コルサの毎日がヒルクライム

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私の住んでいる愛知県東部、豊橋市は三河湾に面しています。

その三河湾の南側、ほぼ東西に伸びるのが渥美半島、
そして三河湾を二つの半島ではさむように西側に知多半島があります。

豊橋市は渥美半島の付け根にあるので渥美半島は地元として馴染み深いのですが・・・

実は知多半島には今まで一度しか行った事がありません。
それも伊良湖からフェリーに乗って渡り自転車初心者と二人で少々走った程度でした。


若い頃はレースばかり、サイクリングに打ち込んでいた時期も峠越えを中心とした
走りでしたから、峠がない?知多半島に走りに行こうとは、あまり思わなかったのです。


30日の仕事がキャンセルになったので、どこかに走りに行こうと思って
昨晩、思いついたのが、そんな知多半島でした。
フェリー+自走で三河湾をぐるっとまわれば120キロ程度のようですが・・・
突然行こうと思い立ったので100キロ超の心構えがありません(笑)
そこで知多半島の付け根まで車で行き知多半島を一周するという軟弱、カーサイクリングと
相成りました(笑)


衣浦トンネル(衣浦港の海底をトンネルで通る有料道路)を抜けて少々南下した
武豊緑地に車を置いてスタートします。

あっ、そうそう、先に断っておきますが今回の記事には知多半島の観光地紹介とか
気の効いた食事処とかの話題は一切出てきませんので(笑)
ロードレーサーと渡り合いながら?BSモールトンで、とりあえず知多半島を回ってきたと
言うだけの記事ですから(笑)


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まずは南北に伸びる知多半島を東から西に横断して伊勢湾を望む常滑市に出ます。

知多半島?常滑市?ってどこ?と思われる中部地区以外の方も、
「中部国際空港 セントレア」なら、ご存知かもしれません。

久しぶりにセントレアを眺めて会社員時代、空港島建設に携わっていた時(もちろん、ほんの一部だけ)、
部下が、いろいろ問題を起こして苦労したことを思い出しました(笑)。
あれは、もう何年前のことだっけ・・・と、遠い空を見る(笑)


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セントレアを見て常滑街道(知多半島の西側を南下する街道)を進みます。

常滑市から美浜町に入り野間地区にある「野間崎灯台」。
海岸線を走る国道沿いに唐突?に出現します。


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少し国道を行き過ぎ振り返って撮った画像。
野間崎灯台が海岸線の、ごくごく低い位置にあるのがわかります。


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説明文には・・・・「全国の灯台ファンに親しまれている人気の灯台」とありますよ。

そういえば以前、伊勢湾海上交通センターの女性職員さんに
「灯台人気100選(だったと思う)」の話を聞いたり「灯台バッジ」を貰った事があったけ(笑)
「灯台萌え」の人もきっといるんでしょうね!


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知多半島の先端に程近いところにある「豊浜漁港」
なぜ、ここで画像を撮ったかというと・・・
この画像を撮っている道をはさんだ所にある神社が・・・

ちなみに豊浜は天下の奇祭「鯛祭り」で有名なところ。
(竹と木で骨組みを作った10~18m(1トン超)の鯛神輿が町内を練り歩き最後は海に入るという、お祭り)


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白い、「のぼり」に注目してください!
先の豊浜漁港の画像から見ても海岸線からすぐで低いところでありながら
「峠の地蔵さん」と書いてありますよ。
なぜ、海岸線の低いところに「峠の地蔵さん」なんでしょうか??


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知多半島の先端、幡豆岬から走ってきた方向を望みます。

先ほどの豊浜漁港及び「峠の地蔵さん」は突き出たように見える山の影にあたります。
もしかしたら現在の海岸線の道路が出来る前は、画像に見える山を越える道があったのかもしれません。
それならば「峠の地蔵さん」も、なんとなく納得が行く説明が付けられます・・・
かつては豊浜から師崎(知多半島の先端の町)に来るには山越えの道があり、
その峠には地蔵さんがあった。
しかし海岸線の道が出来た為、峠の地蔵さんは海岸線の国道沿いに下ろされ交通安全を・・・
(以上はコルサの妄想なので)

