コルサの毎日がヒルクライム

カテゴリ: ダホン

スーパーセブンの車検の時期がやってきた。
(やって来てしまった・・・お金が要りますからね~。笑)

かつて会社務めの頃は景気が良かったので、なんとか買う事が出来たのですが
会社勤めではなくなった今は(収入も激減)維持していくのも大変です。
でも車好きのプライド?として何とか維持できる間は乗り続けたいと考えています。

さて、私がお世話になっているショップ(購入したお店)は岡崎市にあり自宅からは
約50キロほどの距離があります。
通常、車検で車を出した帰りはJRと私鉄を乗り継いで帰宅することになりますが
先にも書いたとおり収入が激減して大変なので電車代もケチりたいところです(笑)
そこで、自転車を積んで行って帰りはトレーニングがてら自転車で帰ってくることにしました。

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実は自転車で帰ってくるのは初めてではありません。
前回の車検時も自転車で帰り、また車検後、車を取りに行ったのです。

ちなみに車輪を外しているのは車幅を、はみ出してしまい交通法規に違反する為・・・
しかし、それ以外(それ以前?)にも、いろいろ問題が(笑)

前回の車検時はキャリアを苦労して
(頭で考えた時には簡単に思えたのですが、いざやると問題がいろいろあって)
(またセブンは非常に華奢でアルミ板なんかペラペラなんで)
取り付け、なんとか自転車を運びました。
実は、これ以前(ずっと昔のこと)に分割式のBSモールトンを積載しようと
考えた事がありました。
しかし分割しても助手席を外しても、うまく積み込む事が出来ず断念した事があります。
それほどセブンのコクピットは狭いのです・・・

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さて、今回の車検では・・・
やはり取り外しが意外に面倒な後付キャリア式は断念し他の手を考えました。
(車検ですからショップについたら外し、そのうえで預かってもらわなければなりませんし)
よく画像を見ていただくと助手席に何か載っています。

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今回はダホン オビワンを積んで車検に出かけました!

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画像は今回のものではなく以前、折畳み機構を確認した際のもの。
この時は短く切ったシートポストのせいでハンドル回りが、
ちょうどマグネット(折畳んだ時、車体が開かないようにする為の物)にあたってしまい
ハンドルを外してフレームの上に載せています。
その後、折畳む際にあえてハンドルポストを伸ばすことによりハンドルの収容位置を下げて
マグネットをかわすことで、この問題は一応、クリア?
ただし、そうした場合、ワイヤー類の長さが少し短い気がします。
(ワイヤーが折畳む際に引っ張られて)

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ただ、さすがのダホン オビワン(日本名ビスク/ヴィスク)も狭いセブンには、
うまく乗らなかったので、ちょっとだけ工夫しています。
画像で見ていただいてもチェンホイールはシートに当っていますし。
(汚れ防止のカバーを付けています)タイヤはダッシュボードに当たっています。
上の画像のように普通に畳んだのでは、このようには収まりません。
(一度はダホンでも載らないとあきらめかけた・・・)
実は下げたシートポストがフレーム下に飛び出てしまいシートに干渉し、うまく載らないので
ピラーをサドルごと抜いて
やっと画像のように、おさまっているのです。
抜いたサドル付きピラー(超ロング)は助手席の足元の放り込んでおきました。
そのうえで走行中に動かないようにタイダウンベルト2本で、しっかり固定しています。
これで途中の峠でもダホンは安定しており、安心してとばせました?(笑)

カバーをかけていないのは・・・
カバーをかけてしまうと左の視界を遮ってしまうので。
カバーをかけていなければ自転車の隙間?から、かろうじて車体側方の
様子を確認できるからなのです(笑)

これで、電車賃は浮いたし、トレーニングも出来たし(笑)

ひょんなことから?手に入れることになった
ダホン オビワン(中国国内向け。日本仕様のビスク/ヴィスク)ですが
昨年の10月14日の初走行から既に1400キロ以上を走りました。

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当ブログを見ていただいている方はご存知の通り?ほとんど当初の部品は残っていないほど
改造してしまいましたがダホン オビワン(日本仕様のビスク/ヴィスク)の基本的な
走行感は変わらないはずです。

