先日、フロントフォークのコラムを切って欲しいと友人が訪ねてきました。
今回、私はブログで、この作業と便利工具を、ご紹介するべく画像を撮りながら、
ご指導することにし(笑)ご本人に作業してもらうことにしました。
ご指導することにし(笑)ご本人に作業してもらうことにしました。
フォークコラムカットの便利グッズ(工具)、パークツールのSG-6です。
パークツールにはSG-6の他、SG-1、SG-2があります。
SG-6は「スレッドフォーク切断ガイド」とカタログに書かれています。
それに対してSG-1、SG-2はスレッドタイプのフォーク用の工具となっています。
SG-1、SG-2はスレッドフォークを切断する際、非常に精密にカット出来ますし、カット後、
ガイド工具から外す作業で、一緒に、ねじ山も綺麗に、さらってくれると言う便利な物
ですがそれぞれ、各1サイズにしか対応していませんし高価ですから
一般的にはSG-6だけでOKでしょう。
私は、もう何年もSG-6でスレッドフォークもカットしていますが問題が発生したことは有りません。
それに対してSG-1、SG-2はスレッドタイプのフォーク用の工具となっています。
SG-1、SG-2はスレッドフォークを切断する際、非常に精密にカット出来ますし、カット後、
ガイド工具から外す作業で、一緒に、ねじ山も綺麗に、さらってくれると言う便利な物
ですがそれぞれ、各1サイズにしか対応していませんし高価ですから
一般的にはSG-6だけでOKでしょう。
私は、もう何年もSG-6でスレッドフォークもカットしていますが問題が発生したことは有りません。
SG-6には1インチから1-1/4のフォークコラム(パイプ類)をセットする事が出来ます。
ちなみにSG-6のカタログ値段は¥7,171円でした。(カタログが古かったら、すいません)
ちなみにSG-6のカタログ値段は¥7,171円でした。(カタログが古かったら、すいません)
SG-6にフロントフォークをセットします。
話はそれますが今回、持ち込まれたこのカーボン製Fフォーク、画像のように
保護用のスポンジ、ビニールが巻かれた状態で実測、330g程度でした(カット前)。
梱包なしなら楽に300g以下でしょうか?
こんな軽量なFフォークで選手が激しいレースを走るのですから
恐ろしい時代になったものです(笑)
保護用のスポンジ、ビニールが巻かれた状態で実測、330g程度でした(カット前)。
梱包なしなら楽に300g以下でしょうか?
こんな軽量なFフォークで選手が激しいレースを走るのですから
恐ろしい時代になったものです(笑)
工具にセットしたコラム部分のアップ。
赤い矢印部分のスリットにカナノコの歯が通ります。
切断位置を決めて、コラムにマーキングしたら矢印位置のスリット上から覗き込み、
マークが見える位置に固定します。
マークが見える位置に固定します。
位置を決めて固定したら後は切断するだけです。
確実に固定してあればパイプに対して垂直な切断が簡単に出来ます。
切りながら、ゆがんでいないか、など、切断位置を確認し直す必要はありませんし、
切ることに集中できます。
今回のようにカーボンパイプですと、あまり力任せに切るのは、お勧めできませんが
(繊維がバラけるものもある)アルミパイプなどは、ガンガン切って問題ないでしょう。
(もちろん、アルミでも加熱に注意)
またチタンのパイプはノコ歯が加熱し過ぎて、その結果、熱でノコ歯が、
なまってしまう事がありますので要注意です。
(時間をかけて切断し加熱し過ぎないようにするか、オイルなどをかけて冷却する)
(繊維がバラけるものもある)アルミパイプなどは、ガンガン切って問題ないでしょう。
(もちろん、アルミでも加熱に注意)
またチタンのパイプはノコ歯が加熱し過ぎて、その結果、熱でノコ歯が、
なまってしまう事がありますので要注意です。
(時間をかけて切断し加熱し過ぎないようにするか、オイルなどをかけて冷却する)
またまた話が飛びますが、
私が使っているカナノコ(ハンドソー)は「LENOX レノックス(米)」
これが、また大のお気に入り。
それまで使っていたカナノコに比べて精度が高く(ノコ歯の歪みがなく切断面の幅が最小限など)、
これを入手した時は(少々、お高かったのですが)本当に嬉しかったですね。
この、ノコギリについてはいずれ、また機会があったら(笑)
これを入手した時は(少々、お高かったのですが)本当に嬉しかったですね。
この、ノコギリについてはいずれ、また機会があったら(笑)
切断が完了したら、まずはパイプの切断面内部を仕上げておきます。
ホーザンの「バリ取りナイフ K-35」、この工具はパイプの内部のバリを取るのに非常に便利。
替刃には鉄工用、プラスチック用、万能型があり、付属しています。
最近は類似品がホームセンターなどでも売られるようになっているので一度、ご覧になってみては?
それほど高価なものではありません。
もちろん、バリ取りナイフでなくてヤスリを、かけてもいいんですけど(笑)
パイプの外側もヤスリでバリを取り、わずかに面取りもして綺麗に仕上げておきます。
以上でフォークコラムのカット作業は完了です。
このSG-6はフロントフォークコラムのカットだけでなくシートポスト、ハンドルバーの
直線部分のカットなど非常に重宝します。
もちろん、自転車以外のパイプ物のカットにも有効です。
興味ある方は、ぜひ精度の良い、カナノコ(ハンドソー)とセットで使ってみてください。
絶対便利ですよ。
直線部分のカットなど非常に重宝します。
もちろん、自転車以外のパイプ物のカットにも有効です。
興味ある方は、ぜひ精度の良い、カナノコ(ハンドソー)とセットで使ってみてください。
絶対便利ですよ。