ちなみに画像の自転車はコルサのものではありません。こちらも念の為。
それにしても右手の崖の地質も気になるなぁ(笑)
(知多半島は化石を産出する場所でもある)


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知多半島の先端、師崎(もろざき、と読みます)
師崎港は日間賀島、篠島そして渥美半島(伊良湖岬)などに渡る船が出入りするので、
なかなかの賑わいです。

今、ちょうど渡船が桟橋に着岸しようとしていますね。


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師崎からは知多半島の東側を海岸線に沿って走る師崎街道(国道247号線)を北上しました。
向かい風に苦労しながら走っていて河和付近を過ぎ
(すれ違うロード乗り諸君、君の調子が、いいんじゃなくて追い風なんだよ)(笑)
ふと振り返ると師崎方面が見えるのに気が付きました。

画像では良くわからないと思いますが・・・
中央に高く見えるのは師崎の「チッタ ナポリ」(ホテル)なのかなぁ?


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武豊緑地まで帰ってまいりました!
画像は対岸に見える「碧南火力発電所」ですね。


知多半島、とりあえず(初めて)一周してきました。

次回は食事を楽しんだりして、じっくり観光?
それともロードレーサー+フェリーでツールド三河湾(三河湾一周)かなぁ(笑)

先日、フロントフォークのコラムを切って欲しいと友人が訪ねてきました。


今回、私はブログで、この作業と便利工具を、ご紹介するべく画像を撮りながら、
ご指導することにし(笑)ご本人に作業してもらうことにしました。


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フォークコラムカットの便利グッズ(工具)、パークツールのSG-6です。

パークツールにはSG-6の他、SG-1、SG-2があります。

SG-6は「スレッドフォーク切断ガイド」とカタログに書かれています。
それに対してSG-1、SG-2はスレッドタイプのフォーク用の工具となっています。
SG-1、SG-2はスレッドフォークを切断する際、非常に精密にカット出来ますし、カット後、
ガイド工具から外す作業で、一緒に、ねじ山も綺麗に、さらってくれると言う便利な物
ですがそれぞれ、各1サイズにしか対応していませんし高価ですから
一般的にはSG-6だけでOKでしょう。
私は、もう何年もSG-6でスレッドフォークもカットしていますが問題が発生したことは有りません。

SG-6には1インチから1-1/4のフォークコラム(パイプ類)をセットする事が出来ます。
ちなみにSG-6のカタログ値段は¥7,171円でした。(カタログが古かったら、すいません)


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SG-6にフロントフォークをセットします。

話はそれますが今回、持ち込まれたこのカーボン製Fフォーク、画像のように
保護用のスポンジ、ビニールが巻かれた状態で実測、330g程度でした(カット前)。
梱包なしなら楽に300g以下でしょうか?
こんな軽量なFフォークで選手が激しいレースを走るのですから
恐ろしい時代になったものです(笑)


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工具にセットしたコラム部分のアップ。
赤い矢印部分のスリットにカナノコの歯が通ります。

切断位置を決めて、コラムにマーキングしたら矢印位置のスリット上から覗き込み、
マークが見える位置に固定します。


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位置を決めて固定したら後は切断するだけです。
確実に固定してあればパイプに対して垂直な切断が簡単に出来ます。
切りながら、ゆがんでいないか、など、切断位置を確認し直す必要はありませんし、
切ることに集中できます。

今回のようにカーボンパイプですと、あまり力任せに切るのは、お勧めできませんが
(繊維がバラけるものもある)アルミパイプなどは、ガンガン切って問題ないでしょう。
(もちろん、アルミでも加熱に注意)
またチタンのパイプはノコ歯が加熱し過ぎて、その結果、熱でノコ歯が、
なまってしまう事がありますので要注意です。
(時間をかけて切断し加熱し過ぎないようにするか、オイルなどをかけて冷却する)


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またまた話が飛びますが、
私が使っているカナノコ(ハンドソー)は「LENOX レノックス(米)」
これが、また大のお気に入り。

それまで使っていたカナノコに比べて精度が高く(ノコ歯の歪みがなく切断面の幅が最小限など)、
これを入手した時は(少々、お高かったのですが)本当に嬉しかったですね。
この、ノコギリについてはいずれ、また機会があったら(笑)


