コルサの毎日がヒルクライム

2008年07月

27日はバイクナビGP ツールド新城、耐久レースでした。
(新城サマーエンデューロ)

我々、天狗党チームは3時間のクラスに出場します。
昨年はトップと同一ラップの2位だったので今年の目標はクラス優勝です。
今年のメンバーも昨年と同じ3人で走ります。


さて、3時間の耐久ですが、どういう作戦で走りましょうか?
大雑把に二つの作戦が考えられます。

作戦その①
一回の走行時間を少なくして、とにかくハイペースで走る。
その分、交替回数が増える。

作戦その②
一回の走行時間を多くして、長時間走れるペースで出来るだけペースをあげる。
その分、交替回数は少なくなる。

今回の新城のコースはライダー交代の為にピットロードに入ると本コースより、
かなり大回りになるレイアウトでロスタイムが大きい。
その為、我々は2位になった昨年と同じ②の方法で走ることにしました。

走行時間は一人1時間で一回ずつ。
交替は2回のみなのでロスタイムは少ないが一回の走行時間は一時間前後と長く、
ハイペースを維持するのはきつくなります。

走行順もいつもと同じで行くきます。
第一ライダーは混戦に強いうえに(スタート時、大人数の混乱をうまく処理できる)
ハイペースで行けるM隊長。
第二ライダーは私、コルサで無難?に行く。
第三ライダーは登り及び長距離に強いO氏で締める。




さて、レーススタート。スタートからM隊長はロードの先頭集団に混じりハイスピードで
順調に周回を重ねていきます。
4~5位ぐらいでしょうか。とりあえず、この順位は想定内。
今後、他のチームがピットなどでタイムロスをする間に徐々に浮上していくはずです。


と、ところが30分過ぎ、予定より大幅に早いピットインの連絡あり。
2番手の私は、まだアップもしておらず、慌ててトイレに行ってきます。
M隊長、スタート直後のハイペースと暑さのせいで予定時間の半分でピットインです。

私はアップもしていなかったので最初は意識的にペースを押さえて走ります。
1周目のラップは5分程度。ピットロード区間のタイムも入っていますので悪くありません。
2周目からはペースを上げていきます。
2、3、4周目はずっと4分後半で走れており順調です。

ところで、ここのコースは一周2,6キロしかありません。
一周するたびにラップを確認して残り時間をチェックします。
しかし、一周で5分程度しか経過(消化)していかないのです。
そしてコースには標高差30mといわれる登り区間があります。

一周しても5分しか時間は経過しない、でも確実にヒルクライムが5分毎にやってくる(笑)
限界スピード近くで走っていると、これが精神的にも体力的にも結構きついのです。

それに、今日は、どうも登りでペースが上がりません。
例年ですと表彰台を狙うようなチーム以外は登りで「ごぼう抜き」できるのですが
こちらのペースもあまりあがりません。
やはり練習不足のつけが・・・

結局、私も徐々にラップが落ちてきて40分程度の走行時間でピットインです。
それにして暑い・・・


イメージ 1

(画像は残り時間わずか、力走するO氏、マシーンはダホーン)

3番手のO氏は長距離耐久に強いのですが、やはり、この暑さのせいか辛そうです。
それでも、もちろん、ラップは4分台後半で刻んでいるようです。

この時点で、当然、当初の計画通りには行きません。まあ、この暑さで長時間連続走行は
かえってスピードを落としてしまうので仕方ないでしょう。
ピット時間を少なくして他チームを抜く作戦が実行できなくなりました。


最初の一時間で順位は4~5位ぐらいのようです。
そして2時間経過の順位は5位でした。
思いのほか苦戦しています。


後半、M隊長は最初の走りより体調も良くなっているようです。
また、ちょうど良いロードクラスのペースメーカーを見つけたようでペースが上がっています。
そしてラスト20分を切りピットイン、最後はO氏の走りに期待します。
O氏も最初の走りより、ペースが上がりゴールイン(3時間終了)


さて、ドキドキの結果ですが(既に1~2位は絶対無理なのはわかっていた)

最後の一時間で2チームを抜き、なんとか3位入賞に持込みました。
当初の目標、クラス優勝には程遠いものでしたが、
今回の状況(他のチームの高い実力、あまりに暑い状況、自分を含むチームメンバーの練習量)では、
とても、これ以上は望めなかったと思います。


