コルサの毎日がヒルクライム

2015年09月

9月18日の検査で入院の勧告があるかと思っていたら結果が思いのほか良く
(と言っても、3か月後にまた検査)
連休に奈良史跡巡りサイクリングに行くことにしました。
(入院となっても入院前に行くつもりでしたが・笑)


シルバーウィーク最中ということで飛鳥駅周辺は大変な賑わいでしたが・・・
さいわい私が行くようなところは普段とそれほど変わりません(笑)


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まずは高市郡高取町の市尾墓山古墳。
右側が後円部で石室への階段、扉が見えます。

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6世紀初めの築造と考えられている前方後円墳で長さは66mほどある古墳です。
国指定遺跡で綺麗に整備されています。

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石室内部の様子。

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刳抜式家形石棺が置かれています。
石棺のふたの右角が白っぽいのは盗掘で破壊された部分を
修復した跡でしょうか?
被葬者は巨勢氏の一族、巨勢男人(こせのおひと)が有力とされて
いるようです。

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つぎは市尾墓山古墳のすぐ西隣の小高い丘にある市尾宮塚古墳。
天満神社の石段を登っていき拝殿の右裏手にあります。
(地形図などでみると、どう見ても左手方向に記載されているようにみえ少し迷った)
6世紀中頃の築造と考えられている前方後円墳。
全長約44mほどで画像の左手に前方部が広がっています。

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扉の隙間から撮影した石室内部。
ここにも立派な刳抜式家形石棺がありました。
石棺、玄室ともに赤色の顔料で着色されているそうですが・・・
そう言われれば岩などの所々が赤っぽいような。
石棺とふたの間には石材が置かれて浮かされているようです。
(もちろん、近年のこと)
この古墳も巨勢一族の古墳と考えられています。


ここからは近鉄吉野線に沿って巨勢谷を南下して行きます。

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引合餅と言う神事で地元では有名な川合八幡神社。

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川合八幡神社を通り集落に入ると
間もなく水泥南古墳(みどろみなみこふん)。
7世紀前半築造と考えられている円墳。
直径は約25mとそれほど大きくはありませんが・・・
国指定の遺跡となっています。

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この古墳には二つの刳抜式家形石棺が収められていますが手前の石棺の
蓋には蓮華紋が刻まれており仏教文化との関わりが考えられ注目されています。
(国指定となった理由?)

なお、水泥古墳は、この南古墳の他に北古墳(水泥塚穴古墳)もありますが
個人宅の敷地内であり原則、見学出来ません。

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水泥古墳で折り返し、吉野口駅の北で巨勢寺の跡を探すことにします。
巨勢寺は、かつて大いに栄えたようですが現在は小さな大日堂の前に
礎石を残すだけとなっています。

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みたところ、やはり巨勢寺塔跡(塔心礎)が残るのみ。

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ただし、大日堂の礎石は建物の規模の割に礎石が立派なので、かつての
巨勢寺の建物の礎石を利用しているのかもしれません。

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今日は奈良県泊なので・・・夜まで、まだまだ探索するつもり。
この後は国道309号線、大口峠を越えて葛城の古墳を巡ります。

前回、古典ピスト走行会(リハーサル)を行ったと書きましたが
実は、同時にイタリアンピスト走行会も行いました?(笑)

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滝ちゃんが乗ったファジン、つい最近製作され日本に入荷した
フレームです。(2015年式?)

最近のピストらしくストレートフォークを採用しています。
部品はいにしえ?のカンパチェンホイール、チネリピストハンドルなど
を使っています。
現在のホイールは借り物でカンパのピスタホイールの入荷待ちとのこと。
(新旧部品でまとめるということらしい)
日本では、ほとんど知られていませんが聞いた話では、結構な歴史を持つ
フレームビルダーで、どうやら世界選手権でチャンピオンを取ったことも
あるようです。
(種目は不明ですがピスト競技らしい)
現在にホイールは借り物でカンパのピスタホイールの入荷待ち。

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前回の古典ピスト走行会でも、ご紹介した私の乗ったデローザピスト。

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実は古典ピスト走行会(リハーサル)とイタリアンピスト走行会の
合計参加者は3名、
そして実際走ったのは2回の記事でご紹介した
デローザ、シルク、ファジンの3台でした。

以前から古典ピスト走行会を行いたいと思っていますが競輪場を
借りることはなかなか難しく実行出来ていません。
(公営ギャンブルの舞台なので一般人を走らせる事は基本、考えていない為)

今回は朝練習の時間に古典ピストを持ち込み「古典ピスト走行会」の
リハーサル???を行いました。
(ただ古いピストで走っただけですけど)

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今回、自分が持ち込んだのは最近時々乗っているデローザ。
1977年ぐらいのフレームだと思われます。

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今回、T氏が持ち込んだのは国産古典ピストの王道?
片倉シルク スピードマスター。
1970年前後のフレームかと思われます。
詳細については以前、書庫「友人の自転車たち」に3回ほどにわたって
取り上げていますので興味ある方はご覧ください。

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今回は乗らなかった以前、ご紹介したチネリ スパーコルサ ピスト。

実は、古典ピスト走行会、予行演習に参加したのは二人だけ、
参加した自転車は3台のみでした。

スチールフレームのピストであれば50年代から現在まで、
ほとんど変わり映えしない???ピストレーサーですが
(もちろん年代によってスケルトンも部品にも違いがありますが)
いつか、もっと台数を集めて走行会を行いたいと思います。