そこで、今回は私の「20キロトレーニングコース」の画像を交えながらダホン オビワンの
インプレッションを書いて見たいと思います。
記事は基本的にダホン オビワン自体の感想ですが(注釈を入れて)交換したホイールに
限定した感想も交えていますのでご注意ください。


私は自宅近所の公園から一周、約20キロのトレーニングコースを設定しています。
基本的に丘陵地帯の畑や田んぼの間のアップダウンがあるコースです。
とはいえ大雑把に言って平坦が約半分といってよいコースです。
このコース、約20キロですが最初のウォーミングアップ区間も含んでおり
クールダウンは20キロのゴール後となります。
さっそく、いつものトレーニングコースを走って見ました。
(ちなみに20キロのコースで信号は3ヶ所しかありません)


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スタート地点から1キロ少々。
数百mで標高差約20~30mぐらいを駆け下りる下りがあります。
ここは、ほぼ直角の曲がり角が「左、右、左、右、左」と5回あります。

画像は3ヶ所目の左曲がり角で画面右側奥(手摺が見えるのは遊歩道、その手前で右に曲がる)
が4ヶ所目右曲がり角です。
ここでブレーキングとコーナリング性能が、はっきりします。

オビワンの純正ブレーキはフィーリングは良いものの制動力には、やや不満もありました。
現在は本体、レバーともディオーレXTに変えておりカチッとした感触で、
しっかり効いてくれますからギリギリまでブレーキングを我慢する事が出来ます。
ただディオーレXTに交換後のハードブレーキングだとハンドルポスト部が、ややしなるような
感じがあります。
(極端なハードブレーキング以外にはポスト部のしなりは感じられない)

また、ダホン オビワンは、このような切り返しの連続のコーナリングも不安なく下る事が出来ます。
ここのような低速コーナーではなく、もう少し高速コーナーでは前輪にしっかり荷重をかけて
曲がると、とても気持ちよく曲がる事が出来ます。
下りの不整路面は折り畳み車という事もあり気になるところですが剛性はしっかり確保されていて
問題はありません。

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スタートから3キロほどを過ぎると平坦部になります。
(画像は5キロ地点あたり)
このあたりでウォーミングアップは、ほぼ終わり。
ここからの頑張りがタイムに響いてくるのですが画像の地点は秋から春先にまで
強い向かい風の日が多く悩まされます。
オビワンはフラットバーなので前傾姿勢にも限界があり向かい風は最大の敵?となります。

ただ、幸いオビワンの新ホイールテストの時は風はほとんどありませんでした。
ライトプロホイール+パナレーサー、ミニッツライトタイヤの
軽快な加速感、走行感に、ついつい顔がにやけてしまいます(笑)

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コース中盤から、わずかながら標高が上がりアップダウンの繰り返しとなります。

画像では登りらしく見えませんが・・・
ここは距離は短いので一気にダンシング(とは言っても回転は速い)で登っていきます。
距離が短いアップダウンが繰り返しと言うことでインターバルトレーニングを意識して
コースに取り入れています。

自分としては、かなり追い込んだ、むしゃらのペダリングで登っていきますがダホンの
折畳み機構に不安を感じることはありません。
シッティングからダンシングに移った瞬間に、やや大きめな異音が出ることはありますが、
その音はダンシングを続けても連続することはないようです。
(ポジションが変わった直後の一回のみ?)
ただ、その後も無音と言うわけではなく、(先に書いた音より小さい)
軋むような異音が感じられる時もあります。
ただ、不安になったり集中力を欠くような音の大きさ、種類ではなく
(少なくとも自分にとっては)走りに集中していれば、ほとんど気にならないレベルです。

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ここも一気にダンシングで登っていきますが・・・
少々、長いのでリアは2、3枚軽くしながらになります。
シマノ アルテグラのコンポはダンシングで少しぐらい踏み込んでいても確実に
シフトしてくれるので助かります。

交換したライトプロホイールに履いたパナレーサーのミニッツライトのタイヤでは、
さすがにダンシングジのふらつきは多くなってしまうようです。
(上半身が弱いのでハンドルをしっかり押さえ込めないのかもしれません)

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コース後半の約1キロの登り。
画像は、もうすぐ登りきる辺り。
ここは序盤が、ごく緩く後半、やや、きつくなる登り。
序盤、緩斜面でタイムを稼ぎたいものの後半にきつくなるので(
とは言っても、それほどの傾斜ではない)トレーニングには意外に辛い場所。
このあと、またアップダウンがあって・・・