いままで、我々のチームは特別速い選手はいないが3人とも、そこそこ走れる。
そのうえでピットロスを少なくして上位進出をはかって来ました。
この走りで速い選手はいるが他のメンバーとの実力差が大きいチーム、
ピットのロス時間が多い(ライダー交代が遅いなど)などを出し抜いてきたのです。

しかし、今年は若手の台頭も著しく?我々の戦闘力は、かなり低下している事がはっきりしてきました。
考えてみればM隊長、O氏とも50歳代です。48歳の私がチーム一番の若手?なのです。
年齢分けなどがない、このクラスでは、さすがにきついですね。
(それに暑さが歳を取るごとに厳しくなってきて・・・)

※結論※
「若い者には、もう、かなわない」

でも、完全に、あきらめたわけではありません。

秋の万場クリテ4時間耐久レースでは一位奪還を目指してがんばります。

いよいよ、バイクナビGP ツールド新城です。
とは言っても今日、26日、土曜日は個人ロードレースです。
今年はエントリーしていないので気楽に友人のレースを観戦に行きます。
(私の出場する耐久レースは27日に行われる)

明日、チームを組む友人「M隊長」のレースの様子は、こちらにて。
チ-ムHP→http://6125.teacup.com/tenngutou/bbs


イメージ 1

自分の脚の仕上がり具合は、まったくの準備不足ですが
マシンの準備は、「やっと」ほぼ?整いました(笑)
画像はレース前最終段階の仕様。

ハンドルがやや近かった件はステムを交換、10ミリ伸ばして対応。
そして、ハンドルの高さは、そのままでは調整幅がなかったので
(調整幅がありそうだがコラム延長キットの為、調整幅が実際はなかった)、
面倒ですが一度フォークまわりを分解してフォークコラムをカット、5ミリほど
ハンドルポジションを下げました。


イメージ 2

画像を見ていただいて目立つのはフロントのギヤの大きさでしょうか。
アウターにデュラエースのオプション、56Tを入れてあります。
時々、「何でこんなに大きなギヤがいるの?」と聞かれますが、
これはミニベロで速く走ろうとした場合、必然なのです。


ロードのホイール(27インチ 700C)の周長
(外周の長さ・言い方を換えるとタイヤが一回転した距離)は
約2,090ミリほどです。
そして、ルイガノの20インチWOの周長は約1,595ミリほどになります。

脚の回転が一定ならギヤ比を上げないとミニベロは27インチロードと同じスピードで
走れない事がおわかりになると思います。

普通の27インチのロードレーサーのトップギヤを52T×13Tと仮定します
(最近は、もっと重いが)。
そうするとクランクを「一回転」させた時、自転車の移動する距離は
52÷13(4,0)    4,0(ギヤ比)×2,090㍉(タイヤ周長)=8,360となります。

ルイガノには20インチWOサイズのホイールが装着されています。
そして今回、ルイガノはトップが56T×11Tにしてあります。
そうするとクランクを一回転させた時、自転車の移動する距離は
56÷11(5,091)  5,091(ギヤ比)×1,595ミリ(タイヤ周長)=8,120ミリとなります。

同じ20インチで表示されますがHEサイズならどうなるでしょうか?
20インチHEでレース用タイヤの周長は約1,470ミリになります 。
ギヤを56T×11Tでで比較すると
クランクを一回転させた時、自転車の移動する距離は
56÷11(5,091)  5,091(ギヤ比×1,470ミリ(タイヤ周長)=7,483ミリとなります。

20インチよりもっと小径な車輪はどうでしょうか。

たとえばモールトンの17インチならどうなるでしょう。
ブリヂストンのモールトン用17インチタイヤの周長は約1,340ミリです。
ギヤを56T×11Tで比較すると
クランクを一回転させた時、自転車の移動する距離は
56÷11(5,091)  5,091(ギヤ比×1,340ミリ(タイヤ周長)=6,822ミリとなります。



上記の通り、タイヤ周長を比較すると
(52-13T 8,360ミリ)(56-11T 8,120ミリ)
20インチWOタイヤの場合、56T×11Tのギヤ比でも27インチ52T×13Tのギヤ比と
比べて、やや軽い事がわかります。

20インチ表示でも周長の小さいHEサイズだと、もっと大きなギヤ比が必要になる事が判ります。
まして17インチ車輪ならば巨大なフロントアウターギヤか小さなトップギヤを装備しないと
27インチロードと互角のスピードを出せないことがはっきりします。

これが私がミニベロレースのベース車両として20インチWOにこだわるようになった理由なのです。
(他にも車輪径が大きい方が転がり抵抗が少ないと一般的に言われることも理由)