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切断が完了したら、まずはパイプの切断面内部を仕上げておきます。
ホーザンの「バリ取りナイフ K-35」、この工具はパイプの内部のバリを取るのに非常に便利。
替刃には鉄工用、プラスチック用、万能型があり、付属しています。
最近は類似品がホームセンターなどでも売られるようになっているので一度、ご覧になってみては?
それほど高価なものではありません。


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もちろん、バリ取りナイフでなくてヤスリを、かけてもいいんですけど(笑)


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パイプの外側もヤスリでバリを取り、わずかに面取りもして綺麗に仕上げておきます。


以上でフォークコラムのカット作業は完了です。


このSG-6はフロントフォークコラムのカットだけでなくシートポスト、ハンドルバーの
直線部分のカットなど非常に重宝します。
もちろん、自転車以外のパイプ物のカットにも有効です。
興味ある方は、ぜひ精度の良い、カナノコ(ハンドソー)とセットで使ってみてください。
絶対便利ですよ。

27日は、名古屋の自宅から袋井市の工場に転勤になった、タキちゃんが自宅まで来てくれた。
少し前から単身赴任しており、少し落ち着いたということで寄ってくれたのです。

私といえば、この土日、少々忙しかったのですが、タキちゃんが訪ねてくれたと言うことで、
後のことは考えず(笑)二人でサイクリングに出かけることにした。



今回は時間に余裕がなかったので、いろいろ寄り道する余裕がありません。
それで渥美半島 伊良湖岬を素直?に回ってくるルートとしました。


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で、いきなり伊良湖岬(笑)

左手は太平洋、右手は伊勢湾、三河湾になります。


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一枚目から少し左(南)を見ると、私のブログに良く出てくる「神島」
遠くにかすむのは三重県ですね。
伊良湖岬(愛知県)の方が、ずっと近いのですが、この島は三重県になります。

今回は「サス付き自転車つながり」ということで、タキちゃんはジャイアントのMR-4、
私は最近、こればっかり?のBSモールトンで。

タキちゃんのジャイアントはメインコンポがシマニョーロ(シマノ+カンパ)で
構成されています。
タキちゃんいわくチェーンとスプロケット以外は、みんな変っているんだって(笑)
普通、チェーンとかスプロケットは消耗品ということで変わるんですけど・・・・


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これが伊良湖岬の灯台です。
現在は既に役目を終え観光スポットとして活躍しています。

だいたい、灯台にしては波打ち際に立っており、
これで遠くまで明かりが届いたのでしょうか?
(現役時代から、ここに経っていたとは思うのですが・・・)


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灯台の代りは高台にそびえる、この施設。
「伊良湖岬伊勢湾海上交通センター」

灯台に変わって伊勢湾口を通る船を管制している施設です。


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伊良湖岬の港に回ります。

すると今、話題の・・・これって何かわかりますか?


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少し角度を変えると・・・そう、フェリーボートなんです。

「このフェリーが何で今、話題かって?」
愛知県、中京圏以外の方は、あまりピンとこないかもしれませんが
50年近く営業を続けてきた、この伊勢湾フェリー(伊良湖と鳥羽を結ぶ)が
今年9月いっぱいで廃止になると3月24日、発表されたからなんです。

廃止の理由は自動車道の整備や例の高速割引の影響で大幅に利用者が
減ったからなのだそうです・・・残念!


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記念に、たくさん画像を載せておくことにしましょう。
下2枚は、ちょうど港を出て鳥羽に向かう伊勢湾フェリー「鳥羽丸」

そういえば、この伊勢湾口、何年か前には橋を架けると言う話が盛り上がっていた事があります。
その為か愛知県側の県道2号線が国道42号線に格上げまでされていたのです。
(42号線は三重県側に以前から存在。いずれ橋でつながる予定だったのでしょう)

ただ、流れの速い伊勢湾口、距離にして25キロ?も有るのですから技術的にも
財源的にも簡単な物ではありません。
本州、四国を結ぶ橋が作られた頃から、この伊勢湾口の橋の計画は
聞かれなくなってしまったような気がします。


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特に意味はありませんが伊良湖港東側の「伊良湖ガーデンホテル」

