コルサの毎日がヒルクライム

カテゴリ: 飛行機その他、乗り物

年末年始は、いろいろ見学したりサイクリングに参加したりと大忙しでした。
(おかげさまで体調も少しずつ回復してきました)

今頃ですが、ご報告していなかった事柄を記事にしていきます。

 

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↑28日は豊橋市中央図書館の「匠の技 ファインモールドの模型展」を見学に行ってきました。

ファインモールドは豊橋市のプラモデルメーカーで高度な模型製作技術を要することから全国的に知られた会社です。

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↑↑、↑この展示は豊橋市中央図書館2F展示コーナーのこじんまりとした展示ですが模型、アニメ(スタジオジブリ、ガールズ&パンツァー)などに興味のある方なら楽しめると思います。
会期終了は令和2年1月19日(日)までとあとわずかです。ご興味のある方は是非。

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↑↑、↑ミリタリーシリーズ

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↑↑、↑日本陸海軍航空機シリーズ

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↑スタジオジブリ、ガールズ&パンツァーのアニメに登場するモデルもあります。
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スタジオジブリ映画に登場するモデル

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↑アニメ、ガールズ&パンツァーシリーズ

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↑↑、↑大戦中の貴重な資料も展示されていました。

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↑模型に関する書籍類も集められていました。
これらも、じっくり見てみたいものばかりでしたが時間がなく・・・

今度、借り出すか、じっくり読みに行くとしましょうか?(笑)

連休は岐阜三昧?でした(笑)
(手術後の体力低下の影響もあり比較的近場ということで)
最初に行ったのは岐阜かかみがはら航空宇宙博物館。

ここは2度目ですがリニューアルしてからは初めてなので楽しみです。

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館→ http://www.sorahaku.net/index.html

 

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↑屋内展示全景、多くの飛行機が展示されています。
屋内には、この画像以外にも多くの展示がありました。

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↑屋外にも数機の展示があります。
この日はイベントが行われており入館料が無料だったのはラッキーでした(笑)

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↑多数の展示機に見入る私(笑)

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↑自分として最も興味あるのはこの2機でしょうか。

零戦の試作初号機「十二試艦上戦闘機」は実物大模型ですが三式戦闘機二型「飛燕」は日本で、ただ1機、現存する実機です。

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↑↑、↑施設リニューアル中は分解された状態での展示でしたが完成期の状態で展示されています。

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↑飛燕のエンジンと過給機などの展示もあります。

 

以前、訪問した際の分解状態の飛燕の様子

→ http://corsa2003.livedoor.blog/archives/1013862.html

 

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↑飛行機だけではなくロケットや宇宙開発に関連する展示もありました。

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↑ロッキードF-104J 子供の頃の映画や漫画で見る戦闘機は、この機体、あるいはこの機体を模したものが多く馴染み深い?

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↑↑、↑お昼時だったので
館内のカフェで星空カレーをいただきました。

ちなみに黒っぽい方が辛口、茶系が甘口。

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↑夜空に星が(笑)

 

次は岐阜市街の・・・(つづく)

前回、舞鶴市 赤れんが倉庫群の赤れんが博物館は旧海軍の魚雷倉庫だった
のだそうです、と書きました。
現在の舞鶴港は・・・海上自衛隊の 舞鶴基地として利用されています。

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ですから、こんな艦艇が見られます。
これは「護衛艦 みょうこう」

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こちらは「多用途支援艦 ひうち」
(背後にほかの艦艇が停泊しているので細部が見にくい・・・)

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これは港湾内で艦艇に給油等をする油船(どうやら正式名)らしい。

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道路からは他にも艦艇が見え隠れ。
これは、ほかの画像で「130」と思われる文字が見えるので(多分)・・・
「護衛艦 まつゆき」と思われます。
それにしても道路(国道27号線)に近い!
(弟子が撮影)

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前日、夜、国道27号線から見た「護衛艦 まつゆき」?
写っている鉄条網が自衛隊の基地らしい。

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高台の上から見た舞鶴港の様子。

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舞鶴市役所裏から見た舞鶴港の様子。



赤レンガ倉庫群と舞鶴基地(遠目ですけど)を見学して、いよいよ最終
目的地に向かうことにします。

少し前に「三ヶ根山の飛行機エンジンその1」で三ヶ根山スカイラインの比島観音の
前にある三菱製の瑞星エンジンをご紹介しました。

今回は同じく三ヶ根山スカイラインですが西の方にある殉国七士廟近くに置かれた
飛行機のエンジンを探しに行きます。

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殉国七士廟近くを歩いて探していると・・・ありました。
このエンジンは渥美半島沖の海中で網にかかり引き上げたものだそうです。
このエンジン以前はB―29のものとされていましたが詳しく調査した人たちの
話により三菱開発番号A18A型エンジンであるとわかっています。
エンジン形式は空冷複列星型18気筒です。

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こちらはプロペラはなく、また更に腐食がひどい感じがしました。
搭載されていた機体は三菱四式重爆撃機 飛龍(キ67)とのことでした。

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プロペラはありません。
上部はプロペラシャフト減速ギヤ、下部の凹凸の付いた2段のプレートはバルブを
駆動するプッシュロッドを作動させるカムプレートと思われます。

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シリンダー上部のロッカーアームカバーの様子。

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シリンダーにはプッシュロッドとの干渉を避ける為の凹みが作られているのが
わかります。

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ロッカーアームカバーがなくロッカーアーム及びバルブスプリングが見えています。

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バルブスプリング。

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シリンダー内部、ピストンが腐食してコンロッド上端がもう少しで見えそうです。

※三ヶ根山の飛行機エンジン 2基終わり。

愛知県西尾市幡豆町の三ヶ根山に大戦中の飛行機のエンジンがあるというので
見に行って来ました。
このことは以前から聞いてはいたのですが見に行くのは初めてです。
具体的な場所は三ヶ根山スカイライン途中の駐車場から行く慰霊碑群の中の
比島観音の前になります。

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このエンジンは豊橋市高塚町 沖800mで底引き網にかかり比島観音奉賛会に
寄贈され、ここに展示されるようになったのだそうです。
背後にある説明板に「ゼロ戦について」の文字が見えますがゼロ戦に搭載された
エンジンではないことがわかっています。

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調査したチームによれば
三菱製の瑞星エンジン(空冷複列星型14気筒 1080馬力)
で100式司令部偵察機、2式複座戦闘機(屠龍)などに搭載されていた
のだそうです。

調査したチームのHP


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吸気排気どちらかわかりませんがバルブが残っていました。
意外なことにメッキされていたようで、わずかに輝きが残っています。

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ピストンが腐食しコンロッドの先端が見えていました。

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こちらはシリンダー部分が脱落し(腐食し?)ピストン側面、コンロッドが
観察できます。
オイルリングが上下2本だったことがわかります。

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シリンダー側面。
ねじ込まれている、これは点火プラグでしょうか?

墜落したのが、いつなのかわかりませんが底引き網で引き上げられたのは
1977年だそうなので終戦の年からとしても36年ぐらいは海中に
あったことになります。
戦後70年以上経ち腐食が激しく悲しい姿のエンジンでした。

※三ヶ根山スカイラインには、もう一か所、大戦中の飛行機のエンジンが
  あるので、この後、探しに行きました

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