90周年というからには創立はいつなのか、と調べてみたら驚くことに創立は1890年なのだそうです。
ですから昨年2020年が創立130年にあたったということです。
(HPによれば「日本で最初の国産自転車を製造したのが1890年」とのこと)
ということは、この額は1980年のものということになります。
(40年も前の額だったか)
↑いつの時代のものかはわかりませんが工場の様子を額にしたようです。
(額の外々サイズは45センチ×27センチほど)
立派な、このような額を贈られたショップさんは有力販売店だったと思いますが題材が工場全景では・・・失礼ながらショップさんとしても困惑されたのでは。
消火設備部門もありますし自転車のモチーフにする訳にもいかなかったのでしょうが少し残念です。
もともとの銃と自転車を題材にした物なら楽しかったと思うのですが。
(銃も取り上げにくいか・・・)
その為でしょうか?この額がショップさん店頭に飾られていた記憶はありません。
先にも触れたとおり、宮田というと当初は銃の製造をしていたと聞いていましたが、少し調べてみました。
もともと、ライフルなどの製造で祖をなし自転車につづいてオートバイを製造。
(もともとは江戸時代の鉄砲鍛冶から始まるらしい)
その後、消火器から消火設備に参入。
現在、消火設備部門は㈱モリタホールディングスの完全子会社に。
自転車部門は「株式会社ミヤタサイクル」となって現在に至っているようです。
そういえばサラリーマン時代、会社が危険物倉庫を建てた時、自動消火設備を施工したのが宮田工業でした。竣工パーティーの際、担当者に自転車の話をしたところ「自分も自転車部門、希望で入社しましたが消火設備部門に配属になりました」と言っていました。
当時、ミヤタの自転車チームは国内レースで大活躍しており「選手が使った中古フレームで良ければ今度、一本持ってきますよ」と言ってくれました。(そこでフレームサイズも伝え)
もともとミヤタのジュニアスポーツに乗っていたこともありますし宮田ブランドのフレームはツールドフランスでも走っていたので大変、楽しみに待っていたのですが・・・
それから30年ほど経ちましたが未だにミヤタのフレームは届いていません。いつ来るのかなぁ(笑)