久しぶりの「自転車グッズほか」のカテゴリー記事です。
内容は・・・相変わらず、セコイ(笑)
s-DSC_9389

↑今回はDIA WEINMANNの文字がある小汚い箱。

小汚いとはいえ実はわざわざ友人から買ったものなのです()

DIAは若い方でもご存知の現在の(㈱)ヨシガイで旧、吉貝機械金属(㈱)のことですね。

いま、(㈱)ヨシガイといえば自転車部品全般を手掛けていますが、自分が本格的なロードレーサーに乗り始めた70年代中頃はブレーキ関係がメインで、それ以外は、わずかにステムなどを販売していた会社でした。

それでは「WEINMANN」はというと・・・スイスの会社でヨーロッパの市場を中心にブレーキ関係を作っていました(リムもたまに見かけますね)

吉貝機械金属株式会社となったのは1949年、そして1969年、スイス、ワイマン社と業務・技術提携を結び、アルミ合金製キャリパーブレーキの製造販売を開始したとあります。

s-DSC_9395
↑となると今回のサンプルは1969年以降のものということになります。
ちなみに雑誌広告を少し調べたところ、1977年頃のダイアコンペの雑誌広告には「ワイマン社と提携」と、はっきり書かれています。

この文字はステンシルという方法で書かれたものですね。

ステンシルは文字の部分を切り抜いた型紙の上から筆やスプレーで
色を付けると簡単に書くことが出来ます。
その為、軍用車両などにも見かける技法ですね。

s-DSC_9391
↑蓋は金属製(ブリキ?)で青い部分は樹脂でできています。
寸法は大雑把に言って縦横16センチ×22センチくらい。
まあ、なんということはない小パーツを整理しておく箱ですね。

ブレーキ類は細かい部品が多いのでショップさんで活躍したでしょうね。

s-DSC_9392
↑一応、裏側の様子。特に文字やマークは見られないので製造元はわかりません。

s-DSC_9394
↑中をよく見ると一ヵ所、仕切りがなく少し大きなパーツも入るようになっていました。

しかし、よく見ると左右の傾斜が微妙に違いますし刃物の跡らしきものも確認できます。
これはショップ?さんか個人でカットされたのかもしれません。
しかし、樹脂をこのようにキレイにカットするのは意外に大変なので最初から、
という意見も無視できませんが(笑)

 

こんな物でも、結構、楽しめて嬉しいのは・・・他に愛知県で何人くらいいるのでしょう(笑)