コルサの毎日がヒルクライム

カテゴリ: メンテ、改造、カスタム

1996年に購入しシクロクロスレースに活躍、その後、パスハンター、サイクリング車として走らせてきたリッチーのスイスクロスをモディファイしています。

(もちろん、今までも何度か改造してきましたが)

今回は、ハンドルを変えてハンドル回りのポジションを変えようと思っています。
ところが適当なステムの手持ちがありません。

ハンドルは26.0径のものを使おうと思いますがステムに適当なものがありません。
長さがちょうど良いステムの手持ちがありましたがハンドルクランプ径は25.4ミリです。

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↑結局、25.4ミリ径のステムを26.0ミリ径に切削することにしました。

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↑アジャスタブルリーマーで削っていくことにします。

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↑0.6ミリの差ですが、これは結構大きいのです。一度では無理で少しづつ削っていきます。

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↑今回は問題ありませんでしたが油断するとキレイに削れずガサガサになってしまうことがあります。慎重に少しづつ。

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↑使わなくなったハンドルを切って作った治具で削り具合をチェックします。

まだ、入りませんねぇ~

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↑10回近く通して、ほぼ狙ったところまで削れました。

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↑キレイに削れました。でも、これで完成ではありません。

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↑ピンボケ写真ですみません。
開口部の面取りをしておきます。これで、ハンドルにキズが付くことがかなり防げると思います。

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↑削り過ぎることもなく、ピッタリに。しっかり固定することが出来ました。

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innobike社の105High Tech  KETTENFLUIDを塗布し、いよいよ使い始めました。

400キロほど走った状況をご報告です。

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↑前回、ご報告した通り5月13日、駆動系をクリーニングし
105High Tech  KETTENFLUIDを塗布。そのまま乾燥させます。

5月20日、初走行。もちろん、特に問題(騒音がしたり)などはありません。

5月25日、4回、84キロほど乗ったところでチャラチャラ音が気になるようになりました。

      初期のオイル定着に問題があるのでしょうか?

      ここで再度、105High Tech  KETTENFLUIDを塗布、完走させます。

      これで、チャラチャラ音はおさまりました。

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↑↑、↑6月12日、2週間ちょっと327キロほど乗ったところで、わずかにチャラチャラ音がしてきたようなので点検。

スプロケット、チェーンの汚れ具合。けっこう汚れていますね。
もう少しきれいに保持してくれるかと思ったのですが・・・

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↑私のトレーニング環境が田畑の間の農道がメインで土ぼこり、泥が多いので、ほとんどのロード乗りより環境がシビアなのは間違いありません。これがスプロケット、チェーンの汚れの原因ではあるのですが。

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↑とりあえず、追加スプレーして音がおさまることを期待します。

しばらく走ってチャラチャラ音が、またどのくらいで発生するか様子を見ていきましょう。

最近、トレーニングに使っているロードの駆動系がひどく汚れてきました。
私が走るのは田畑の間の農道が多く砂埃や泥はねが多いので特に汚れやすいのです。

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↑今回は閉店した自転車屋さんから引き取った、このオイルを使ってみることにします。

正直、よく知らないのですが・・・
innobike社の105High Tech  KETTENFLUIDという製品のようです。

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↑注意書きです。他のオイルと混じると良くないらしいので駆動系を洗浄することにします。

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↑チェーンは、かなり摩耗していますが見て見ぬふりをしてそのまま洗浄して使うことにします。

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↑↑、↑ギヤ板、リヤスプロケットも灯油で洗浄した後、パーツクリーナーで油分を飛ばします。

その他に画像はありませんがRDのプーリー、プーリーケージ、FDの羽根なども
クリーニングしておきます。

そして組み付ける前に一度スプレーして2日程おいてから走行すことにします。

自分は以前にも、この手の商品サンプル(今回の物ではありません)などをいただいて使ってみたことがありますが耐久性が短く、すぐに異音が出るようになったり防錆効果が弱かったりで、あまり良い印象がありません。
さて、今回のオイルは、どのくらい異音が出ずに使えるか?そして防錆効果はどのくらいあるのか?楽しみです。