イメージ 3

20インチ リム比較
画像の大きい方が「20インチWOサイズ」小さい方が「20インチHEサイズ」
タイヤのビートワイヤー部の径でWOは451ミリ、HEは406ミリと表示されています。

21日はkokoさん企画のカフェポタに参加させてもらいました。

カフェポタの様子は、いつものようにkokoさん本人のブログにて
見ていただくことにしましょう(笑)
http://blogs.yahoo.co.jp/koko_car_suki/44230303.html

今回はkokoさん、まはろみつるさんがDAHONで走るそうで、それに合わせて、くさやんさんは
プジョー小径車で参加するとのこと。
それなら自分はBSモールトンが似つかわしいかな、と思いましたが小径車レーサーに部品を
流用して今、動けません(笑)
そこでレーサーとはいえ小径車のルイガノMV3Sで参加することにしました。

ということで、今回は新しくガレージにやってきた
ルイガノ MV3Sの紹介を、させていただきます。



MV3Sは7月27日にレースで使う予定ですが17日に仮組み完了したばかり。
18日、19日に合計26キロ乗っただけなので少しでも慣らしておきたいのです
(自転車もライダーも)。



イメージ 1

大垣市街の水路をバックにした「ルイガノMV3S改レーサー」

ハンドルまわりは、まだしっくりきておらず部品を探しているところで、現在は、まだ仮組みです。

ハンドルのボトルをつけてみました。
ミニベロは構造上、ダウンチューブが低くボトルが取りにくなります。
そこでハンドルの方が便利かな?と思って付けてみました。
低いところより取りやすい様でも逆に高すぎて扱いづらい気もします・・・。



イメージ 2

製作中の様子。

一応、BBネジをさらいBBフェイスの面研もしておきます。
画像はパークの工具でBBの面研しているところ。
下に見えるのは先に使ったBBネジのタップ(ホーザン製)

BBネジは左右のセンターがしっかり出ていました。
ただ前後ともフォークエンドの精度は、あまりほめられたものではありませんでした。
完成車価格から言えばこの程度か、とも思いますが昨年買ったパナソニック レマイヨーMは
半額程度でエンドの精度はしっかり出ていました。

追記
ハブのQRを開放するとエンドの精度が、あまり出ていないようにみえるのですが
後で、更にいろいろ測定してみるとハブを固定すればエンド部分の精度は出ているようです。
これは作られた時には(ハブの代わりの治具が入った状態)しっかり精度が出ていたが
溶接の際に若干、熱の影響があり治具あるいはハブを固定した状態では精度が出るが、
開放すると精度が出ていないように見えるらしい。
ようするに特に問題はないということでした。


イメージ 3

ホイールは昨年作った物をそのまま使うつもりでしたが結局組み直しました。

昨年使って、とっておいたホイールと今回購入したルイガノのホイールをバラして、いいとこ取りです。

あーめんどくさい(笑)

タイヤはルイガノのケンダよりシュワルベ ステルビオの方が細く軽かったので採用。
チューブはルイガノの方が少し軽かった。
リムフラップもルイガノの方が2g軽かった(笑)
スポークはルイガノの方が段付になっていて軽かった。
リムは同じ銘柄だったのにルイガノの方が、なぜか一本、15gぐらい軽かった。
ハブはルイガノの無名ハブの方が、うんと軽かったが昨年、高精度ベアリングに
交換チューンしたアルテグラを。



※ブログ容量確保の為、画像を削除しました※
昨年、使ったタイヤをチェックしていると、なんとタイヤサイドに大きなキズが!!
原因はわかりませんが、これではレースに使えないので新品を手配することに。
昨年のタイヤもほとんで乗ってなかったのに、また出費。ヤレヤレです。



イメージ 4

ミニベロは構造上、FDとチェーンの位置関係が通常の26インチや27インチとは
大きく違ってしまいます。
当然、変速に問題が出てしまいます。
ルイガノでは、このような取付バンドを使用してFDの位置関係を補正していました。



※ブログ容量確保の為、画像を削除しました※
とりあえず完成したのが17日の深夜。
早速、18日に初走行。各部のチェックをします。
ところが初走行にもかかわらず、無情の雨が・・・降りだしました。

まぁ、レースも晴天とは限りませんし、雨のブレーキの効き具合、タイヤのグリップも
確認しておくのもいいかと雨中走行しました。
それにブレーキゴムは雨天の方がなじみが早いでしょう。

