コルサの毎日がヒルクライム

カテゴリ: コルサの自転車

今回は、いよいよ最終回!部品類を見ていきましょう。

タイトルにも書いている通り「1970年頃」と思われるシルク ピスト。もともと競輪選手が使っていたフレームでした。

ということで1970年当時の競輪部品で組むのが本来でしょうが・・・

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↑実は、譲り受けた際に付いていた部品はチェンホイールのみでした。組み込まれていたのはデュラエースでした。デュラエースのチェンホイール(初代 GA-100)が競輪使用部品として認可されたのは1974年でした。ということは、いきなりフレームと4年の開きが出来てしまいます。本来なら・・・1970年ですとスギノ マイティコンペが、ドンピシャでしょうか?しかし、手持ちのシルク(1976年頃)にマイティコンペは使っています。それとデュラエース ピスト チェンホイールを使っている自転車を所有していなかったので若干の年代のずれはありますがデュラエースのままで行くことにしました。

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↑チェンホイールをデュラエースにしたことに合わせてハブはデュラエースです。たまたま、練習用としていたホイールがデュラエース(初代)で組まれていたので、そのまま使うことにしました。リムはマビックでしたが組み替える気力はなく、とりあえず、そのままに(笑)

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↑↑、↑ハンドル、ステム回りは、こんな感じ。日東B123CrMoと日東 天返ステム(鉄)。これまた細かいネタですが日東B123(スチール)の競輪認可は1963年。日東B123CrMoの認可は1984年と大きくずれがあります。ただ、形状は同じですしスチールとクロモリはいずれもメッキ仕上げで見た目も変わりませんので手持ちの日東B123CrMoで組んでいます。
日東B123(スチール)と日東B123CrMoは別物だということ

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↑日東 天返ステム(鉄)は1966年に競輪認可、ちなみにアルミ製の日東 天返ステムは1974年に認可を受けています。年式的には、どちらでも良いと思ったのですがハンドルをクロモリスチール製にしたので合わせてステムも鉄製にしました。この天返しステムについては、またいずれ記事を書きたいと思います。

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↑サドルは革サドルで藤田プロフェッショナル スーパーですが・・・革サドルと言ってもツーリング用とは、まったく違います。

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↑↑、↑上から見ると恐ろしく幅が狭い形状です。自分は競輪場で乗ってみたことがありますが、お尻がとんでもなく痛くなってすぐに他の物に変えました()競輪選手はこの手のサドルを「棒サドル」と呼んでいたようですが、この形なら納得です。

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↑↑、↑シートピラーは藤田のヒューペルライダーです。念の為、これも調べてみると・・・1971年に認可されていますが溝付きは認可されていないようです。ちなみにメーカーで塗られていた溝の色は赤、青、緑の3色だったのですが友人が、はがしてしまい自分がもらい受けた時に赤で塗ったものです。

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↑ペダルは三ヶ嶋ユニークがつけてあります。年代は1976年頃の物ですが、見てのとおり、後ろ側のプレート、キャップを削り込んで軽量化しています?()この頃のピストなら三ヶ嶋のユニークか極東のプロエースがほとんどでしょう。

※1970年頃、片倉シルク ピストおわり。

長らくサイクリング、歴史ネタでご無沙汰していました。

実は・・・
画像はありませんがBB下を確認したところ「45××」の文字がありました。メッキ類にサビが出ていて先頭の45以外の刻印は読み取れませんでした。45の数字が製作年で昭和であれば1970年製?製造年に関しての、くさやんさんの説を肯定することになりますね。

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↑↑、↑シートチューブとトップチューブの接合部分。ラグは使われておらずシートチューブ上部を鉢巻状に補強しています。後部は切り欠きがあるので下に延ばされて補強されています。シートステーはごく普通の作りでした。

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BB回り。ダウンチューブとシートチューブはボトムラグに接合されていますがチェーンステーはラグレスで接合されています。またダウンチューブとシートチューブを接合しているラグの根元はロウが盛られているようにも見えます。

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↑リヤエンドはメーカー不明。いわゆる小判型シャフト用(溝幅8ミリ)になっていました。

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↑エンド幅は110ミリと言うピスト専用?のタイプ。110ミリエンド幅は現在でも競輪用のピストフレームにはよく使われています。後ろから見ると非常に狭くスマートに見えます。

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↑シートステーブリッジは細いパイプをアーチ状に曲げていました。この工作もこの時代にはよく見られた工作ですね。

※つづく

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↑シルク研究家の、くさやんさんの調べによると1970年頃のモデルではないかと言う片倉シルク ピスト。実は以前(2012年)取り上げた友人の片倉シルク ピストに雰囲気がそっくりなのです。そちらも併せてごらんいただくと面白いかもしれません。
また、カラーリングですが、この頃はシルクに限らず、胴抜き風にメッキを残したりするものが多かったように思います。(下記アドレスの友人のシルク、私のシルクなどと同様にメッキの胴抜き、鉢巻が入るフレームが多かった)

http://corsa2003.livedoor.blog/archives/1013193.html

http://corsa2003.livedoor.blog/archives/1013195.html

http://corsa2003.livedoor.blog/archives/1013196.html

ちなみに今回のシルクのパーツアッセンブルは70年頃には特に拘っておらず70年代中頃の部品を中心に組んでいます。また競輪競技用部品でないものも使っていることをお断りしておきます。
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↑1970年代前半まで、よく見かけたヘッドバッジ。古いシルクと言うとピストでもラグレスが結構多いのですが、このモデルはラグが使われています。ラグメッキのみではなくヘッドチューブまでメッキされているのが面白いですね。フォーククラウンは、いわゆる2段肩、フォークは丸パイプです。

