10月14日はサイクリングを楽しみながら幡豆町の古墳を
見てきました。
今回は幡豆町大字西幡豆字中郷にある中之郷古墳(穴観音)です。
見てきました。
今回は幡豆町大字西幡豆字中郷にある中之郷古墳(穴観音)です。

中央奥に見えるのが墳丘です。

観音堂?、右側の石垣に石室に続く穴が開いています。

現地の説明板の図を見ると・・・
古墳の石室の中心軸と現在の羨道部?の中心軸がずれており、現在の
開口部周辺は後世に改変された石積みになっているようです。
また、東海地方で、いち早く取り入れられた横穴石室とされ古墳の
形状から北部九州との関連が指摘されています。
古墳の築造は古墳時代中期後葉(5世紀後葉)と考えられているようです。

現在の開口部には穴観音様が祀られています。

弟子が内部を観察しています・・・
「ライトを忘れて内部が暗く見えません」
「自転車のライトがあるじゃん」(笑)


穴観音様の脇の狭い開口部から石室内部の撮影に挑みます。
やはり羨道部?と石室の中心軸はずれており石室内部は見えません。
また、石柱が内部に建てられ補強されていることがわかります。

観音堂の裏手から墳丘に登って見ることにしました。

この画像からもまわりに住宅が建ち墳丘が大きく削り取られ改変されて
いることが、お分かりになるかもしれません。
三河湾が見える立地に作られた古墳の被葬者は海上交通を掌握して
いた人物ではないかと考えられています。
※つづく