前回も書いた通り、チューブラタイヤを知らないレーサーが増えています。そんな中で「俺はチューブラタイヤを知っているぞ」という方も、まず知らないであろうタイヤを今回はご紹介します。
今回、ご紹介するのはヴィットリアJUNIORES 22です。いうまでもなくヴィットリアは現在も多くのタイヤを販売しお世話になっている方も多いでしょう。そんなヴィットリアに今でも22インチのチューブラタイヤが販売されていることを知る人は、ほとんどいないでしょう。(普通、気にも留めないしね)

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↑ヴィットリアJUNIORES 22、ヴィットリアの22インチ、チューブラタイヤです。日本では22インチのチューブラタイヤを装備したロードレーサーは、ほとんど流通したことはなかったと思いますが自転車レースが盛んなヨーロッパでは、かつて子供用ロードレーサーとして22インチだけではなく20インチ、24インチ、26インチなどのチューブラタイヤを装備したレーサーが販売されていたようです。(現在はチューブラタイヤではなくクリンチャータイヤを装備していますが)

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↑パターンは多くの方がお世話になっているヴィットリアの普及品タイヤ、ラリーなどと大差はないようです。

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↑↑、↑リムに、はめずエアーを充填して測定すると太さは約23,7ミリほど。

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↑今回、とある倉庫の奥で発見したヴィットリアJUNIORES 22インチ、長期保管品と思いますので実用はどうかと思いますが必要な方がいたら差し上げます。

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↑↑↑、↑↑、↑自分が愛用してきたミニヴェロレーサーの一部。

さて、最後になりましたがタイトルの「憧れ」について。かつてミニヴェロレース(小径車のレース)に私は熱中していました。車輪径の小さなミニヴェロはギヤ比を大きくしないと高速で走ることが出来ません。その為、ギヤ比を大きく取れるパーツが必要です。一般的に入手できるパーツで大きなギヤ比が取れるのはシマノで考えるとタイムトライアル用のチェーンホイールで57T、リヤは11Tが一般的でした。
そして、今更ですが、そもそも小径車とは何インチの自転車を指すのか?24インチも一般的に考えれば小径車でしょうが・・・当時の自転車レースのレギュレーションでは「小径車クラスには24インチ車輪は含まず22インチ以下の車輪」を参加条件にしているレースが多かったように記憶しています。先にも書いた通りレースでのギヤ比の関係もあり少しでも大きな車輪が有利なはずでレギュレーションで許される22インチを検討することになります。しかし、調べてみても22インチでレースを戦えるようなミニヴェロは販売されていません。そこで思いついたのが70年代に市販されていたヨーロッパの22インチチューブラタイヤです。当時もいろいろ探しているとヴィットリア ジュニアーチューブラは22、24,26インチと国内販売されていることに気が付きました。そして22インチのチューブラタイヤの外径は調べてみると20インチWO(451)より若干大きいだけだ、ということもわかりました。フレームによってはギリギリ20インチWO(451)のフレームに納まるようです。
チューブラタイヤ+パイプリム(チューブラタイヤ用のリムのこと)なら20インチWO(451)+クリンチャーリムの組み合わせよりはるかに軽量で、わずかに径も大きい、いいことずくめです?そうなればホイールを作ろうとリムを探しました。70年代のカタログを見るとイタリアのニジーなどが輸入販売されていたことがわかりましたが・・・・それから20年近く経った当時、ネットオークションから大きなサイクルショップさんで探しに探したのですが結局、リムは手に入らず22インチチューブラタイヤでミニヴェロレースに参戦することはかないませんでした。そう、憧れた22インチチューブラタイヤでレースに出ることは22インチリムを探し出すことが出来ず結局、かなわぬ夢となったのでした(笑)
ちなみに20インチのリムはニジー製、アラヤ製エアロタイプなど手持ちがあり当時市販されていたパナレーサー チューブラタイヤと組み合わせて使用しました。超軽量ではあったものの20インチHEサイズホイールより外径が小さい為、トータルギヤ比では軽過ぎて高速が頭打ちとなりレースでは高成績を残せませんでした。