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先日、友人のT氏がガレージに立ち寄ってくれました。
T氏が乗ってきた車がこれ。
なんていう車かお分かりになりますか?

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前の方から見るとこんな感じ。
この車はルノー スポール スピダーという車です。
(正規代理店ではルノー スパイダーですがスピダーの方が一般的)

エンジンはルノークリオ ウィリアムズに積まれ名機として評価されたエンジンを
ミドシップに搭載しています。

1995年にロードバージョンとワンメイクレース用と開発販売されロードバージョン
は合計約1800ほどが販売され日本には220~230台ぐらいほど
輸入されたと言われているようです。
先にも書いた通り、この車、驚くことに正規輸入もされており当時、私は
ディーラー見に行って日本語のマニュアルがあるのに驚いた記憶があります。
(どうかんがえても少数しか輸入、売れないはずないのに)

結局、私は寒がりなのにヒーターがないのであきらめました。
(本当は・・・予算が少々足りなかった)

この車、見た通りサイドウィンドウはありません。
緊急用のキャンバスルーフ?が用意されていますが、ほとんど実用には
ならないようです。
(現車は、更にロールバーが外されておりルーフは付けられない)
シャシーはしっかりしたアルミ製のフレームがあり剛性は非常に高いようです。
ただ、その分、車重は重くなってしまい同時代のロータスエリーゼ シリーズ1ほど
ヒットしなかったと思われます。

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ドアはこんな風にあくんです。
カウンタックなど、このように空くドアをガルウイングという風に言うのを
聞くことがありますがそれは間違いです。
ガルウイングはメルセデスSLなどの様に、羽ばたく翼のようにあくタイプを言い、
今回のスピダーはシザースドアといったほうが的確だと思います。

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T氏は、かつてロータスツインカムエンジンを積んだロータスヨーロッパを
所有していたこともあるとのことでウェーバーキャブの調整はお手のもの。
以前、自分でいじって少し調子を崩していたキャブの調整をお願いしました。


この日は話し込んでしまいテストドライブは出来ず。
ただ、空ぶかしでも前後キャブもシンクロしレスポンスも鋭さを取り戻したような・・・
テスト走行が待ち遠しい(笑)