以前、ケーブル式のスピードメーターを2回にわたって十数種類取上げました。
今回、数は少ないものの、また、面白いメーターが手に入りましたので
ご紹介したいと思います。
その1
http://blogs.yahoo.co.jp/corsa2003sp/23959909.html
その2
http://blogs.yahoo.co.jp/corsa2003sp/24977229.html
いままで+今回、ご紹介するメーターの中でも、とびきりの一品がこちら。
ご紹介したいと思います。
http://blogs.yahoo.co.jp/corsa2003sp/23959909.html
http://blogs.yahoo.co.jp/corsa2003sp/24977229.html
「VDO」 (ビドォーと発音?)
裏面を見るとスピードメーター側に「5.66」、時計側に「6 66」の刻印
がありました。
同型のメーターを、お持ちの関西のY氏にお伺いしたところ、これが製造年だそうです。
VDOは西ドイツの会社で自動車やモーターサイクルのメーターなどの製造で有名な会社。
左側が速度計。
針が右から左へ動くのが特徴です。
右側は、なんと時計。
手前のステーの切り込み部分をステムの引上げボルトに挟み込んで自転車に取り付けます。
上部に「MADE IN GERMANY」の文字が見えます。
ゴムスタンプの「26」の文字が見えますね、当然、26インチ車輪用ということでしょう。
その下の小さなステッカーには「26」「DM 33.50」の文字があります。
26は先のゴム印のとおり、車輪径でしょう。
「DM 33.50」はドイツマルク33.50でしょうか?
ちなみに他の面には日本の販売店で記入されたと思われる\4,500の文字がありました。
60年代の4500円だとすると、当時の日本では、
かなり高価なものだったという事がわかります。
目覚まし時計のように大型の物ですが機能的には他の物と変わるところはありません。
機能が変わらないと言うことは単に大きければよかったと言うことでしょうか?
そういえば70年頃?「大きいことはいいことだ」というCMがありましたね(チョコレートでしたか)
表示は速度、距離、回転計でライトもつきます。
でもいつも言うとおり、速度はともかく回転計っていったい・・・?
同じ速度でもギヤが違えばねぇ、当時はジュニアスポーツでも5段変速は当たり前なんでした。
それに表示数値が意味不明(笑)
50キロ出すと回転は400回転になるらしい(笑)
これも速度、距離、回転計でライトもつきます。
ただ、先のモデルに比べて非常にコンパクトな物です。
以前に紹介したものもサンヨー製は、たくさんありました。
サンヨーはライト、ブザー、スピードメーターなど自転車用品にも力を入れていたメーカーなんですね。
ケースの色使いも秀逸ですね。
このメーターの特徴は距離表示が縦であること。
デザイン上の特徴を出す為にわざわざこの設計を採用したのでしょうか?