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↑ヘッドラグは上下とも比較的、ひげが長いタイプです。上部にはどちらのラグにも三角の肉抜き穴があけられています。ちなみにヘッド小物はカンパが付いていました。当然、このフレームの時代にはカンパは競輪部品として認可されておらず競輪実戦から引退したのち、あるいは2代目オーナーの時代に付け替えられたものかもしれません。

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↑くさやんさんによると、このダウンチューブのロゴ(特に「S」の部分が特徴的)は比較的、使用期間が短いそうで1970年頃ではないかとのことです。

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↑ダウンチューブの下部に貼られているのは海野D2×D2(DAY BY DAY)というクロモリパイプのステッカー。70年代初めくらいまでは競輪用他、高級車では時々見かけました。

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↑シートチューブに貼られたシルクの古いフレームでよく見かける、この黄色のステッカーはユーテクティックという低温ロウ付け材の物なのだそうです。
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↑シートチューブ中央の部分には何かシールの痕跡がありますが・・・残念ながら判然としません。


※つづく

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↑今回は1970年前後と推定している片倉シルクのピストレーサーを取り上げます。
この車両は、もともと競輪競争を走っていた車両です。
(部品は私が近年レストアする際にアッセンブルしたものです)

友人が競輪選手だった伯父さんから、もらったもので近年、永久貸与?という形で私が更に引き継ぎました。実は、この車両、一時、友人のところから行方不明になっていました。と言うのは友人は他に新しいピストが何台かあり、この車両はピスト入門体験車両としてのチーム員の間を転々としていたのでした。そんな車両をなぜ、自分が探し出して引き継いだのかと言うと、この車両は私が初めてピストレーサーで競輪場を走った時の思い出の車両だったからです。それ以前にロードレーサーでは何度か競輪場で競技に参加したこともありました。その経験から自分はスプリンターでないことは、わかっていたのでピストを買ってまで乗ろうとは思わなかったのです。ところが80年代前半、地元、競輪場で大会が行われることになり先輩たちから出場を半ば強制?され、この車両を借受けて参加することになったのでした。

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↑まあ、若い頃から古い物には興味があったので、これはこれで興味深い車両ではありましたが・・・競技大会に参加するという目から見ると、当時でも、いかにも古臭く見えて、正直、もっとカッコいいやつで大会に出たいと思ったものでした()
その後、実業団登録選手となりましたがピスト競技の実戦参加はほとんどなくピスト走行はフェードアウトしていきました。ところが15年ほど前、女子競輪を目指すという後輩と走る為に再びピストに乗り出すと、ピスト走行が面白くなり今は多くのピストを所有するようになってしまいました。そうこうしているうちに今回の車両のことも思い出し行方を捜し入手することになったのでした。
※ただし、病気を患い入院手術を繰り返すようになった2、3年前から競輪場での走行は休止中です(泣)

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↑↑、↑私自身は1980年頃当時でもかなり古臭く見えたので間違いなく1960年代と思っていましたがこのヘッドバッジ、ダウンチューブのロゴの組み合わせはシルク研究家の「くさやんさん」によると1970年頃の生産車輌ではないかとのことでした。

先日、友達からブリジストンの小径車をもらってきました。

友達の子供がアパート暮らしするにあたって買い与えたものの友達の娘はカゴがなくて買い物にも不便という理由で、ほとんど乗らなかったようです。

乗らないままアパートの軒先で雨ざらしとなってしまい各所にサビが発生しています。

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改めて詳細を見てみます。

ブリジストン スニーカー ライトという折り畳み式小径車で防犯登録証を見ると2015年登録のようです。

車輪径は18インチ、6段変速となっています。

タイヤやリムサイドを見ても・・・まったくと言ってよいほど乗られていないまま劣化させてしまったようです。 

とりあえずシートピラーを最大に上げてみました。

画像の状態でBB中心からサドル上面まで660ミリ程度。

私のロードなどのセッティングは690~700ミリですから街乗りには十分、対応できる範囲です。
ちなみにピラー径は27.2ミリですから交換することも容易ではあります。

 

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スプロケット、チェーンの様子。

ちなみにチェーンは、はずれてエンドとスプロケットの間に脱落しています。

スプロケットは6速ですがロー側から2、3枚目のサビが特別ひどくなっています。

交換品を探したいところですが入院前、8速以前のスプロケットはほとんど処分してしまいました。
まあ、このままでもCRCをかけて、少し乗れば街乗りぐらいなら、なんとかなりそうではありますが。

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重量を測ってみました。11.72キロ!

名前にも「ライト」とある通り、このクラスの小径車としては軽量と言えるのではないでしょうか?

リム、シートピラーなどは最初からアルミ製で、ここからの軽量化は簡単ではありません。

軽量化するとしたらサドル、チェンホイール(鉄製、ただし肉厚も薄く軽そうではありますが)ぐらいでしょうか?
また思い切ってタイヤ、チューブを交換すれば、そこそこの軽量化を達成して、なおかつ軽快な走行を手に入れることも可能でしょう。

 

とりあえず、空気を充填してみます。
チューブは問題ないようで試走することが出来ました。


ブリジストン ブランドですから少し手を加えれば、まだまだ十分、実用に耐えるでしょう。

今後、体調が良くなったら少し手を入れて活用したいと思っています。


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