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ここを下り、前方に見える丘陵の上がゴール。
(ゴール自体は画面の右側でまだ写っていない)
コース一番の下り区間なのでタイムを縮める為にも最高速チャレンジしたいところですが・・・
ただ、なぜか向かい風の事が多い場所(泣)
ただし、向かい風でなかったとしてもダホンの場合、53-12Tではもちろん、
53-11Tでも脚が回り過ぎてしまう?
ミニベロレーサーなら56-11Tぐらいは欲しいところ。
(レース用の小径車、ルイガノMV Cは56-11Tを装備済み)

路面もあまり良くないのでミニッツライトタイヤでは少々、気を使うことになります。
(細いタイヤで路面のひび割れ、段差のショックなどに)

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先の画像の下りを下りきると交差点。
田舎の交通量の少ない交差点ですが、ちゃんと停まりましょうね!

そして、ここから、また1キロ近い登りが・・・ここを上りきったところがゴール地点です。
画像では、ゴールまでの半分以下しか見えていないでしょう。
まったくの直線と言うのも・・・・辛いところです。

ただ、前半ほど傾斜がきつく後半は傾斜が徐々に緩くなってくるのが、まだ救われる登りなのですが。
まずはダンシングでペダリング100回我慢して踏みます。
そしてシッティングでもうちょっと登ると傾斜がやや緩くなります。
そこで、もう一回、ダンシング、更に傾斜が緩くなってきたところからはシッティングで
回転を上げていきます。
しかし、
それまで稼いで来たアベレージスピードが、どんどん落ちていく・・・(笑)

ここはコース中でも、もっとも標高差があり長いのでダンシングもヘロヘロです。
その為、(細く高圧のタイヤで走行感は軽いのですが)フラツキもけっこうひどくなってしまいます。

そして、ゴール。
今日のアベレージは・・・
新ホイール(ライトプロホイール+パナレーサー、ミニッツライトタイヤ)にして
平均速度で1キロほど上がったようです。
まあ、風の影響とか体調とか、いろいろあるので何とも言えませんが(笑)
もちろん、軽量ホイールの実際の、おかげは、とても大きいのでしょうが
「軽量ホイール→速いはず」という精神的な面が案外、一番効いているのかもしれません(笑)


ダホン オビワン インプレッションの総括として
私のような、もと三流登録選手(当然、現在は更に力も衰えていますが)がサイクリングだけでなく
トレーニング用としてのっても、これと言って不満はありません。
(ドロップハンドルに比較すればフラットバーの1点しかないポジションが気になるが、これは致し方ないこと)
もちろん、オリジナル状態の部品では(自分の走り方には)少々の不満があり
改造してしまいましたが、それは基本的な構造、構成に不満がないので更に乗りやすく、
速く走る為に改造を加えたのです。
(部品交換、改造に応えてくれる車体であると言うこと)
そして基本的な構造、構成に不満がないので「8ヶ月弱で1400キロ超も走った」といえます。
これからトレーニングにはロードレーサーがメインに戻ると思いますがサイクリングには
これからも活躍してくれると思います。
折畳み機構に関しては、自分としては、まだまだ検証不足ですが、これから試して記事に
アップできればと思います。

先日、ダホン オビワン ホイール交換(重量編)と言う記事をアップしたのですが・・・
重要な重量の記載に誤りがありました。
(以前の記事はいったん、削除しました)
眠い目をこすって記事を書いた・・・と言う言い訳はありますが(笑)
お詫びして訂正した記事をアップします。



<ダホン オビワン 8,8㎏への道>、 「その5」は
ダホンのホイール交換の結果についてです。

先回、ダホンのホイールを「LitePro」(ライト プロ)という製品に
交換したことをご報告しました。
皆さんが、外観が変わったこと以外に一番興味があるのは、どのくらい軽くなったのか?
ということだろうと思います。
今回はダホン オビワン(日本名 ビィスク/ビスク)の純正ホイールと
重量の比較をして見たいと思います。
(お待たせいたしました)

その前に(笑)交換したライトプロホイールの画像を改めてアップしておきます。
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さて重量の報告ですが、いずれも①クイックレリーズ、②リムテープは除外して計測しています。