毎年、9月?に行われる伊良湖トライアスロンの水泳競技は、
このホテルの前、画像左手の方で行われます。
ちなみに自転車競技は、この画像の奥のほうを走り自転車からランに移った選手達は、
このホテルの前を通り、画像右手の方に走っていって先ほどの灯台、
海上交通センターの方に走っていくのです。


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ガーデンホテルの東側の信号を左に折れて北に向かいます。
しばらく進んで振り返ると・・・
先ほどの伊良湖岬と神島が見えます。

そして、この直線道路。
ここは、わずかな曲がりがあるものの、ほぼ10キロになろうかという直線があります。


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冬場、強い北西の風が吹き付ける渥美半島です。

ここには大型の風力発電用風車が5基並んでいます。
赤白に見える構造物は伊良湖岬の北のはずれ「立馬岬」手前にある火力発電所の煙突ですね。
この空の青さはストラトス(成層圏)を意識してしまいますねぇ?(笑)


さあ、帰るとしますか・・・
強風が追い風になるといいけど(笑)

21日、朝起きると雨はやんでいましたが、どうも天気の様子が変です。

外に出て遠くを眺めてみると、薄暗いのですが曇天と言うわけでもないようです?・・・
とにかく、遠くが、かすんで見えにくくなっています。

どうやら天気予報どおり黄砂が押し寄せてきているようなのです。


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さいわい、雨は夜のうちに、やんで道路も乾きだしましたので少し走ることにします。

ここは田原市、いつもなら、ここから蔵王山が見えるはずなのですが・・・見えません。
ここから蔵王山頂上までは約3キロ、麓までなら、わずか2キロ程度なのですが、
まったく見えません。


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三河湾と衣笠山(蔵王山の西側の山)・・・
撮影地点は田原市の仁崎海岸


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19日に見た上の画像の撮影地点。
山裾左端の小山の向こう側が撮影地点(左端の海上に小さく見えるのは姫島)


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20日の三河湾の様子・・・
同じ三河湾でも、19、20日と21日では、こんなに表情が違います。


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黄砂だけでなく風も強くて海鳥も大変そうです。


海鳥だけでなく自転車の私も(強風の影響で)大変なので、
早々に引き返すことにしました(笑)

20日の土曜日は午後用事がありますがお昼までに帰れば良いので
午前中、3時間走ることにしました。

場所は昨日も走った田原市の三河湾沿い(笑)

本日も(昨日と同じく)豊橋市と田原市の境界近くに車を置いて走り出す。


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まずは蔵王山の北西側の白谷(しろや)集落。

ここには、かつて石灰岩の採石場があって、その採石作業や船への積出し作業で、
意外に地元が潤っていたことは聞いた事がありました。
(周辺の集落はかつて半農半漁で現金収入は少なく厳しかったらしい)

しかし、現在は採石は蔵王山の、すぐ西側のみになってしまっていたと思っていたのですが・・・
現在でも白谷で採石が行われていました。
(画像の現場は道の狭い白谷集落の中に入って行かないと見えない場所にある)
(現在のメインルートからは、採石場は、ほとんど見る事が出来ない)


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採石場の見える白谷の公民館(かつては他の施設だったらしい)の前に置かれた石ですが・・・
よく見ると鍾乳石のようです。
白谷の石灰岩採石場にも鍾乳洞(多分、規模は小さかったのでしょうが)があったのでしょう。


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昼には家に帰らなければなりませんから今日は伊川津海岸までで、あきらめることにします。
画像は伊川津海岸から渥美湾をはさんで見た小中山の火力発電所。

昨日と同じくのどかな海です。これが21日になると・・・


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例によって最後は遺跡シリーズ(笑)
北屋敷貝塚(縄文時代中期中頃)のあったところ。
(田原市石神町北屋敷  国道259号線 石神交差点の西側)

考古学に詳しい方なら東海地方の縄文時代中期中頃の土器の基準のひとつともなっている
「北屋敷式土器」を思い出されるかもしれません。
その割には一般的に資料がなく、その北屋敷式貝塚の場所がここだったとは
つい最近になって知りました。

貝塚があったところは国道沿いの住宅になっていますが、かつては波打ち際だったと思われます。
手前は近年埋め立てられて分譲住宅地になっていますが以前は低地で田んぼなどでした。


さて走行時間が1時間30分近くなってきたので(今日の走行時間は3時間しかない)
引き返すとしましょう。

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