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先日アップしたグランテック、3台の画像・・・
実は3台とも預かり品なのでした(笑)
①一台めは分解してフレーム、純正BB+CW+ステム付で、けったさんのカスタムベースに。
②二台目は一時、フレームを、お借りしてコルサのテスト用?に。
③三台目は田爺さんの為にカスタム中。

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今回は私が手持ちの部品で「でっち上げた」(笑)グランテックを、ご紹介します。
フレームは各部(とは言っても酷いのは2ヶ所)に結構なサビが出ていたのですがオーナーが特に
ひどいところはサンドペーパーや真鍮ブラシで磨いてサフェーサー(金属塗装時の下地塗料)
を吹いて補修してくれてありました。
幸いサフェーサーはフレームのシルバー塗装と似た色で画像ではあまり
見分けがつかないかと思います。
(天気の良い時に撮影したので影がうるさくてすみません。)

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グランテックのフレームのエンド幅はフロント100ミリ、リヤは130ミリ程度です。
その為、リヤエンド幅も現在、普通に使われているロードハブに適合します。
そこでホイールは手持ちのロードレーサーの物を流用。
シマノ デュラエースの完組みホイールを組み込んでいます。
(QRは好みでマビック製に交換)
スプロケットは11Tから25Tですから、そこそこ、いろいろな地形に
対応出来るのですが、やはりフロントがシングルなので登りなどを考えると、
つらいところです。

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駆動系。
(チェーンホイールについては後で書きます)
シマノの現行規格のホイールをセットしたので最大10速スプロケットが
使えるのですが事情があり(笑)
9速スプロケット+RDは旧型の9速、ティアグラをセットしています。
実は、これ、最近良く記事をアップしているダホン オビワンから流用しているからなのです。
(ダホンはアルテグラなどの部品で10速化したので部品が余ってきた)
そうそう、シフターはダホン オビワンに付いていたマイクロシフト。
マイクロシフトはティアグラとの相性も問題なく確実に変速してくれます。

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チェンホイールは初代シュパーブのクランクを使用。
チェンガードはスギノのシクロクロス用を外側のみ装着。
外側だけとしたのはチェーンラインの関係。
純正は内側にもガードを付ける為、ずいぶん長いBBシャフトでチェンラインを
驚くほど外側に振っています。
(左側のシャフトもバランスを取る為か長い)
しかし、これではリヤの9速スプロケットとの相性が悪くなるのではと
ダブル用のシャフトで組上げることにしました。
(その為、内側のガードはフレームに当ってしまい付けられない)
チェンリングはスギノマイティーコンペの内側補強アームを切り取った物。歯数は44T。
(BBセットはスギノ マイティW用、クランク固定ボルトはシマノ製?で純正ではありません)
フレームの形状から簡単にFDを取り付ける事が出来ないのでシングルのまま。
なんとか工夫してFDを付けフロントダブルにすると山でも使いやすくなるのですが・・・

ペダルは輪行時には着脱式の三ヶ島プロムナード イージーなどを使うつもりですが、
現在はテスト走行用、東京サンエス VIVAのディズナ。
前後に長く運動靴が安定するのにデザインはシンプルで大げさな感じがせず、
なおかつ埋め込まれたピンがゴム底に効いて滑らないのが大のお気に入りです。
そのうえ、底の柔らかい靴で乗っても接触する面積が広いせいか食い込む
感じがしないのも良いですね。

※続く