2本止ピラーを素早く調整する工具について
まずは代表的な?2本止めピラーの画像です。
一番右が 「フジタ ヒューペルライダー」
(小物類がスチール製で重く、さびやすいのが欠点でしょうか。)
まずは代表的な?2本止めピラーの画像です。
一番右が 「フジタ ヒューペルライダー」
(小物類がスチール製で重く、さびやすいのが欠点でしょうか。)
右から2番目が 「カンパ スーパーレゲロ」
(レコードとは細かい部分で違いがある。ただし画像の物はなぜかコマナットがレコード。
適当?なところがカンパらしい 笑)
(レコードとは細かい部分で違いがある。ただし画像の物はなぜかコマナットがレコード。
適当?なところがカンパらしい 笑)
右から3番目が 「サンツアー シュパーブ」
(製造はスギノ。今でも選手に愛好者も多い)
(製造はスギノ。今でも選手に愛好者も多い)
一番左が 「サカエ ロイヤルP1SL」
(機械加工による肉抜きがすごい。肉抜きパターンが違うがボルト類がチタン製のP1ESLもあった)
(機械加工による肉抜きがすごい。肉抜きパターンが違うがボルト類がチタン製のP1ESLもあった)
その他に2本止めを作っていたのはスペインのゼウスぐらいでしょうか。
ゼウスは「51クリテリウム」という製品があったと思うのですが、今回、
見つかりませんでした。
誰か、持って行ってしまったんだったけ?覚えていない。
ゼウスは「51クリテリウム」という製品があったと思うのですが、今回、
見つかりませんでした。
誰か、持って行ってしまったんだったけ?覚えていない。
2本止めピラーはサドルの角度を微調整可能な優れたパーツだと思います。
(ポジションにシビアな競輪選手には、いまだに愛用者も多い)
ところが最近、「2本止めピラーのサドルセットが面倒」という話をあちこちで見聞きしました。
また2本止のピラーの中古を手にするとネジの頭をナメている事が多く、
皆さん、無理して作業しているのだなと、いつも思っていました。
たまたま、自分のサドルを交換することもあり
今まで自分なりに工夫して一番、良さそうな方法を紹介します。
まず、3種類の工具の画像
一番下がおなじみ「スギノのサドルスパナ」
真ん中がホームセンターなどで売られている安価な「ラチェットメガネ」
(正式名称ではないかもしれないが、ここでは、そう呼ぶ)
一番上が「ラチェットコンビレンチ」または「ギアレンチ」等の名称で売られている
ラチェット式スパナ。
(メーカーによって名称がまちまち)
画像の物は「ファクトリーギア」という工具専門店のオリジナルブランドで「DEEN」というもの。
スパナ部分(ボルト、ナットを回す部分と柄の部分が動き角度が変えられるのがミソ)
首振りラチェットレンチ ちなみに店頭価格 1840円前後。
「スギノのサドルスパナ」
「メガネ」の方が10ミリで2本止めのボルトに合うようになっている。
後ろ側からなら作業出来る。
ただ、スパナをいちいち、ボルトに掛けなおさなければならず、たくさん回すのは面倒。
また、サドルとピラーをセットしてからではサドル前側のボルトは、ほとんど調整できない。
「ラチェットメガネ」
「ラチェットスパナ」を使うとサドル後ろからの作業が劇的に早くなり非常に便利になる。
(スパナを左右に振るだけで、スパナを、かけ替える作業が必要ない)。
ただ、サドル前側からだとラチェットが作動するほどスパナが左右に、ふれず作業できない。
(歯車が18ノッチで作られておりスパナが20度以上動かせない狭いところでは作動しない)
サドルをピラーにセットしてから前側ボルトを調整するのは無理だが(この工具で)、
仮固定してからでも後ろから締めたり緩めたりの作業は早いので、それなりに効率はよくなる。
「ラチェットコンビレンチ」または「ギアレンチ」(メーカーによって名称が違う)
一番のお勧めがこれ「ラチェットコンビレンチ」。
DEENに限らず高級な「ラチェットコンビレンチ」はサドル前側の狭いスぺースでも
ラチェットが作動し緩めたり閉めたリが可能。
(歯車が72ノッチと細かくレンチが5度動かせれば狭いところでもラチェットが作動する為)
サドル後ろからは、もちろん、楽々。
サドル前側のわずかなスペースでも5度以上振れるのでラチェットが
