昔、乗っていた旧車を乗るとなると、いろいろ気になる点があります。

消耗品の筆頭、タイヤは・・・さすがに当時の物というわけにはいかないので、なるべく雰囲気を壊さない新しい物を使うことになるでしょう。

その他、気になる大きなポイント2点。

1つはギヤ比、若い頃は苦も無く踏んでいたギヤ比が高すぎる問題()

というわけで、そのクランクに付く最少歯数はネットオークションなどで大人気のようです。

(デュラの39T、マイティツアーの34T、マキシィの32Tなどなど)

 

さて、もう一点はブレーキの効き具合でしょう。

アウター、インナーのワイヤー類はなるべく当時の雰囲気の新品に変えるとして・・・

一番の問題はブレーキゴム、消耗品でもありますし販売当時から何十年もたっていれば消耗はしていなかったとしてもゴムは変質して、まともに効かない。ギヤ比が高過ぎて登れなければ押しても良いのですが(カッコは悪いけど)ブレーキがいざ効かないというのは命に関わりますから大問題です。

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↑先日の古典ロード走行会で乗った1976年製片倉シルクR2X

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↑↑、↑45年間変えていなかったデュラエース。

なぜ45年間も変えていなかったのか。

それはこのシルクが買った時点で、やや時代遅れだったこと。買った1976年は、ちょうどリヤエンド、フリーの規格が変化する時代でした。このシルクは120ミリエンド幅で5段でしたが、すでに126ミリ幅6段フリーに変化しつつあった時代です。

このシルクでサイクリング、トレーニング、レースに出ていたのは数年間で新しい126ミリエンド、6段フリー、ブレーキはショートアーチになったものにレースの主力は変わって言った為なのです。

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↑先に見たようにゴムは摩耗し使用限界に達していました。それでもブレーキの効きに頼りなさは感じていたものの田舎の交通量が少ないところで乗る分には何とかなっていました?それで、オリジナル重視ということで変えずに今まで来てしまいました。

しかし、先日、他の古いロードに乗ってみたところ、あまりにブレーキの効きが悪く、そこで気が変わってシルクのブレーキゴムも交換してみることにしたのです。

それが、このブレーキゴム。シマノ製ではありますが見た目はずいぶん違和感のあるものです。

それでも効きが改善されたなら「旧車と言っても安全第一」と言えるのでしょうが、今回変えたゴムも未使用だったとはいえ20~30年ぐらい経っているのではないかと思えるもの。ゴムが変質してしまっていたのでしょう。

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↑未使用、中古多数、手持ちがありますが気が付けば古い物ばかり、形状変化もありますし、見た目の印象もいろいろ、うまく取り付けられたとしても役にはあまりたたないかも()

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↑オリジナル重視なら先日、買い取った、これから流用する手もあり。ブレーキゴムの硬化は無視しても残量はきっちりある(笑)
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↑カンパは少し前に70年代のレコードに適応するゴムを販売していたようですが今まどうなのでしょうか?ちなみに、画像に写るカンパは未使用品ですが少なくとも80年代の物なので効きは・・・

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↑マファックもたくさん買い置きがありますが・・・これも少なくとも40年以上経っているので効きは絶望的でしょう。マファックも一時はマウンテンバイクの物を流用したりしていました。しかし、現在、マファックは社外品の新しい物が流通しているので、その点は問題ないと言えるでしょう。

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↑↑、↑世間ではあまり見かけなくなったユニバーサル。それでも、うちでは今も複数稼働中。

ユニバーサルは一時、親族?が会社を復興するのではないかと言われていましたが、どうなのでしょう。
うちのユニバーサルと、とある日本製リムは本当に相性が悪いようで恐ろしいほど効きません。そこで一台は社外品の黒いゴムを付けて少しは改善されていましたが、やはりユニバーサルはゴムの色が赤くなくては雰囲気が出ません。赤いゴムと言えば吉貝、サンツアーなどにもありました。一時、吉貝(グランコンペ)を流用してみたこともありましたが、あまり改善されず。それに固定方法も少し違いますしね。私的にはユニバーサルのブレーキゴム(よく効く)が今、一番レストア関係では欲しい部品かな()