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前回の画像と見比べてみてください。
かなりのアルミ腐食が出ていたアルミリムもこの仕上がり。
錆びていたはと目も綺麗になりました。
(画像ではわかりませんが磨いても取れない深い腐食痕は所々にあります)
ただ、新品時よりも綺麗?になってオーバーレストレーション(やり過ぎ?)
かもしれません。
適度に表面が枯れてきて?ちょうど良くなったところでそれを
維持するように手入れすることにしましょう。

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1972年製のカンパ レコードピストハブ。
イタリア部品のホイールとタイトルに書いていますが・・・
目ざとい人には「スポークが国産じゃん」と突っ込まれそう。
スポークぐらいは勘弁していただきたい、またはイタリアのピストに似合う
適当なスポークをお持ちでしたら譲っていただきたい(笑)

この頃のカンパハブは、もともと綺麗な仕上げなので少し磨いても、
こんなに光ってしまいます?(笑)
自分は基本、「新品状態より綺麗に仕上げない主義」?です・・・
(もちろん、とことん綺麗に磨く楽しみ方を否定するものではありません)
いくら、もともと綺麗な古いカンパレコードハブと言っても、これは綺麗に
なりすぎてしまったかも。
これもオーバーレストレーションですね。
これも適度に枯れるのを待つとしましょう、と言いながら一応、表面保護の為、
軽く車用の液体ワックスを塗っておきました(笑)

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タイヤを貼る方法はリムセメントかリムテープにするか、まだ決めかねていますが
古いリムセメントもはがしておきました。
これはグラインダーにスチールブラシを付けて力ずくではがしています。
その為、リムにもかなりのキズが。でもリムセメントにしろテープにしろ、
このキズで食いつきが良くなるのではと。

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ほとんど乗っていないものの回転が思ったよりスムーズでは
なかったので(適度に乗っていた方が回転もよかったかもしれません)グリスを注入。

デッドストックを使う前にオーバーホールした時のグリスは見た目、
それほど劣化しているようではなかったので分解洗浄はせず、グリスを
追加するだけにとどめました。
(手抜きと言った方が適当なのかも)
思いきりたくさん?注入し後で、はみ出したグリスをふき取る作戦。
使っているグリスはデュラエースなどより、うんと粘度が低く
「回転が軽く感じる」もの。
以前、ベアリングを購入した時にベアリングメーカーでいただいたものなので
銘柄は不明。
油膜はデュラの方が強いと素人には思えますし粘度が高くないので雨の
レースなどには向かない気がします。
でもなんといっても、回転の軽さ(感)に通じる、その「ゆるさ」が逆に
魅力ではあります。


これで、作業は終了。
(あとはどんなタイヤをどうやって貼るか)
分解、磨き、組み立て、振れ取りで8時間弱。
(磨きも手磨き)
やはり自分の場合、分解して磨いたほうが効率がよかったと思います。
でも、まだ磨かなければホイールが3台分ありますけど(笑)

10年ぐらい前にデッドストックのイタリア部品で組んだピスト用ホイール。

ピストにはちょくちょく走りに行っていても国産部品の軽いホイールばかり
使っていたので、あまり使う時がありませんでした。
少しづつ輝きを失っているのはわかっていましたが・・・
気が付かないふりをしていました(笑)

先日、取り出してみてみると思った以上に劣化していて、びっくり。
これ以上はほっておけないとレストアすることにしました。

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自分の場合、自分でホイール組、振れ取り出来るので効率良く磨く為、
バラシてしまってから磨くことにしました。
ハブは、こんな具合に万力に「ハブシャフトつかみ」で固定して磨くと
手磨きでも作業が早い。

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リムもこんな具合。
(もちろん右が磨き始めた方で左はこれから磨きます)
表面だけではなくポツポツと深そうな腐食も出てしまっていますし、
はと目も赤く錆びてしまっています。

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万力に手作りの木製アタッチメントを付けてリムの損傷を防いで磨きます。
この画像のように万力でリムを挟むと作業がしやすいのですが万力の固定トルクに
気を付けた方がよいでしょう。
チューブラリムは構造上、軽くても比較的丈夫なのですが古いアルミの
クリンチャーリムには材質が柔らかい物があり、またその構造上、
変形してしまうものがあります。
(一度、超貴重なWOリムが変形してしまい泣きました)

スポークはステンレス製なのでボロ布でこすり磨くだけ。

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真鍮のニップルもかなり表面に腐食が出ていたので、こんな風にして磨きました。
プラスチックの容器にピカールを入れシェイク、シェイク、振り回します(笑)

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ニップル通しがぶつかり合って適度に綺麗になります。
ただし、ぶつかりあって磨かれるだけですので細かな傷が残るのでピカピカに
磨きたい人には向きません。
(ピカピカに磨くなら組んだ状態で作業したほうが良いでしょう)
画像の状態の後、一つ一つ取り出して布でふきながら磨けば綺麗に
光るかもしれませんが・・・
私は、このまま灯油を入れて洗い流してしまいます。

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最近アルミ磨きに使っているのはマグアイアーズ(メタルポリッシュ)という研磨剤。
皆さんおなじみのピカールより「光る」と思います。
ただし、コスト的にはピカールよりずっと高いので広い面積を磨くときは
ピカールである程度まで仕上げて、その後これを使っています。
余談ですがマグアイアーズは洋菓子のような匂いに好みがわかれるところですが
多くの研磨剤に比べて一般的には受け入れやすい匂いだと思います。
(最近、販売ルートが変わったのか、取り扱いが終了している店が多いようですが)

※つづく

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