろうとハイキングシューズを背負って行き現地で履き替えました。(撮影はK隊員)

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↑調査域の南側を見たところ。新しく道路が出来て遺跡は破壊されてしまう・・・

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↑調査域を南側から見たところ。奥に見えるのは本宮山。今見ている平地から北側に続く高台に弥生時代の村が営まれ、のちに古墳が造られた。それから千数百年・・・