まずはダホンの前輪重量、499.5g、ライトプロは420.5gと
その差、マイナス79.0gでした。

それでは後輪重量は・・・
ダホン純正が907.5g、ライトプロは非常に軽く600.0gと、
その差はなんと307.5gもあり大幅に軽量化されています。

前輪がマイナス79.0gであったのに対し後輪が307.5gと大幅に軽かったのは
カセットフリー本体がアルミ製になり大幅に軽量に仕上げられていることによるもののようです。

いずれにしても「前後輪、合計の軽量化が386.5g」と大きいのは非常に嬉しい結果でした。

また画像を撮り忘れてしまいましたがライトプロホイールにはライトプロネーム入りの
リムテープ(チューブとリムの間のテープ。チューブの損傷を防止する)も付属していました。
これもダホン純正と比べるとダホン純正が40.5g(2本)、
ライトプロが22.5g(同じく2本)と、こんな簡単なものでも18g、
軽量化されていました(意外と嬉しい・・・笑)

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以前、ご報告したタイヤ+チューブの軽量化(自分が新車時に付替えた
CSTタイヤ+シュワルベチューブに対してパナレーサー ミニッツライトタイヤ+R-Airチューブに
交換の結果)がマイナス265.5gでしたから合計するとホイール関係でトータル670.0g!!!
(ホイールマイナス386.5g)
(リムテープ マイナス18g)
(タイヤ チューブ マイナス265.5g)
もの軽量化が図れたことになります。

回転部分(特にホイール)の軽量化は一説には回転部分以外の場所に比べて3倍以上の効果?
があるといわれます。

これは、いよいよ走りが楽しみになってきました。

走りも期待できますが・・・
もちろん、持ち上げた時にも、これだけ違うと、はっきりと感じ取る事が出来ます。

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さて、上の画像は以前の記事で書いた130ミリ幅のハブ(後輪)を135ミリの
エンド幅のフレームに合わせる為の小物。
この重量は・・・新ホイールに入れていません。
とは言っても数グラムの物ですから、たいしたことはないのですが・・・
しかし、エンド幅の違いが、ちょっと問題になる事もありました。

実は後輪のクイックレリーズシャフトのことなのです。
(もちろん、フロントはエンド幅は変わらないので問題なし)
ライトプロの後輪用QRシャフトはダホン オビワンのオリジナルと比較してみると
5ミリ短いのでした。
(ライトプロホイールは130ミリエンドフレーム用なので)
これでは少し不安になるので今のところ、ライトプロ付属のQRは使用せずQRは前後とも
オビワンの純正ホイールに付いたものを使っています。

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黒のQRセットがダホン オビワンに付属していた物。
シルバーのQRセットがライトプロホイールに付属していた物。

QRセットも重量比較をしてみましょう。
フロントはダホン オビワン純正が50.0g、ライトプロは47.5g。
リヤはダホン オビワン純正が60.0g、ライトプロは56.0g(5ミリ短い)という結果で、
いずれもライトプロが軽いものの、その差は僅かでした。
形式、形状が、ほぼ一緒なのでチタンを使うなど材質でも変えない限り、
ここは大きく重量が変わることはないのでしょう。

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QRは、しばらく適当な手持ちの物を使っておき、何か軽量な適当な物でも見つけたら
交換するとしましょう。

そうそう、ダホンは折り畳み時にホイールを外す必要はないので上の画像のような
レバーがない6角レンチ式などの軽量な物でもよいかもしれません。
ただし、一般向けとするとフロントはネジを切った上で短く加工する必要があります。
(ダホンのフロントエンド幅は73ミリ程度しかない為)
またリアは135ミリエンドのMTB用の長い物が必要となります。

でも、6角レンチ式のシャフトなどにしているとパンクした時に予備チューブほか修理道具一式は
持っているのに6角レンチがなくてホイールが外せないとかになるんだよね(笑)

※次回は軽量ホイール+軽量タイヤによる走行のインプレッションを。
(例によっていつになるかは、わかりません)

ダホン オビワン 8,8㎏への道 その4
はダホンのホイール交換についてです。
(お待たせいたしました)

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中国在住の知人が中国で入手して送ってくれたホイールは「LitePro」と書かれた
ステッカーが貼られていました。
私、自身詳細に見比べたわけでは有りませんが知人いわく、
実質的にダホン プロホイールやキネティック(キネティックス)として売られている物と
同じだろうとのことでした。