作動して楽々作業可能。
柄の角度を変えて使いやすい位置で柄(ハンドル)を操作できる。
以上いかがでしたか?使ってみると本当に便利ですよ。
もし、サドル前側から作業されるなら絶対、下記の条件の物を、購入してください。
多少、高くても作業効率は劇的にアップしボルトの頭を傷める事もなくなります。
また、ナット止めのブレーキ本体のナットも10ミリが多く、そちらにも使えます。
(ブレーキのナットは樹脂などの緩み止が付いている物も多く、かたく回すのが面倒の物も多い)
1、72ノッチ(5度で作動するのでサドル前側からでも作業できる)
2、柄の角度が動かせる構造(サドルベースなどに緩衝しない位置で柄を操作できる)
※ボルトが緩すぎてラチェットが効かない場合はボルトを指で押さえるなどしてやれば
問題なく作業できます。
指で押さえる時、レンチが外れないように注意して押さえる様にすればボルトの
頭を更に傷めにくくなります。
(ポジションにシビアな競輪選手には、いまだに愛用者も多い)
ところが最近、「2本止めピラーのサドルセットが面倒」という話をあちこちで見聞きしました。
また2本止のピラーの中古を手にするとネジの頭をナメている事が多く、
皆さん、無理して作業しているのだなと、いつも思っていました。
たまたま、自分のサドルを交換することもあり
今まで自分なりに工夫して一番、良さそうな方法を紹介します。
まず、3種類の工具の画像
一番下がおなじみ「スギノのサドルスパナ」
真ん中がホームセンターなどで売られている安価な「ラチェットメガネ」
(正式名称ではないかもしれないが、ここでは、そう呼ぶ)
一番上が「ラチェットコンビレンチ」または「ギアレンチ」等の名称で売られている
ラチェット式スパナ。
(メーカーによって名称がまちまち)
画像の物は「ファクトリーギア」という工具専門店のオリジナルブランドで「DEEN」というもの。
スパナ部分(ボルト、ナットを回す部分と柄の部分が動き角度が変えられるのがミソ)
首振りラチェットレンチ ちなみに店頭価格 1840円前後。
「スギノのサドルスパナ」
「メガネ」の方が10ミリで2本止めのボルトに合うようになっている。
後ろ側からなら作業出来る。
ただ、スパナをいちいち、ボルトに掛けなおさなければならず、たくさん回すのは面倒。
また、サドルとピラーをセットしてからではサドル前側のボルトは、ほとんど調整できない。
「ラチェットメガネ」
「ラチェットスパナ」を使うとサドル後ろからの作業が劇的に早くなり非常に便利になる。
(スパナを左右に振るだけで、スパナを、かけ替える作業が必要ない)。
ただ、サドル前側からだとラチェットが作動するほどスパナが左右に、ふれず作業できない。
(歯車が18ノッチで作られておりスパナが20度以上動かせない狭いところでは作動しない)
仮固定してからでも後ろから締めたり緩めたりの作業は早いので、それなりに効率はよくなる。
「ラチェットコンビレンチ」または「ギアレンチ」(メーカーによって名称が違う)
一番のお勧めがこれ「ラチェットコンビレンチ」。
DEENに限らず高級な「ラチェットコンビレンチ」はサドル前側の狭いスぺースでも
ラチェットが作動し緩めたり閉めたリが可能。
(歯車が72ノッチと細かくレンチが5度動かせれば狭いところでもラチェットが作動する為)
サドル後ろからは、もちろん、楽々。
サドル前側のわずかなスペースでも5度以上振れるのでラチェットが
作動して楽々作業可能。
柄の角度を変えて使いやすい位置で柄(ハンドル)を操作できる。
多少、高くても作業効率は劇的にアップしボルトの頭を傷める事もなくなります。
また、ナット止めのブレーキ本体のナットも10ミリが多く、そちらにも使えます。
(ブレーキのナットは樹脂などの緩み止が付いている物も多く、かたく回すのが面倒の物も多い)
2、柄の角度が動かせる構造(サドルベースなどに緩衝しない位置で柄を操作できる)
問題なく作業できます。
指で押さえる時、レンチが外れないように注意して押さえる様にすればボルトの
頭を更に傷めにくくなります。
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