21日はkokoさん主催のカフェポタに参加させていただきました。
カフェポタの様子は例によってkokoさんとデモ鳥さんのブログを見ていただくことにして(笑)、
ここではコルサの気になったマスプロメーカーの参加車輌を取上げてみます。
ここではコルサの気になったマスプロメーカーの参加車輌を取上げてみます。
kokoさんのブログ http://blogs.yahoo.co.jp/koko_car_suki/47342368.html
デモ鳥さんのブログ http://blog.livedoor.jp/grantech/archives/992870.html
デモ鳥さんのブログ http://blog.livedoor.jp/grantech/archives/992870.html
今回は「くさやんさん」のツノダをご紹介します。
ほとんど走行の形跡もない良い状態です。
このツノダ グランプリも、最近、くさやんさんが発掘してきた物。
サイクルショップの店主が、昔、乗っていたものらしい。
資料をあたってみたところ、サイクルスポーツ誌1975年11月号に、そっくりな広告写真を発見。
現車と見比べてみても、そのものと言って間違いはなさそうです。
「ツノダ グランプリ 610RK」というモデルでした。
最近交換したタイヤ以外、完全オリジナルと言えそうです。
あえて違いを探してもペダルの形、WLの黒キャップ程度でしょうか。
ペダルもクイルとピスト?タイプの違いで時代的にはあっています。
ペダルはメーカーでの組み付け時からのものかもしれません。
WLはWL自体は同じ物でキャップが付いているかどうかの違いのように見えます。
ポンプの位置は単に取付位置の違いですね。
あえて違いを探してもペダルの形、WLの黒キャップ程度でしょうか。
ペダルもクイルとピスト?タイプの違いで時代的にはあっています。
ペダルはメーカーでの組み付け時からのものかもしれません。
WLはWL自体は同じ物でキャップが付いているかどうかの違いのように見えます。
ポンプの位置は単に取付位置の違いですね。
チェンホイールにスギノ マキシィⅡ、他はシマノ系でまとめられています。
前後変速機はシマノ600セット、ブレーキ本体はシマノ カンティ、
ブレーキレバーもシマノ製です。
リムはアラヤの26-1・8/3軽合でした。
前後変速機はシマノ600セット、ブレーキ本体はシマノ カンティ、
ブレーキレバーもシマノ製です。
リムはアラヤの26-1・8/3軽合でした。
サドルは、見慣れない物が使われていました。
「Great」「プロフェッショナル」「171GP」の文字が読み取れます。
これは「太陽」というメーカーの製品でプロフェッショナルは「ナイロンベース革張り」と
当時のサイスポカタログに書いてあったような記憶があります。
太陽は、ほとんど知られていませんが他に革張りでサイドの下部に穴のあいた
ブルックス ナロウB-15ふうの製品もありました。
最初のフレームデカールからハイテンションスチールが使われていた事がわかります。
バテットチューブという文字も見えますね。
2枚目の画像の「27」は何を表しているのでしょう?ホイールサイズは「26」ですし(笑)
泥除けステイを工具なしで簡単にはずせる工夫がされています。
画像の板状のレバーを操作すれば工具なしで泥除けステーがはずせます。
このグランプリの輪行形式はFフォークを抜くのではなく車輪、泥除けをはずし、
キャリアを折畳むという形式をとっています。
キャリアを折畳むという形式をとっています。
当時は輪行車というジャンルが流行しており、この自転車も
「脱着5分 12.5kgのランドナー」というコピーが前述の広告にも使われています。
(サイスポ75年11月号には特集記事で輪行車、12車種が紹介されています)
「脱着5分 12.5kgのランドナー」というコピーが前述の広告にも使われています。
(サイスポ75年11月号には特集記事で輪行車、12車種が紹介されています)
泥除けにもメーカーのツノダのデカールがあり泥除けもオリジナルである事がわかります。
この「ツノダ グランプリ610RK」は1975年前後の完成車ですが、
改造されている点も見受けられず非常に貴重な自転車だという事がわかりました。
改造されている点も見受けられず非常に貴重な自転車だという事がわかりました。
幸い、くさやんさんも、たいへん気に入っておられるようなので、この状態をこれからも
保って動態保存されていくでしょう。
保って動態保存されていくでしょう。
(次回は、まはろみつるさんのミヤタ ジュネス1976年前後?を予定しています)