まあ、詳細に見れば違いはあるのかもしれませんが画像のようにスポーク本数は少なく、
またスポークアレンジも攻撃的なスタイルです。

カラーは私が選択したシルバー以外にブラック、レッドもあるとのことでした。
レッドはいかにも交換したとアピールできて面白いかとも思ったのですが知人の
「レッド アルマイトは処理が悪いのか色が褪せやすいので避けた方がよい」
といわれ軽快な(無難な)シルバーを選びました。


さて、届いて最初にしなければいけないのはリヤハブのエンド幅と構造の確認です。
前回の記事に書きましたがホイールのエンド幅は(やはり)当然?130ミリでした。
(私のダホン オビワンはエンド幅135ミリ。多分日本仕様のビィスク/ビスクも同じですよね)
ホイールのリヤエンド幅は130ミリでしたから今度は135ミリに改造出来るのか?
構造の確認です。

余談になりますが私のブリジストン モールトンはエンド幅が
2種類あるうちの135ミリの方で130ミリのロード用ハブを使っています。

その方法は
①ロードハブの中空シャフトを外す。
(シマノ 旧アルテグラハブ使用)
②MTB用の135ミリエンド幅用、中空シャフトに組み替える。
③ハブ左側に5ミリ厚のスペーサーを入れる。
④ホイールセンターを左に2,5ミリ寄せる(ずらす)
このようにして、もともとは130ミリのロード用リヤハブを135ミリエンド幅のフレームに
使っています。
この手法が使えないかと考えていたのですが・・・

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画像はLitePro・ライトプロ ホイールのリヤ左側。
ご覧のとおり・・・先に書いたシマノハブの改造手法は使えそうにありません(泣)

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そこで使うことになった小物がこれです。
(日本国内でも使われているのでしょうか?)
知人が上海の小径車専門店!?で見つけてくれた小物です。
形としては単純な物なので旋盤があれば簡単に削りだせるでしょう。

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先ほどの小物を裏返してハブの左側に被せます。
これでリヤエンド幅が、
「あ~ら簡単、130ミリから135ミリに変わりました!」
なんとハブ左側にアルミの小物を被せクイックシャフトを通すだけという、
ちょっと心配になる方法ですけど。

しかし、この小物、もともとはフロントホイール用に考え出された物らしく、
73ミリのダホン専用フロントホイールの両側に、
この小物(形はほぼ一緒ですが、もちろんサイズは違う)を付ければ
100ミリのエンド幅のフレームで使えるという代物だったようです。

被せただけでガタはありますし少し心配ですが、他に考え付かないので、
この方法で行くことにします。

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小物とハブはガタがあり、このままでは簡単に取れてしまいます。
出先でのパンク修理や整備中に落としてしまい転がってなくしてしまう事も
考えられますので念の為、ボンドで接着しておきます(笑)
(強度的にはクイックシャフトを通しフレームに固定してしまえば特に問題はなさそうです)


さて、これでリヤホイールのエンド幅は130ミリから135ミリになりました。

でも、これで使えるようになった訳ではありません。
ハブ左側のみ5ミリのスペーサーが入ったのですからホイールのセンターが狂ってしまいました。
ホイールセンターを左に2,5ミリ寄せてホイールの左右センターを出さなければいけません。

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さっそく、ホイールのセンターを調整しようと思いホイールを見てみます。
ライトプロホイールのスポークとリム部分。
「あれっ、ニップルが有りません?」

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ライトプロホイール(その他の、この手のホイールも同様)はニップルが
リム内部側にあります。
その為、ニップル調整はタイヤが付いていると行えません。
タイヤを付ける前に、このような「T字型」のニップル回しで調整していきます。
ホイールセンターを変更する前に縦横のフレを確認してみましたが・・・
まあ、こんなもんか?と言うレベルでした。
リムの継ぎ目の精度は、それほど悪くはなさそうです。

左にスペーサー5ミリを入れたのでセンターを2,5ミリずらしながら
ホイールセンターを出していきます。
もちろん、センター調整の作業の影響でホイールの縦横のブレも少々、出ますし、
もともとあった細かいフレも少しずつ目立たないよう調整していきます。
と、まあ偉そうな事を言いましたが最後の詰めが、なかなか決まらず(笑)
スポークの本数が少ないのとアレンジの関係で細かい、調整がなかなか出ません。
まあ、どうせ少し乗れば馴染みも出てフレもまた少し出た頃、タイヤのローテーションを
兼ねて再度フレ取りをすればいいや、と適当?な所で切り上げました(笑)