画像はテスト走行後、自宅に帰りついたところ。雨で地面が光ってます(笑)

結局、ルイガノについていた部品で残っているのはサドル、スポーク、チューブ、リム、
リムフラップ、ブレーキ本体、FDくらい。
RD、STIもカタログどおりですが、実は昨年使った中古に、わざわざ変えています。

ブレーキ本体はテクトロが付いていました。これはシマノRB-600(ラージサイズ)に
交換するつもりでしたが最近のテクトロの品質を一度、チェックしてみようと思いなおし、
そのまま残しました。
制動力はドライもウェットも思ったより安定して効いていました。
ただ、ごく短時間のっただけにもかかわらず、カスがたくさん出ており、どう見ても
ブレーキゴムの減りがシマノより、ずっと早いようです(雨天だけでなく晴れの日も)。
これは今後、距離を乗って確認してみたいと思います。

その他、前後のチェンジ、駆動系は、ほぼ問題なし。

シート角度が69度と寝ており、気にしていたシートポジションでしたがピラーをオフセットの
ないものに換えた効果か、あまり違和感もなくほっとしました。

ただ、気になるのはステムが若干短くハンドルポジションが近いこと。
でも代わりの部品(ステム)の手持ちがないので、これから探すとして(間にあうの?笑)

また、ホイールは少し乗ってなじみを出した後、テンションを少しあげながら最後の仕上げを
するつもりでしたが、振れもほとんど出ていないし、このままでいいか(笑)

まあ、27日のレースまでに一通り、ネジの緩みのチェックぐらいは、やっておくことにしましょう。

今週も朝バンク練習に行ってきました。

先週は、練習用ホイールのタイヤが傷んでいた為、急遽、レース用ホイールを付けていきました。

体調がすごく悪かったわりに練習後、サイクロコンピューターを見ると
最高速50,7キロを記録していました。

ギヤ比も確認せずに走っていたのですが、あとでギヤ比を確認してみると、
かなり軽めのフロント49T、リヤ16T(3,0625)でした。

そこで回転数を計算してみると(タイヤ周長、実測約2057ミリ)

134回転(分)×3,0625(ギヤ比49÷16T)×2,057㍉(タイヤ周長)×60(分)で約50,648㌔/h

かなり軽めのギヤ比だったので今週は少しだけギヤ比をあげてみることに。
選んだギヤは47×15T(3,1333)

今日の最高速は51,6キロだったので

134回転(分)×3,1333(ギヤ比47÷15T)×2,057㍉(タイヤ周長)×60(分)で約51,814㌔/h

ほぼ、同じ回転数(134回転)でギヤ比をあげた分だけ(約1,16キロ程度)最高速が
上がったことになります(笑)
この勢いでギヤ比をどんどんあげて134回転で回せれば、かなりスピードが上がるはず・・・
なぁ訳ないか(爆)
でも49×15Tぐらいは回したいものです。

その場合、
134回転(分)×3.267(ギヤ比49÷15T)×2,057㍉(タイヤ周長)×60(分)で約54,031㌔/h
これでも、まあ、まあかなぁ(笑)
とりあえずプロテイン飲んで筋力つけなきゃ(爆)


[[attached(,center)]] ※※ブログ容量確保の為、画像を削除しました※※


例によって自分の画像はないので(笑)黙々と練習するクラブの「T橋さん」の姿を。

フレームは豊橋の競輪ビルダー、サイクルファクトリーオノさんの「プロシオン」

朝(7月19日)新聞を見ていると浜松市美術館で行われている
「古代エジプトの美展」が入場者数3万人を超えたという記事が載っていました。

そんな展覧会をやっているとは知らなかったので会期を確認してみると
7月21日(月)までとなっています。
ありゃー明後日まで?それなら「今日行かなきゃ行く時がない」
急遽、予定を変更して浜松市美術館に、いってきました。


イメージ 1

今回、展示されていたのはオベリスク(いわゆる記念碑?)、神官の棺等をのぞけば
小品が多かったですね。
でも、展示物は小さくとも見ごたえはあります。

浜松会場は残念ながら7月21日までですが、名古屋を含め、これから3ヶ所で展示されます。
お近くの方は是非、見に行かれては。



イメージ 2

素晴らしい物ばかりですが、その中でも
中央に赤く囲った二点が私の、お気に入り。
右の猫をかたどった物は大きいので見逃すことはないかもしれませんが
左の女性像は非常に小さい物なので見に行く人は、見逃さないでね(笑)

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