先日、古典ロード走行会の様子はご報告しましたが、今回は、
その一週間前の準備の様子。

古いロードレーサーは、まず間違いなくチューブラタイヤ。

チューブラタイヤで面倒なのはリムセメント管理。
最近は管理しやすい両面テープで貼り付ける方法に移行しています。

自分の旧車は全てリムセメントでしたが最近では少しずつミヤタの
チューブラテープに変更しています。

ただ、一度でもリムセメントを塗ったリムは、チューブラテープに
移行する際にリムセメントを除去しなければなりません。
一度でもやったことのある方はお分かりになると思いますが、
これが大変な作業。
いろいろなケミカル用品も出ているようですが、自分はあまり
有効なものに出会ったことがありません。

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↑長期間にわたり何度もリムセメントを重ね塗りしてきたリム。
これを除去するのかと思うと気が遠くなります(笑)

今回のリムはタイヤをはがして、しばらく使っていなかったので
リムセメントもカサカサに乾燥しています。

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↑そこでディスクグラインダーを使うことにしました。
この荒業?ですがリムセメントが新しくて柔軟性が残っていると
ディスクグラインダーでもなかなか除去は難しい物ですが
乾燥しきっていれば埃だらけにはなりますが何とかなります。

今回は長年使っている(20年近い)ディスクグラインダーが
振動で?内部の配線が断線するというトラブルもあり焦りましたが
幸い修理することが出来て作業再開(笑)

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↑こんな感じでバリバリ綺麗になっていきます。
ディスクグラインダーは結構、音もしますしリムセメントが粉砕されて
ホコリもたちますが田舎なので、まあ、ご近所も・・・(笑)

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↑一本当たり1時間弱で、こんな感じに綺麗に。
あまり丈夫なスチールブラシだとアルミをけっこう削ってしまいます。
真鍮で細い線の物だと、あまり削れません。
ブラシの選択も重要です。

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↑自分は、こんな感じで固定して、なおかつ脚で挟むようにして
作業します。
ちなみにリムサイドを固定するアルミブロックにはゴムが貼って
あるのでキズつきもありません。

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↑きれいになれば後はミヤタのチューブラテープでチューブラタイヤを
セットして。
これで古典ロード走行会の準備は完了というわけです。

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↑今回はライトスピードNATCHEZチタンフレームの最終回。御覧のとおり、メインのパーツはシマノの「6500系」アルテグラ。6500系アルテグラシリーズでラインナップされている部品で使われていないのはブレーキ本体、ヘッドパーツ、シートピラーぐらいでしょうか。 画像の状態(ペダルなし)で実測、8,36kgでした。特に軽量部品を使っていないのに、というかサドル、ピラーなどには比較的重量のあるものを使って、この重量。やはりフレームの軽さが効いているのですね(それとホイールがチューブラであることも)

ちなみに6500系アルテグラシリーズがカタログに載っていたのは1998年から2004年ぐらいだったと思います。
なお、画像のサドル高さは、オーナに対して、かなり盛った?ものになっています(笑)

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↑駆動系の様子。前述のように6500系アルテグラで組まれています。

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↑リヤハブも6500系アルテグラ。この時代は9速ですね。

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↑フロントハブも6500系アルテグラですが、ここで注目していただきたいのは28Hでラジアル組であること。気合?が入っていますね!

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↑ハンドル回り。STIが6500系アルテグラであるのにブレーキ本体は1997年までのBR-6403を使っています。同じロード系部品とはいえシリーズ年代が違いますのでブレーキングの感触、引きの軽重など心配でしたが引きは軽く特に問題はないようです。ただ気になるのは、この時代のブレーキゴムは角度の調整できないこと。トーインをつけてセットするのが当たり前の現在では少し心もとなく感じます(笑)

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↑ヘッドパーツは600のマークがあります。アルテグラのサブネーム?に「600」の名前があったのは1997年の6400系アルテグラまでだったと思いますのでヘッド小物は一世代前の物が使われているのだ思います。

※ライトスピード NATCHEZ終わり

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