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リヤホイールの話ばかり書いてきましたがフロントの画像も。
まるで、おもちゃの様なフロントハブとスポーク。
フロントの縦横のフレは調整せず。
ざっと見たところ、気になるフレはなかったので少し乗り込んで
馴染みが出た頃、タイヤローテーションをしながら微調整をするつもりです。
(当然、リヤと一緒の次期ですね)


さて、ホイール交換による軽量化の結果は、そして軽量タイヤとあわせた
試乗のインプレッションは・・・
また、後日、次回の記事と言うことで。

8.80kgに収まったダホン オビワン(日本名 ヴィスク/ビスク)について書いていく、
この記事、今回は、いよいよホイール交換について・・・書きたいのですが。
なかなか、時間がありません。
次回、ホイール交換の実際の作業については詳しく書きたいと思います。
(8.80kg・・・重量計測時、メーカーカタログなどと同じくペダル、スタンドは装着せず)

ダホン オビワンを購入すると、やはりホイール交換も興味がでてきます。
どうせ交換するなら見た目も変化がある高級バージョン(ダホン プロ)しか考えられません。
しかし、オプションリストの価格を見ると高価で手が出ません。

ところが中国在住の知人によれば中国国内でダホン プロやキネティック プロも安いけど、
名前に拘らなければ更に安価なホイールが入手できるといいます。
そのうえ、「多分、どこのブランドでも実質的にホイール自体は同じ物、
ネームが違うだけでは?」と言うことです!!!

「それでは、かっこ良いやつで一番、安く替えるものを1台分、買って送って」
 となったのです(笑)
(ホイールまで交換することになるとは、ホント、考えていなかった)


さて、私の買ったホイールの話の前にダホン オビワンのホイールについて
触れておかなければならないことがあります。

ダホンを良く知る方にとっては「何を今更」と言った内容でしょうが
初めてダホンを入手して改造しようと言う方にとっては間違えて手を出すと
面倒なことになるでしょうから書いておきます。

それはダホン オビワン(日本名 ヴィスク/ビスクも多分、同様のはず)の
フレームエンド幅の問題です。

フロントエンド幅は見るからに狭いので通常のハブでは問題があるのは初心者でも
多くの方が気が付くでしょう。
通常のスポーツ車がフロントエンド幅を100ミリで設定しているのに対し
ダホンは73ミリになっています。

リヤはダホンの車種によって違いがあるようですが
オビワン(日本名 ヴィスク/ビスクも多分、同様のはず)のフレームエンド幅は135ミリ幅と
なっています。
それに対して現行ロード系の部品(例えばシマノ デュラエースとか105など)は130ミリで
設定されています。
135ミリのエンド幅となるとMTB系パーツかシマノのミニベロ用コンポの
カプレオあたりになってしまいます。
(余談ながらダホン オビワン、シマノ カプレオは共になぜ135ミリ幅を選択したのでしょうか?
 小径車特有の短いリヤセンターのデメリットを解消する方策が135ミリにあるのでしょうか?)

困ったことにダホン プロやキネティック プロのリヤエンド幅は130ミリのみのようで、
簡単に交換OKとはいかないようです。

ところでダホンの日本販売元アキボウさんのHPでオプションの適合表を見ると
ダホン プロのリアホイールがヴィスク/ビスクにも適合するとあります。
日本仕様のヴィスク/ビスクはオビワンと違いリヤエンド幅が130ミリなのでしょうか?
ネットで調べてみると「ヴィスク/ビスクにダホン プロホイールが合わなかった」などの
記事が見られますから良く確認されてからホイール交換した方が良いと思います。

※(当方の確認不足、思い違いがありましたら、ご連絡ください)

さて、次回は130ミリの完組みホイールを135ミリエンド幅のオビワンに取り付ける
作業について書きたいと思います。
ただし、いつになるかは・・・・

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新ホイールにタイヤ、チューブ、スプロケットをセットしたところ。
ただし、リヤはフレームとホイールのエンド幅が違う為に、この前に簡単な作業と、
ちょっとした部品が必要でした。

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