先日、古典ロード走行会の様子はご報告しましたが、今回は、
その一週間前の準備の様子。
古いロードレーサーは、まず間違いなくチューブラタイヤ。
チューブラタイヤで面倒なのはリムセメント管理。
最近は管理しやすい両面テープで貼り付ける方法に移行しています。
自分の旧車は全てリムセメントでしたが最近では少しずつミヤタの
チューブラテープに変更しています。
ただ、一度でもリムセメントを塗ったリムは、チューブラテープに
移行する際にリムセメントを除去しなければなりません。
一度でもやったことのある方はお分かりになると思いますが、
これが大変な作業。
いろいろなケミカル用品も出ているようですが、自分はあまり
有効なものに出会ったことがありません。
↑長期間にわたり何度もリムセメントを重ね塗りしてきたリム。
これを除去するのかと思うと気が遠くなります(笑)
今回のリムはタイヤをはがして、しばらく使っていなかったので
リムセメントもカサカサに乾燥しています。
↑そこでディスクグラインダーを使うことにしました。
この荒業?ですがリムセメントが新しくて柔軟性が残っていると
ディスクグラインダーでもなかなか除去は難しい物ですが
乾燥しきっていれば埃だらけにはなりますが何とかなります。
今回は長年使っている(20年近い)ディスクグラインダーが
振動で?内部の配線が断線するというトラブルもあり焦りましたが
幸い修理することが出来て作業再開(笑)
↑こんな感じでバリバリ綺麗になっていきます。
ディスクグラインダーは結構、音もしますしリムセメントが粉砕されて
ホコリもたちますが田舎なので、まあ、ご近所も・・・(笑)
↑一本当たり1時間弱で、こんな感じに綺麗に。
あまり丈夫なスチールブラシだとアルミをけっこう削ってしまいます。
真鍮で細い線の物だと、あまり削れません。
ブラシの選択も重要です。
↑自分は、こんな感じで固定して、なおかつ脚で挟むようにして
作業します。
ちなみにリムサイドを固定するアルミブロックにはゴムが貼って
あるのでキズつきもありません。

↑きれいになれば後はミヤタのチューブラテープでチューブラタイヤを
セットして。
これで古典ロード走行会の準備は完了というわけです。
コメント
コメント一覧 (10)
私はそれがイヤでチューブラーを使わなくなりました。学生時代はチューブラーしかマトモなタイヤが無かったので苦にならなかったのですがね。
一応、10年くらい前までチューブラーを使っていたので、その時やっていたのは、
ガチガチに固まったリムセメントは、
超強力塗装剥離剤の、ナトコ スケルトン
という物をタップリ塗って、ふやけて来たら
塩ビの水道管をカットした物で掬い取っていました。
ホームセンター等で買える、
ニッペとかアサヒペンの塗装剥離剤では
全く歯が立ちませんでした。
簡単に剥がせるのは金属用のスケルトンだけでした。
カーボンリムだと、リムの樹脂まで壊してしまうので使えません。
ただ、スケルトンは通販で買えますが、
肌に付着すると激痛が走りますし、
ヘタすると皮が剥けます。
なお、自転車屋さんで売っているリムセメントリムーバーってのは、単なるシンナーですから、わざわざ買う意味はありませんね。
corsa2003
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私は東京タワーやチキンラーメンと同学年?の1958年製です。高校に入って手に入れたBS27(ヤングアダルト)でサイクリングに目覚め、サイスポを読み、自転車いじりを始め、いろいろな部品を試しているうちにロードに乗るようになりました。ダイヤモンドの531のフレームは友人から安く買いました。(笑)高校生から学生の頃だったので資金に限界があり、ブレーキ本体とチェンホイールは欲しかったカンパに手が届かずじまい。ニューサイの広告でビゴーレを知り(大学のすぐ近くだったこともあって)購入、現在に至っています。学生時代はフランス部品で固めた(お約束ですね)ケルビムのランドナーと2台体制でした。これからもブログをチェックさせていただきます。よろしくお願いいたします。
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